清原果耶の空手はへなちょこパンチ!?　ドラマ『ファイトソング』がスタート

1/11からの火曜ドラマ『ファイトソング』主演は、元Seventeenモデルの清原果耶ちゃん！　空手はもちろん、恋愛ドラマも初挑戦の果耶ちゃんにスペシャルインタビューしてきたよ！　共演は間宮祥太朗さん、菊池風磨くん（Sexy Zone）。

やる気がないけど（笑）応援したくなるコです！

──演じる“木皿花枝”は、どんな女のコ？

「ずっと空手をやってきて根性があり、肝もすわっていると思うんですけど今は夢やぶれたあとで、第1話は本当に容赦なくだるそう（笑）。だらーっとごはんを食べてたり、やる気のなさすぎる姿が可愛く見えてほしいという願望をこめておりますので、そこをあったかい目で見てもらえたらうれしいです。
　幼なじみの“慎吾”（菊池風磨）とくだけた話をするときには、空手っぽいパンチがひょいと可愛らしく出ちゃったり。実際に武道をされている方はそんなことはしないかもしれないですけれど、花枝のキャラクターの要素としてあってもいいかもね、と監督と話して試みているところです。今までこういう、がむしゃらなんだけどやる気がなくて何もできない… みたいな役にめぐりあってこなかったから、私の新しい一面をお届けできればと思っています」

気合が足りなくて、へなちょこパンチ♡

──空手はかなり練習した？

「型も組手もひとつひとつ教わりながらやっています！　でもいちばんむずかしいのはメンタルの部分。同世代の空手をやっている女のコたちと練習をしたのですが、同じように“勝ちに行くぞ！”みたいなメンタルを保つのがすごくむずかしかった。気をぬくと、すぐへなちょこパンチになっちゃうんです（笑）。
　声を出す“気合”にも苦戦しました。空手の動きだけで必死で、声を出すのを忘れちゃうんですよ。“今、気合がなかったよ。もう一回！”と先生に言われてやり直したり、気合を出すだけの練習をしたり。ふだんあんなに大きな声を出したことはない（笑）。台本にセリフが『ほわた～っ！』って書いてあって、こんなふうに言うの？と思いながら“ほわた～っ！”ってさけびました！（笑）」

──花枝みたいに落ち込んだとき、果耶ちゃん自身はどうやって復活してる？

「おうちに帰ったら、“次の日のシーンがあるぞ、切り替えるぞ”ってむりやり考えたりしてます。よく眠れそうなアロマとか入浴剤とかもいっぱい買うようになりました。元気になるには睡眠が大事だなって（笑）。あと、撮影中にふと食べたいなと思ったものを帰ってから絶対に食べるとか。そういう小さくてかなえやすい欲みたいなものを満たすようにしていますね。
　元気が出るごはんは、本当に毎日ちがうんです。酢豚の日もあれば、ちくわやニンジンみたいな単品の日もあるし。最近ハマってるのは、ごはんのお供をいろいろ用意して白米をいっぱい食べること。おいしく食べて元気と体力を回復してます！」

清原果耶の“ファイトソング”は？

──果耶ちゃんが元気になれる“ファイトソング”を教えて！

「amazarashiというバンドの『Life is Beautiful』です。いろいろあるよね人生は、でも前向きにがんばろう、という曲で、ちょっと落ち込んだときによく聴きます。あとは私がこのお仕事を始めたきっかけでもあるPerfumeさんのアルバムを流しっぱなしにしてテンションを上げたり。音楽はジャンルを問わず好きでずっと聴いているので、花枝の音楽への思いの強さとか、“ファイトソング”の存在の大きさみたいなものには共通するところがあるかなと思います」

──Seventeen読者にドラマのおすすめポイントを♡

「年上っぽい大人な雰囲気をもっている“芦田”（間宮祥太朗）と、やんややんやと言いあえる関係の慎吾。花枝がどんな恋をしていくのか、毎話ごとに“やっぱりこっちでしょ” “いやこっちしかありえない”などと、みなさんの楽しい会話が聞けたら私は本望です（笑）。花枝が三角関係の中で成長していく姿を楽しみにしてもらえたら！」

【あらすじ】空手の日本代表をめざしていたが突如としてその夢を絶たれ、やる気をなくしてグダグダした毎日を送っている木皿花枝（清原果耶）。幼なじみの夏川慎吾（菊池風磨・Sexy Zone）が経営するハウスクリーニング店でアルバイトとして働くことになったある日、かつて一曲だけヒットを出したが今や落ちぶれて事務所をクビになりそうなミュージシャン・芦田春樹（間宮祥太朗）の家をクリーニングで訪問することになる。人生のガケっぷちにいたふたりの出会いにより、ずっと花枝を想っている慎吾との三角関係に発展する!?