エンターテイメント
2021.03.12

大友花恋21歳。お仕事のこと、世界のこと、マジメに語ります!

中2でST㋲になってから8年、最年長㋲としてぐっと視野が広がった今、気になるのはお仕事のこと、そして世界のこと。今日は本気で語っちゃいます。

お仕事と、わたしのこと。

「10代のころに積み重ねてきた経験のおかげで今、ひとつひとつのお仕事の質を高められてる気がしてる。例えば監督に言われたことをそのままやるんじゃなくて、自分の意見を伝えてみたり。それは役の引き出しが増えたからできることだと思う。

 ST㋲としては、気づけば最年長! 私は先頭に立つのが正直得意ではなくて。今までは、(横田)真悠や(永野)芽郁がいて、2人の背中を見つつ、誰かと後輩やスタッフさんやファンの人をつなぐ役割をするのが好きだったし、それが私にできることだなと思ってた。だから、いざ最年長として私自身が直接誰かとつながらなくちゃっていう状況に戸惑っていたりもする。

 でも私が中2でST㋲になったから、年下のコの気持ちもよくわかるの。だからこそ最年長になった今、後輩との接し方で気をつけているのは、自分からいっぱい話すっていうこと。私が最年少だったときも、先輩の話を聞くほうが楽しかったし、気持ちもラクだったから。そうやって私なりに後輩とつながっていきながら、実家のようなホーム感のあるSTを、もっともっと素敵な場所にしていきたい!」

世界とわたしのこと。

「新型コロナウイルスの影響で世界が混乱するなか、私が戸惑ったのはとらえ方の違い。外出自粛期間後、ルールを守っておでかけや旅行をする人もいれば、できるだけ家で過ごす人……と、いろんな考え方の人がいて当然だけど、自分の意見を強要する人がいたことが私は悲しかった。その価値観の違いはウイルスがなかったら気づかないままで過ごせたのかもしれないと思うと少し悲しい。

 いい変化として思いうかぶのはSDGsの浸透。有名ブランドからエコ素材を使ったアイテムが発売されていき、気づいたらSDGsなことが世の中に増えてた。その裏には多くの人の努力があることは忘れちゃいけないけれど。数年すればレジ袋が無料だったことに驚く時代がきて"エコであることが普通"な時代がくるかもと思ってる! それって素晴らしいことだよね。

 世界をテーマに語るには、私もまだまだ知識がたりないけれど、日々の中でできるだけニュースには目をとおすようにしてるんだ。ニュースを知っておくことは、人との会話にも困らないし、世の中の仕組みも理解できるようになる。それと"このニュースどう思う?"ってふられたときに、ドヤ顔で答えられちゃうしね(笑)」

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花恋の言葉が胸にしみる…。

撮影/田形千紘 スタイリスト/前田涼子 ヘア&メイク/今村友美(Lila) モデル/大友花恋(STモデル) 構成/上村祐子 ※この記事は2021年2月号に掲載されたものです。記事中の商品の価格は、税抜価格で表示されています。商品をお買い求めの際は消費税を含めた総額をご確認ください。

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