人気声優さんの「声で聴く」名作小説も♪【ナツイチ2021】

去年も大好評だった人気声優さんによるナツイチ作品の朗読が「よまにゃチャンネル」でアップされてるよ！　前編は「よまにゃチャンネル」で誰でも視聴OK。気になる後編はそれぞれの本の帯についてる二次元バーコードから聴けるんだって。「よまにゃチャンネル」はコチラから。過去の更新作品も聴けるYouTube版「よまにゃチャンネル」も。

江口拓也さんと西山宏太朗さんが2人で朗読してくれるのは「デート」がテーマの短編集。「デート」っていっても恋愛がらみじゃなく、両親が離婚してから月に一度おじいちゃんとデートするJCの物語だったり、保育園の先生と園児だったり、関係はいろいろ。どんなデートも待ち合わせのワクワクや別れるときの切なさは変わらないもの。「デート」のキュン具合を楽しんで。

『おしまいのデート』瀬尾まいこ　￥616／集英社文庫

家族についての「こうでなくちゃ」「これが普通」ってまわりからの目に苦しんでるコもいるかも。この短編集に登場するのもそんな人たち。タイトルにもなってる「大人は泣かないと思っていた」は大酒飲みの父親と2人暮らしで、お菓子作りが趣味な翼の日常は、自宅の庭に現れたゆず泥棒との出会いで変化していく物語。この本の朗読担当は江口拓也さんだよ♡

『大人は泣かないと思っていた』寺地はるな　￥671／集英社文庫

本に出てくる料理って、ビジュアルがないぶん想像がふくらんでおいしそう…！　この短編集にも熱々のおいしい料理と、それにまつわるグッとくる人間ドラマが詰まってるよ。タイトルからワクワクする「四分間出前大作戦」は入院中のお父さんに中華そばを食べさせてあげたい子ども2人とまわりの大人たちが起こした奇跡を描いたもの。小野賢章さんによる朗読で、さらに想像がふくらみそう。　

『本日のメニューは。』行成薫　￥638／集英社文庫

「ナツイチ」では毎年の恒例！　期間限定のよまにゃカバー作品もお見逃しなく。『短編少年』は集英社文庫のキャラクター・よまにゃが野球のボールで遊んでる表紙が目印。人気の作家さんたちが「少年」をテーマに書いた作品を一気に9本も読める超お得な一冊だよ。「少年」ならではの背伸びしたい気持ちや、家族や友達との関係での悩み、身近な誰かと重ねながら読めそう。

『短編少年』伊坂幸太郎、あさのあつこ、佐川光晴、朝井リョウ、柳 広司、奥田英朗、山崎ナオコーラ、小川 糸、石田衣良　￥847／集英社文庫

全国のフェア参加書店でナツイチ対象文庫を買うと、一冊につきひとつ「よまにゃマグネットしおり」がもらえるよ。なくなり次第終了なので、近くのフェア参加書店に早めに行ってみてね。全4種コンプリートしたくなっちゃう♪　ここで紹介した以外のナツイチ対象文庫は「ナツイチ」公式サイトで確認を。

構成／古川はる香