飯豊まりえちゃんが答える「初めての彼氏」のお悩み♡

おたがい初めてで、何をするにもどうすればいいかわからなすぎて、「付き合うって、何！？」状態です……。（優・高1）

あら！　おめでとう！　私の考える＂付き合う＂とは「相手に求めて、自分も相手から求められたことにこたえる」ってことかな。あと、向き合うよりも同じ方向を見つめるような関係が理想。きっとどうしたらいいかわかんなくて、動けないんだよね。「これをしたら相手がどう思うかな？」って不安になるよね。でも、相手がどう思うかなんて、考えてもわからない。動かないと進まないんだから、思い切って動いちゃおう。具体的には、もうやりたいことを言っちゃえばいい。例えば、手をつなぎたいんだったら、家に帰ったあとに、「今日、手をつなぎたかったな」って伝える。LINEでいいよ。もうこれで、次は絶対つないでくれるはず！　きっと彼だって「いいのかな……？」って迷ってるだけだもん。あなたがつなぎたかったことを知ったら「いいんだ！」って思って、勇気を出してくれるはず。明日生きてる保証がある人なんて、どこにもいないんだから。寿命のこと考えたら、焦らない？　１分１秒なるべく長く、彼と楽しんだほうがいい！　彼と共有したほうがいい！　そのために、動こう。

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　初めての場所に行くのって、不安だよね。私も、新しい作品に入るとき、今でも不安。でも、何で不安になるかっていうとね、自分に高望みしてるせいなんだよ。「自分は初めてのことでもできるはず」「ちゃんとやらないと」って思ってるから、プレッシャーになるの。「初めてなんだから、できなくて当たり前だ」って自分を許してあげると、すごく楽になるよ。　昔、自分と真逆のような役を演じたとき、どうしてもうまく役に入れなかったの。どうすればいいのかわかっているのにできない。監督の期待に答えられない。パンパンになって、余裕がないまま、がんばって演じてた。そのときに、まわりの大人の人たちに「できないのは当たり前だよ」って言ってもらえて、スッと心が軽くなった。「自分はもっとできるはずなのに」って思いすぎて、考えすぎて、から回りしてたんだよね。そのときに、自分のハードルを下げることって大事だなって気づいたの。　あと「がんばるぞ！」は、けっこう苦しくなるんですよ。初めてのことには、「楽しむぞ」「いいほうに進むぞ」って気持ちで飛び込んだほうがいい。できないことを認めて楽しんだほうが、絶対に伸びるから！　誌面ではほかにもいろんな「初めて」のお悩みに答えてるから、そっちも見てね♡

撮影／小川健（will creative）　スタイリスト／高野麻子　ヘア＆メイク／白水真佑子（roraima）　モデル／飯豊まりえ（STモデル）　文／東美希（Seventeen5月号）