神尾楓珠の“ブランケット男子”にキュン♡ドラマ『くるり～誰が私と恋をした？～』

ーー朝日と似てるところはある？

「朝日は記憶喪失のまことをサポートすることが多いんですけど、僕も友達が悩んでたりすると、多少無理してでも会いに行って話したりするので、そこがちょっと似てるなと思います。でも、演じていて、朝日は本当にいい人なんだろうな…と思っています」

ーースーツ姿が似合ってます♪

「基本的に朝日はスーツを着ていますが、ここまでスーツを着る役というのは初めてなので、新鮮です。僕は普段ちょっと姿勢が悪いんですが、スーツを着るとずっと背筋を伸ばしてるんで、しんどいときもあるんですけど（笑）。でもピシッとしますね。朝日は包容力のある“ブランケット男子”と言われていて、監督から表情を大きく動かしてほしいという演出があったので、それも今までないことでチャレンジだなと思って演じてます」

ーー神尾くんは、朝日のように人に尽くす感じなの？

「そういうところもあると思います。わかりやすい例だと、友達とちょっと遠出するときは、僕が基本運転することが多くて、一緒に行く友達全員の家に迎えに行って、帰りも全員を送って帰ります。でも、それは僕には当たり前のことだから、特に意識はしてないです」

ーー現場で楽しかったエピソードは？

「まこと（生見愛瑠）の友達・平野香絵役の丸山礼さんとのシーンがあったんですけど、僕も生見さんも瀬戸さんも、笑いをこらえるのが大変でした。ドラマに関係のないキャラクターになりきってミニコントみたいなのを撮影の合間に自然と始めるんですよ。それがもう面白すぎて誰も止めないから、ずっとやってるんです（笑）。ずっとやってるのもすごいし、その笑いがじわじわきて面白くて。瀬戸さんがちょっとそのコントに乗っかったけど、僕はちょっとその勇気はなかったです（笑）。本当に丸山さんのおかげで、楽しくなっている部分もあると思います」

ーー共演者の人たちとどうやって仲良くなったの？

「一緒に撮影している方が楽な気持ちになってもらえたらいいなとは思うので、自然体でいることは意識していますね」

ーー瀬戸さんからはよくツッコミを入れられると聞きました。

「瀬戸さんは最初からコミュニケーションをとってくださったので、すごくありがたかったですね」

ーー神尾さんが考えるSeventeen読者にぴったりな友達の作り方のアドバイスを教えてください！

「共通の趣味とかの話をするのが、一番強いなとは思いますけど…こっちがさらけ出さないと、向こうもさらけ出してもらえない気がするので、まず自分をさらけ出して“自分がこういう人間だ”というのを知ってもらうのが大事だと思います。僕も20歳くらいまでは、ちょっと照れくさくて、自分から話しかけに行くことが恥ずかしいと思ってました。でも、最近は自分から行くようになりました。だから、今、思いきってまず声をかけることができたら、学生生活も楽しくなると思います。やっぱり、友達がいるだけで、学校も楽しいです」

ーードラマでは公太郎、朝日、律が恋のライバルになっていきそうだけど、実際は誰が恋愛コミュニケーション力が高そう？

「コミュ力だったら、やっぱり瀬戸さんが高いと思いますね。丸山礼さんのミニコントにすっと入っていけるのとかも、やっぱりすごいなって。そのノリの良さは、ちょっと勝てないなと。あと瀬戸さんは声がすごくいいのでちょっとずるいなと思います（笑）。琉弥はあのミステリアスな顔立ちと、笑った時のギャップがすごくて、それは恋でもすごい破壊力だと思うので、やっぱり琉弥にも勝てない…。自分が一番負けていると思います（笑）」

ーー最後に朝日を演じてのおすすめを！

「ドラマではミステリーの要素もあるので、朝日も普通に会話してる中でちょっと切ない表情を浮かべるみたいな…ことが結構多いので、演じていて感情の作り方がちょっと難しいなと思う部分もあります。話がこれからどうなるのかわかりませんが、１話を見てすごく面白かったので、ちょっと自信になりました。ぜひこれから先も見てください」

PROFILE　神尾楓珠（かみお・ふうじゅ）1999年1月21日生まれ。東京都出身。ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』『左ききのエレン』（2019）、『いいね!光源氏くん』（2020）、『顔だけ先生』（2021）、『ナンバMG5』『オールドルーキー』『階段下のゴッホ』『17才の帝国』（2022）、『真夏のシンデレラ』『いちばんすきな花』（2023）、映画『20歳のソウル』『恋は光』（2022）などに出演。
 

＜ストーリー＞

指輪職人への道を歩み始め、やる気をみなぎらせていたまこと（生見愛瑠）だったが、自分が想像以上に不器用だということに気づかされ落ち込んでいた。そんな中、公太郎（瀬戸康史）のフラワーショップを訪れたまことは、自分のうまくいかない状況を相談する。公太郎と話すうち、まことは記憶を取り戻すきっかけになるかもしれないと、自分が転落した場所に行くことを決意。心配する公太郎と一緒に事故現場に赴くと、そこになぜか朝日（神尾楓珠）が現れて…⁉　いっぽう、律（宮世琉弥）はまことに会うためにリングショップを訪れる。ここで働いていることを知らないはずの律の来店に怯えるまことだったが、まことのリングが律の指にもぴったりとはまることが判明。公太郎、朝日、そして律。指輪がぴったりとはまる男性が3人もいることに、まことは困惑し…⁉　そして、律の狙いが見えてきて…。

出演：生見愛瑠　瀬戸康史　神尾楓珠　宮世琉弥　ほか

火曜ドラマ

『くるり～誰が私と恋をした？～』

毎週火曜夜10時～　TBS系

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