板垣李光人くんが出演する『秘密~THE TOP SECRET~』が1月20日(月)の10時からスタート♪(カンテレ・フジテレビ系)。板垣くんが演じるのは、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”の室長の薪剛(まきつよし)。バディ役には中島裕翔さんが! 意気込みはいかに⁈

薪剛になるために、体づくりから始めました

【板垣李光人くんインタビュー】ドラマ『秘の画像_1

このドラマで板垣くんが演じるのは、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、事件の真相を突き止める科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”の室長の薪剛(まきつよし)。
――演じる巻剛ってどんな人なの?
「頭脳明晰でクールで、頭が切れる人です。人に対してちょっと当たりが強いときもあるけれど、そうなったのは、彼が過酷で壮絶な 人生を歩んできたから形成された人格なのかなと思っています。本当は繊細だし、弱さもあるんですよね。そこが僕が彼に惹かれる部分です。原作の薪の雰囲気をきちんと踏襲して、リスペクトをしつつ、ドラマでのリアルな部分を大切にしたい。そのバランスを考えて演じていきたいです。あと、薪と僕の共通点は…誕生日が一緒の1月28日なところです(笑)」

【板垣李光人くんインタビュー】ドラマ『秘の画像_2

――役作りで意識したところはどこですか?

「薪は警視正で、経験を積んで役職に就いてる人間なので、そこに違和感がなく、説得力がないといけないと思い、まず体を作ることから始めました。原作の薪の雰囲気はきちんと残しつつもリアルでの説得力も損ねないような体の作り方をしました。今までいろいろな作品をやらせていただきましたけど、初めてトレーニングに通い、こういう役でこういう体の作り方をしたいと話して、食事も見ていただきました。あとは本当に警視正然とした銃の扱い方など、ちょっとした所作も勉強しました。クールな薪ももちろん人間なので、1つの感情と1つの気持ちで動いているわけではありません。どんな人も過去にあったことによって今が形成されていると思うので、いろいろな層で成り立っていますが、薪はその層が厚く、複雑だし、その1枚1枚の層が非常にセンシティブなので、繊細さと複雑さを、自分の中にきちんとベースとして落とし込んで演じたいと思いました。薪のベースがしっかりしないと、すぐぶれてしまうと思うので、そこは丁寧に前段階の準備として作りました」

――薪はそういう意味で、いろいろな顔を見っている不思議な感じの人ですよね。

「そうですね。中島裕翔さんが演じる青木一行が薪のことを知りたいって思うのと同様に、視聴者の方もそういうふうに思って見ていただけたらいいなと思います」

 

【板垣李光人くんインタビュー】ドラマ『秘の画像_3

クールでカッコいい李光人くんが演じる薪剛!

食べたいものを食べてチャージして、リセットします

【板垣李光人くんインタビュー】ドラマ『秘の画像_4

――撮影が大変な時に、自分の中で役をリセットすることはしますか?

「リセットするのは、作品が終わってからですね。役と自分をきっちりと分けると、戻すのも大変ですし、作品中はやっぱりリセットするのは難しいですね。ある程度のスイッチは家に帰ったら切れる方なので、 そこは大変ではないです」

――そういう時の切り替えの方法は何ですか?

「食事は大事だなと思っています。撮影中でも現場に自分で食べたいものを持っていったりしてチャージもできるし、ちょっとした時間が空いたらご飯を食べに行ったりもしてます。あと、撮影が終わってから、自分にご褒美を買ったりするのも(笑)切り替えになります」

 

【板垣李光人くんインタビュー】ドラマ『秘の画像_5

今年の冬はレオパードものを入れるのが上級者かも。

【板垣李光人くんインタビュー】ドラマ『秘の画像_6

――いつもオシャレな板垣さん。今年の冬、Seventeen読者におすすめのファッションアイテムを教えてください。

「なんだろううな…レオパードのものをうまく自分のファッションに落とし込んでる方とかを見ると、“上級者だな”って思います。今年の冬は、レオパードのものを少し入れてみるといいと思いますので、ぜひやってみてください」

ミステリーな部分はもちろん、“愛”について、すごく感じられるお話になってると思います

――最後にドラマのお勧めポイントをお願いします。

「 ちょっと複雑でちょっと未来チックな話です。設定自体も面白いです。起こる事件1つ1つもライトなものではなくて、ずっしりとしたボリューミーな内容のものを扱っていくので、サスペンスやミステリーが好きな方は楽しんでいただけると思います。あと、なんだろう…“愛ってなんぞや”…みたいな、人に対しても、自分に対しても“愛”について、感じられると思います。Seventeen読者のみなさんのような10代の方は、多感な時期だと思います。でも愛について教えてくれる人もいなかったり、悩む時間もなかったり、悩むこともしなかったりっていう方も多いと思います。そんなときに、“愛”を考えるきっかけの1つになったらいいなと思います。物語の中の人間関係とか、人とのやり取りなど、薪の行動で、いろいろ考えていただける機会になれば、嬉しいなと思います」


撮影/露木聡子  構成/落合佑桂里

【板垣李光人くんインタビュー】ドラマ『秘の画像_7

<ストーリー>

科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”(架空の組織)では、凶悪・重大犯罪において、被害者および犯人死亡の際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。その映像は、死者が「見た」ものであるため、幻覚や病気、妄想、先入観をも映し出されてしまう。 類いまれな容姿に驚異的な記憶力と鋭い洞察力をもつ薪剛(板垣李光人)は、「第九」の創設メンバーで室長。ある事件により、親友であり同僚だった鈴木克洋(中島裕翔)を亡くした薪の前に、鈴木にうり二つの新米捜査員・青木一行(中島裕翔・二役)が配属されてくる。二人は、死者が最期まで秘めていた“想い”や“秘密”をも見てしまうことで、心に罪の意識と葛藤を抱きつつも、難事件を解決するために奮闘し、かけがえの無いバディとなっていく。

 

 

『秘密~THE TOP SECRET~』

1月20日(月) スタート 毎週月曜夜10時~10時54分

(カンテレ・フジテレビ系)

【出演】板垣李光人 中島裕翔 門脇麦 ほか

 

©カンテレ・フジテレビ

 

■公式サイト : https://www.ktv.jp/top-secret/

■公式X : https://x.com/himitsu_ktv/

■公式Instagram : https://www.instagram.com/himitsu_ktv/

 

【板垣李光人くんインタビュー】ドラマ『秘の画像_8

PROFILE

板垣李光人 いたがき・りひと

2002年 1月28日生まれ。山梨県 出身。主な出演作に『仮面ライダージオウ』(18年)、『ここは今から倫理です。』、『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。』、『生徒が人生をやり直せる学校』、『風の向こうへ駆け抜けろ』、大河ドラマ『青天を衝け』(21年)、『シジュウカラ』、『インビジブル』、『silent』(22年)、大河ドラマ『どうする家康』、『フェルマーの料理』(23年)、『マルス-ゼロの革命-』(24年)、映画『約束のネバーランド』(20年)『君と世界が終わる日にFINAL』、『陰陽師0』『ブルーピリオド』『八犬伝』『はたらく細胞』(24年)などがある。映画「ババンババンバンバンパイア」が2025年2月14日(金)公開予定。俳優業のほか、板垣李光人個展「愛と渇きと。」(24年)を開催するなどアートの分野でも幅広く活躍中。

 

撮影/露木聡子 構成/落合佑桂里 スタイリスト/五十嵐堂寿 ヘアメイク/KATO(TRON)