アンチ攻撃を受けないために、心得ておきたい大切な10カ条を、SNSトラブルやいじめ問題に詳しい犬山紙子さんが教えてくれたよ。今回はその後半をご紹介。アンチを受けたときや、自分がアンチにならないための心得もあるから、何度も読み返して心に刻もう。

アンチで悩まないための心得。後半の5か条はこちら!

めげる前に見て! アンチ攻撃から自分を守の画像_1
だいたいアンチは、匿名だからって気が大きくなっていることがほとんど。「(誰がやっているのか)追跡する方法を知ってるよ、とにおわせるだけでアンチの牽制に。直接連絡する場合は、大人から連絡してもらうと効果大!」と犬山さん。確かに、弁護士さんとかから連絡行けば、アンチも強気ではいられない!
めげる前に見て! アンチ攻撃から自分を守の画像_2

「『JKは〜』『男子は~』などの発言は批判されがち。意見するときは主語を『私は』『個人的に』と変えるだけで印象が変わるよ」と犬山さん。確かに例えば、「男子は気がきかない!」と一刀両断するよりも、「個人的な意見なんだけど、~~な行動って気がきかないな、と感じてしまう」と言うのでは、だいぶ違うよね。ちょこっと気をつけてみよう。

めげる前に見て! アンチ攻撃から自分を守の画像_3
「悪意はないつもりでも、人を傷つけているかも。発言、投稿する前に一度、イヤな気持ちにならないかな?と考えてみてね」(犬山さん) これは大事なこと。あとから、そんなつもりじゃなかったのに、ってなる行為は事前にやめられるようにしよう。
めげる前に見て! アンチ攻撃から自分を守の画像_4
「傷ついたら、支えてくれる友達や家族のもとに逃げて心をケア。オタ垢や趣味垢など、楽しめる場所をたくさん持っておくと◎」(犬山さん) 信頼できる人だけがいる空間、自分が心からホッとできて楽しい!と感じられる場所を、いくつか用意しておくといいんだって。
めげる前に見て! アンチ攻撃から自分を守の画像_5
「負のサイクルはさらなる負のエネルギーしか呼びません。アンチにはバチが当たる!と信じて、ポジティブな気持ちでいてね」と犬山さん。仕返しや、またストレス解消(!)に別の誰かにアンチ行為を働くなどは絶対に絶対にやめよう。
被害にあっても悲しいし、自分がだれかを傷つけても悲しい。何か投稿する前に、内容を読み返す心の余裕が大切かも!
監修/犬山紙子(エッセイスト・ コメンテーター) 構成/中西彩乃