エンターテイメント
2018.11.27

【日本の女子のリアル!本】みんなが「こんなもんか」とあきらめないですむように…

自分が「女の子」とか「女性」だからって理由で傷ついた経験はない? なんかもうそれが当たり前すぎて「そういうもんだから」と受け入れなきゃやってらんなかったりもするよね。でも、最近ちょっと変わってきてる気がしない? 「女の子」だからって理由で無理矢理自分を変えたりしなくていい。そう思わせてくれる本をお届けします!

すべての「女子」に読んでほしい! 連載開始から話題のマンガ

連載スタートからSNSなどで話題のマンガ、もう読んだかな? ついにコミックス1巻が発売されたよ!! 学校でひとりだけスラックスをはいて登校する女子生徒、神山仁那。仁那にはアイドルグループのセンターだった過去が。でも、ある事件をきっかけに芸能界を引退して高校生活を送っています。連載してる『りぼん』の編集長が「このまんがに、無関心な女子はいても、無関係な女子はいない」と語る作品。必ずあなたにつながるセリフやシーンがある! つづきが気になるコは『りぼん』でチェック★

『さよならミニスカート』1巻 牧野あおい ¥440/集英社

マジメに働いてた人がいきなり家も仕事もなくす現実!?

主人公は文房具メーカーで派遣社員として働いてる26歳の愛。派遣社員よりも収入が安定してる正社員になる予定が、会社の都合で仕事を失い、家もなくすことに。マンガ喫茶で寝泊まりしながら日雇いの仕事でどうにか生きていくけど……。普通の大学を出て、マジメに働いてた人が、いきなり家も仕事も失うのって、自分が悪いの!? 実は男女の平均収入格差がまだまだ大きい日本。「働く」とか「お金を稼ぐ」ことについて女性が置かれてるキビシイ現実をたくさんの人に気づいてほしい!

『神さまを待っている』畑野智美 ¥1600/文藝春秋

今も昔も変わらない……。女のコにかけられた「呪い」から自由になろう!

浦島太郎に玉手箱を渡しておじいさんにしちゃう乙姫。結婚を迫る男たちにムチャなプレゼントを要求して、結局月に帰っちゃうかぐや姫。日本の昔話に出てくる「女性」って結構「ヤバい」人が多い……? でも、友達とおしゃべりするみたいに、人生をのぞいてみると、物語で勝手に押し付けられた「役割」とは違った「ひとりの女性」のキャラが見えてくる! 読んでるうちに自分も知らない間にかかってた「女のコはこうじゃないと」「女はこうあるべき」って「呪い」から自由になれるはず!

『日本のヤバい女の子』はらだ有彩 ¥1400/柏書房

構成/古川はる香

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