芽郁ちゃん＆でぐたんの２ショットも♡ドラマ『君が心をくれたから』がついに終盤！

「お兄の前からいなくなってください！」。これまで二人を応援してくれていた太陽の妹の春陽（出口夏希）が、雨（永野芽郁）に涙を流して訴えた!?　彼の命を救うため自分の五感を差し出すという、過酷にして切ない奇跡のドラマ『君が心をくれたから』がいよいよ終盤に向かって物語が大きく動き出したよ。ST読者としてしては、芽郁ちゃん＆でぐっちゃんのOGの共演にワクワクもしつつも、二人の胸に迫る演技にグッときたんじゃないかな？　そんな春陽を演じるでぐっちゃんに会ってきた！　ドラマのこれからのこと、芽郁ちゃんとの共演のこと聞いたよ！

STでは見られなかった貴重な２ショット♡

Q.　芽郁ちゃんとの２ショットシーンはST的にはアガります！

「SNSでもそんな書き込みを見かけます。ST㋲の方との共演は、STの頃から応援してくれるファンの方に喜んでいただけて、うれしいです。永野芽郁さんとは学園祭とかでお目にかかったことはあっても、STでの撮影が一緒になったことがなかったので、お話しするのも今回が初めてだったんです。いつもパーっと華やかな笑顔で話しかけてくださるので、ふぁ〜♡ってなります！　二人だけのシーンは結構あります。ほっこりする場面も多かったんですが、自分の思いをぶつけていく場面もあったり。二人のシーンは、永野さんはST㋲としても、俳優としても、すごく先輩ですし、やっぱり緊張しますね。でも今日はメイク中に、“むくんでしまうんですけど、でもラーメンも食べたいんです！”って話をしてました（笑）」

花火師さんの事務所は、撮影の合間もアットホーム！

Q.　あらためて、演じている春陽のこと紹介してください！

「春陽は家族思いの子です。強くズバズバ言っちゃうとこもあるんですけど、すごく優しくて周りが見えてる子だなと思います。家族の中で実は一番大人って感じもしますね。小さい頃からお母さんがいなかったというのが大きいんだと思います。お父（遠藤憲一）とお兄（山田裕貴）はあの感じなんで、私がしっかりしなきゃなって育ったんだろうなぁと思います（笑）」

Q.　春陽を演じる難しさはどんなとこ？

「声も大きいし、話すテンポも早くって、一気に話すので、そのテンションの高さとか会話の間には苦戦しました。大きい声を出すこと、テンションを落とさないこと、には気をつけて演じています。会話のテンポもいつもより早くしています」

Q.　いつも明るい春陽が、８話ではちょっと違った表情を見せてた！

「今まではお兄のため、お兄と雨ちゃんのために動いてきた春陽だったんですけど、８話は自分のため、お父さんお母さんが守ってきた朝野煙火工業のために動いています。今までとは違う春陽でしたね。ちょっとひどいこと言ってるかもしれない、でも、と思いながら演じました。自分の中ではちょっと辛く感じる部分もありました」

Q.　春陽は「朝野煙火工業」のみなさんとのシーンが多いですね

「そうですね、カットがかかった瞬間にみんなでいっぱい話して、みんなで大爆笑したりしてます！　若い子に流行ってるポーズ教えてと聞かれて、私もあんまりわからないんですよ〜とか（笑）。でも、そういえば首筋ピースってのがありましたよ、ってやってみたら、何それ何それ!?そんなのあるの？　じゃ、でぐっちゃん肘ピースとか作っちゃえば！って山田さんがおっしゃったり（笑）。いつもそんな感じで、机を囲んでみんなでお話をしてます。
撮影が最初の頃はちょっと緊張していたんですけど、お父ともお兄ともいっぱい話せるようになって、今ではあの部屋がすごく居心地が良くなりました！　朝野煙火工業のシーンのムードメーカーは、山田さんかなぁ？　急にスイッチが入って面白いことをしてくださるんで、それを見ていると楽しくなります！」

最後に神様が登場して、五感をエイッ！って治してくれる!?

Q.　ラストどうなるのかハラハラですが、でぐっちゃんの希望的ハッピーエンドを聞かせて！

「撮影しながらも、最後どうなるんだろうってずーっと思っていて。五感を失くした雨ちゃんを、お兄がずっと見守っていくのかなぁ？とか。いちばんいいのは、こんなにも思い合ってる二人なんだからって、これまでずっと見ていた神様が“エイッ！”って治してくれたらいいですよね（笑）。ドラゴンボールみたいに、実は春陽がボールを集めてて、お兄のために！って出したりして（笑）。でも本当にハッピーエンドになってほしいですよね。お兄も雨ちゃんも、周りのみんなも、ここまでみんなつらい思いをしてきたから、ハッピーエンドになってくれるのが春陽としてはうれしいんですけどねぇ。もう、神様〜！って感じです（笑）」

Q.　では、最終回に向けての注目ポイントを教えてください！

「最後までハラハラさせるかもしれないですね。でもやっぱり、お兄と雨ちゃんがどうなるのかを、陰で支えている私たちも含め、見守ってください！」

五感を失うことは、夢も想い出も失うこと!?

