ライフスタイル
2020.04.25

アプリで編集部見学Part3★インスタでの質問に編集K&Tがお答え!

インスタで募集したST編集部への質問に、編集K(6年目)&編集T(4年目)がお答え! その名も「アプリで編集部見学」★ 早くも第3弾なのだけど、想像を超えるたくさんの質問をいただいた&view数が多くて担当2人も驚いてます(笑)! 今回も、みんなからの質問に、ときには長文で答えてますよん♡

Q 雑誌のデザインやレイアウトはどう思いついているの?

編集K:まずデザインをデザイナーさんにお願いする前の段階で、絵コンテ(紙に絵をかいて1ページに何カット入れるか、どう撮るかをざっくり書いたもの)をかいています。その絵コンテをかくときにすごく悩みながら"どういうビジュアルで見せたら企画に合ってかわいいものになるか“をめちゃくちゃ考えます! STのバックナンバーや、ストックしてたかわいいレイアウトやデザインをひっぱりだしてインスピレーションをもらうこともあるよ! 実際に撮影を終えてデザイナーさんにお願いするときには、それまでに自分が頭の中で描いていたイメージを提案します。とはいえとても素敵なデザイナーさんたちがSTをつくってくださっているので、絶対に入れたい要素とざっくりとしたイメージだけをお伝えして、あとは何度も相談しながら進めることがほとんどです!

編集T:どんなレイアウトやデザインがいいか悩んだときは、編集部にあるSTのバックナンバーを見てイメージに近いものを探したりしているよ! デザイナーさんにがっつりと相談するときもとても多いです。いい案を出していただけるので本当に頼りにさせていただいてます!

5月号で編集Kは「春のメジャーコーデ」などを担当、編集Tは「春のカヤカジ日記。」などを担当しているよ。ぜひ誌面でデザインまでじっくりチェックしてね!

Q 雑誌づくりの全部を編集部員さんだけでやっているんですか?

編集T:いいえ!! ここまでの回答にいろんな方が出てきているように、たっくさんのかたが関わってくださっています!

編集K:編集部だけでは雑誌をつくる紙も用意できなければ、おしゃれなデザインもできず、機械がないから印刷だってできません! モデルはもちろんだけれど、素敵なコーデを提案してくださるスタイリストさん、モデルをよりかわいくしてくれるヘア&メイクさんやカメラマンさん、ロケ撮影のときのロケバスさん、誌面をレイアウトしてくださるデザイナーさん、誌面をチェックしてくださる校閲さん、雑誌を刷る印刷所のかたがた、Seventeenを全国に届けてくださる取次さん、ふろくがつくときはその制作会社さん……挙げ始めたらキリがないほど膨大な数のプロたちが関わってくださっています。日々感謝♡

Q 編集部は何人いるんですか?

編集T:現場が8人、副編集長が2人・編集長が1人です!

編集K:ざっくりとした説明だけど、現場とはページを実際に担当する人、副編集長は現場のつくるページの監督者、編集長はページを監督するとともにST全体をどうしていくかを決めるボスだよ。Seventeenはファッション班とヒューマン班に分かれて担当していて、TもKもファッション班です♪

Q やっぱりみなさんお洋服やメイクが好きなんですか?

編集T:おしゃれに興味がない人はいないと思います! でも、全員が超最先端のおしゃれさんってわけでもないです(笑)! それぞれ自分の好きな服装やメイクをしています。おしゃれのプロというよりは、いろんなおしゃれをやってみたいし、自分の好みもあるっていう読者のみなさんに近いと思います!

写真は編集Kのコスメ収納スペースのごく一部です。Kはコスメを収集するのが好き! 収納、あまりきれいじゃなくてごめんね(笑)

Q 編集としての仕事を始めたきっかけを教えて欲しいです。

編集T:働くことが人生の時間の多くを占めるなら、これから社会を作っていく若い人たちを元気にするような仕事がしたいなあと思っていたのと、若者って好きなことがどんどん変わっていくし世の中の流行を作ってて面白いよな〜とずっと思っていたので、10代の人たちと関わる仕事がしたかったのがひとつ。あとは自分がこれまでずっと継続的にやってきたことって雑誌を読むことだな、雑誌を読むことって私の人生に欠かせないものだな・好きなんだなと思って、STの編集者を目指しました!

編集K:「何かを世の中に発信できる人になりたい」と思って、(他社だけど)雑誌の編集部で大学時代にインターンをしていたの。そのときに海外セレブニュースのWEB記事を担当していて。構成を考えたり文章を書いたりした結果、アクセス数が伸びた!とか反響があった!ということが嬉しすぎて、そのままの流れで就活のときに出版社を受けました。中でも集英社に入りたい気持ちが強かったのは、アメリカに住んでいた小学校のころ日本から輸入されていたSeventeenを読むのが何より楽しかったから。結果としてST編集部で働けていてとっても幸せです! 

裏話→2000年代のセブンティーン夏の学園祭に読者として参加して、当時STモだった鈴木えみさんのサインを当てた経験があるの! 勝手に、「集英社とは縁がある!」と思って強気で面接にのぞんでました(笑)。

Q やりがいはなんですか?

編集T:読者のかたに喜んでもらえること!! 反応を生で感じられる読者イベントは、いつもめちゃくちゃ感動してしまいます。

編集K:私も、イベントで読者のみんなが歓声を上げてくれるときいつも感動で震えてます! あと、ティーンって少女から大人へと羽ばたいていく本当にキラキラでまぶしくて、あっという間に終わる尊すぎる時間。その年齢である読者のみんなとがっつりと向き合うって、ふつうはなかなかできない経験だなと日々思ってるよ。どんな大人に会っても「今の若いコはどんな感じ?」ってすごくリサーチされるもん(笑)!

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