春の新生活あるある…「自己紹介」ってどうしたらいい？

「どこを見ればいいの？」
 （あかね・新高3）

「趣味や得意なことが思いつかない」
 （ふー・新高3）

「赤面しないか心配」
（みい・新高3）

「第一印象が決まると思うと緊張する」
 （こー・新高1）

「コロナ禍で自己紹介は紙に書くことになって
絵心もセンスもないから不安」
 （えま・新高2）

「テンプレどおりか、笑いを取りにいくか迷う」
 （かえで・新高2）

莉子「どこを見てればいいんだろう、とか趣味や特技がない… って、私もそうだったからよくわかる！　私は悩んだ結果、教室全体を見回すようにして自己紹介をしたよ。趣味は、いろいろトライしてみるうちに音楽とか映画を好きになってた。誰かが“いい！”って言ってたものは、とりあえず試してみるのがおすすめ」

木音「自己紹介のテンプレ感のある“趣味”とか“特技”とかって、本格的じゃないとダメみたいに感じちゃうけど、“好き”なことならみんなあると思うから、それを言うのでいいと思う！」

莉子「たしかに、好きな食べものとかね。実際に私は高校に入ったころはピスタチオが好きで、そう自己紹介したんだ（笑）。クスクスって半ウケして、“ピスタチオのコ”って覚えてもらえた（笑）。赤面しないか心配、っていうのも好感度しかないよね」

木音「うん、一生懸命話してくれてるんだなって伝わってきますよね」

莉子「第一印象が決まるので… って悩みには、そんなことないよ！ と言いたい」

木音「ほんとにそう！」

莉子「自己紹介のお悩みは、みんなおたがいさまなんだから大丈夫♡」

木音「まさに一年前の私と同じ！ 不安だったな〜。初日はひたすら笑顔で、話しかけてもらうのを待ってた記憶（笑）。そんな私が言えるのは、不安でも下を向きすぎずに顔を上げて笑顔でいたら、話しかけてもらえて自然とお友達ができるよ！ ってこと♡」

莉子「うんうん。それまで仲が良かった友達とは、私は休日に会うようにしたり、LINEで現状を報告しあうようにしてたよ。おたがいをよく理解してるから新しい学校のことを相談できるし、ただ聞いてもらうだけでも気がラクになったり。いつもいっしょにいるだけが友達じゃないし、そういう関係の友達がいれば、新しい環境でも“絶対に友達をつくらなきゃ”とあせる必要はないかも」

莉子「これもあせらなくていいと思うよ！　逆に最初からガッツリとグループを固めちゃうと、何かあったときにしんどい場合も」

 木音「学校だけで考えるとグループに入れないのはつらいかもしれないけど、地元の友達とか趣味友とか、他にも居場所はつくれるから。学校では、軽く会話のできるコがいればOKってわりきってもいいと思う♪」

莉子「私の高校にもそういうコがいたし、卒業すると、なおさら学校のコミュニティがすべてじゃないって気づいた！」

莉子「時間がたって気づく違和感、あるある。相手が心を開いてくれた証拠でもあると思うけど…。合わないかもと思ったら、少し距離をおいてみるのもアリだよね。私なら、そのコへの態度は変えずに、他の人とも話してみよう、って感じで別のコたちとコミュニケーションをとるようにするかな」

木音「うん、急にじゃなくてじょじょに距離をひろげつつ、うまくフェードアウト」

莉子「じょじょに、が重要！　前のコともコミュニケーションをとりつつ、いっしょにいる時間を少しずつへらして、そのぶんを他の友達とすごしてみて。新しい友達との関係もゆっくりつくっていけばいいし、最初のうちは“八方美人”でもいいと思うよ！」

莉子は、高校時代の自己紹介での成功体験（笑）から、食べもの推し♡

「成長してないのがバレる〜！笑」

木音は愛犬のポッキーとジルのイラストを描いたよ。

「この絵をきっかけに話しかけてもらえたらいいな〜と思って♪」

発売中のセブンティーン春号では、この記事で紹介した以外にもたくさんの“新学期あるある”なお悩みについて、莉子＆木音がいっしょに考えています！

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