＜これまでのストーリー＞

●二人の出会いは、赤い傘

2013年長崎。高校１年生の雨（永野芽郁）は自分に自信が持てず、人とは関わらないように生きていた。ある日、傘がなくなって困っている雨に、赤い折りたたみ傘を差し出す高校３年生の太陽（山田裕貴）。たびたび自分を気にかけてくれる明るい太陽に次第に心を開く雨。やがて、雨はパティシエを目指し東京へ、太陽は地元で家業の花火師の修行と、離れ離れに。10年後の再会を約束して。

●再会した二人に訪れた”悲劇”と”奇跡”

10年後、長崎に帰省した雨はパティシエの夢に破れていた。太陽もまた自分の色覚に問題があり”赤”が見えないことで師匠である父と衝突していた。葛藤を抱えながらの再会だったが、お互いに夢に向き直すきっかけとなる。そんな喜びも束の間、太陽が交通事故にあう。そこに、あの世からの案内人・日下（斎藤工）が現れ、雨に”奇跡”の提案をした。「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」と。交換条件を受け入れた雨のおかげで、太陽は奇跡的に命を取り戻した。

●最初に失われたのは「味覚」

３ヶ月かけて失われていく雨の五感。まず「味覚」が失われた。それはパティシエになる夢を諦めることを意味していた。次に「嗅覚」、さらに「触覚」を失っていく。五感を失うことは、感覚だけではない大切なものを失って行くことを知る雨。

●過酷な奇跡の真実を知らされた太陽

一緒に暮らす祖母との別れ、断絶していた実母との再会と和解、つきあうことになった太陽との暮らし。五感を失いつつ、雨の人生は少しずつ変化していく。そして、雨は、太陽を傷つけまいと黙っていた”奇跡”との交換条件を話す決断をした。ショックを受け自分を責める太陽。しかし、厳しい現実を変えることはできない。そして、あとひと月で次は雨の「視覚」が失われることに。

●花火師をやめる決意する太陽、太陽と別れる決意をする雨

太陽は、桜まつりで自分の作った花火を雨に見てもらい、それを最後に花火師をやめて、雨を支える人生をおくろうと決意して雨にプロポーズすることに。父（遠藤憲一）と妹の春陽（出口夏希）にその報告をすると共に、雨が五感を失ってしまうことも告げた。しかし、実は花火師をやめることを決めている、と市役所の司（白洲迅）との会話で知ってしまい、これまで溜め込んでいた気持ちを太陽にぶつける春陽。そして、雨を訪ね兄の前からいなくなってほしいと訴えた。

●婚姻届を書き、二人だけの結婚式をしたけれど…

春陽の訪問で、太陽が自分への責任を取るため花火師をやめると悟った雨。先延ばししていたプロポーズの返事をし、婚姻届も書いた。でも、太陽には内緒にしてそれを提出しなかった。自分の「視覚」が失われるまでのひと月をタイムリミットに、ひとり長崎を離れようと決意していたのだった。

最終回までの”勝手に”注目ポイント！

★あの世の案内人とは、何者なのか
起こした奇跡の見届け人である、あの世の案内人・日下（斎藤工）と千秋（松本若菜）。冷酷な雰囲気の日下とは対照的に、最初からずっと温かく雨たちを見守ってきた千秋が、実は太陽と春陽のお母さんだとわかった８話！　日下も少しずつ優しくなってきた気もするし、案内人って死神じゃないみたいだけど、じゃあどんな役目で雨と太陽の前に現れたのか！

★さくら祭りで太陽はどんな花火を上げるのか
雨が視覚を失う前に自分の作った花火を見せたいと思っている太陽。その願いは叶うのか。自分の一番大切な10秒を託すようアドバイスを受け、太陽は花火を上げるのか。春陽の「朝野煙火工業」と家族への熱い思いはどう着地するのか！　春陽ちゃんにも花火師になってほしいなぁ。

★雨は失った五感を取り戻しちゃったり……しない!?
太陽くんの命を救う代わりに差し出した五感だけど、3ヶ月かけてじっくりひとつずつ失わせたのには何か意味がありそうな気がしない？ってことは、その意味を雨が理解できれば、まるっと五感が返ってくる！なんてことだってあるかもしれない!?

★春陽と司さんってお似合いじゃない？
会社のこと、お父さんとお兄ちゃんのこと、雨ちゃんとお兄ちゃんのこと、とみんなのことを思って奮闘してきた春陽ちゃん。優しくってイケメンな市役所職員の司さん（白洲迅）さんといい感じになってほしいなぁ。な〜んてのは、ST的妄想♡

最終回までハラハラとドキドキを楽しみたいね！