月刊ST㋲『田鍋梨々花』／Seventeenモデルを毎月、超クローズアップ！

めっちゃ可愛くて、めちゃめちゃおもしろい！　セブンティーン専属モデルを毎月ピックアップ＆じっくり紹介するシリーズの第2回は、中1でSTモデルになって以来、あらゆる企画で光り輝いている田鍋梨々花。完成された美少女フェイスが最高なのはもちろん、言動のツッコミどころに読者も編集部も夢中です♡

見た目→ハイパー美少女　中身→スーパー食いしん坊

顔立ちもスタイルも、360度どこから見てもお人形さんみたいな梨々花。でもその脳内は、いつだって食べ物のことでいっぱい。この紹介キャッチフレーズに対しては、真顔で「ハイパーってどういう意味ですか？」と聞いてきたよ〜笑

「美少女と言っていただけるのは照れくさいけどうれしいです！　食べることも本当に大好き。“ハイパー”って英語がカッコいい！」

ニット￥3299（WEGO VINTAGE）／WEGO　ブレス￥2750／ナディアフローレスエンエルコラソン　イヤリング￥550／パリスキッズ原宿店

梨々花を知るキーワード①「食べるの命」

スタイルよすぎなのに、ごはんタイムになるとがっつり食べてる！「お昼だよ〜」の声を聞くだけでニヤニヤが止まらなくなる梨々花は、フードファイターにあこがれているらしい!?

「フードファイターさんってすごくないですか？　あんなにいっぱい食べてるのに、苦しそうに見えないってカッコよすぎる。あの胃袋は持ちたくても持てないし、まさに武器ですよね。うらやましい！　私はよく食べるほうだとは思うけど、何キロもは食べられないからフードファイターにはなれそうもない…。食べるスピードも速くないし、ゆっくり食べさせてほしいし（笑）」

「YouTubeの企画で、“きゅうりを30本食べる”つもりが3本しか食べられなくて。いちどに大量に食べるって本当に大変なんだなって思った。でも、毎日連続でも飽きないと言いきれる食べ物ならあるよ！　シンプルな出汁鍋、辛いラーメン、あと、ママが作ったおかゆ！
　鍋には白菜の芯がマスト。辛いラーメンは実際に週3回は食べてる。ストックを絶やしたことがないくらい好き！　カップ麺じゃなくて煮込むタイプね。煮込みたいのよ、麺は。お湯は少なめにして、えのき・もやし・ネギ・生卵を入れるのがテッパンですね。ママのおかゆは卵を使ったシンプルなもので、いかにも“ママ”って感じ。風邪をひいたりしてなくても、ずっと食べていたいやさしい味なんだ♡」

スエット￥5500（PUNYUS）／WEGO　パンツ￥4983／POCHER 　スニーカー￥13200（プラスダイアナ）／ダイアナ原宿店

梨々花を知るキーワード②「おバカクイーン」

「おバカテスト企画は、梨々花がいなくちゃ成り立たない」──編集部員にそう思わせているほどなので、テストもの企画には強制参加（笑）。毎回毎回、伝説的な解答を残してくれちゃうよね。

「キャラ立ちって意味でプラスにとらえてます！　Seventeen以外の現場では、どちらかというと賢いと思われてるはず… あれ、でも“絶対にAB型でしょ”って血液型を当てられることが多いから、やっぱり変わり者だとは思われてる？　いや、バカはバレてないはず。中学生から勉強が苦手になったんだよね〜。テストの最低点は、数学で6点だったかな。6点ならよくないですか？　よくないか（笑）。
　お仕事でドラマや映画の台本を読むとき、漢字がマジで読めないんですよ。マネージャーさんが近くにいたら、意味と読みかたを聞きます。近くにいないときは自分で調べるけど、調べることもできない漢字ってありますよね。そんなときは写真を撮ってマネージャーさんに送って教えてもらってる。プラスにとらえてるとは言いましたけど、“おバカクイーン”の座を後輩にゆずる気持ちは、いつだってある！すぐにでも！」

梨々花を知るキーワード③「超絶ビビリ」

「ビリッとするよ」とあえて説明してから渡したドッキリアイテムなのに、ごらんのリアクションで芸術点は満点！「ンギャ〜〜〜！」って、アニメでしか聞く機会のないようなさけび声を連発していた梨々花♡　撮影の合間に話しかけると、かなりの確率でビクッと驚くほどのビビりなのです。

「はい、私はビビリです。いちばん怖いものはオバケ。見たことはないけれど感じたことがあって。急に話しかけられるとビビっちゃうのも、それが理由。特に後ろから話しかけられるのがダメで… 後ろに人がいるのも苦手だから、つねに背中をどこかにくっつけていたい気持ち。
　前にSTの撮影で、ひとりでオバケ屋敷に入ったときはめちゃくちゃ怖かった〜！　ふつうは3〜5分で出てこられるのに10分以上かかっちゃった。友達となら何度か入ったことがあるんだけど、ひとりオバケ屋敷はビビリにはきつかったな。友達と行ったのは富士急ハイランドの『戦慄迷宮』。怖すぎて途中退場しようとするのを止められながら、半目になって耳をふさいで、友達にくっつきながらどうにかゴールにたどりついて。あれにひとりで入ることになったら… オワタンゴTVですよ（りりか語で「終わった」らしい）。バンジージャンプとか、高いところから落ちる系も想像しただけで怖い。でも気になる（笑）。怖がりなのに怖いもの見たさはあるんですよね〜。さっきのビリビリペンも、痛いとわかっていながら何回もいじってたでしょ（笑）」

梨々花を知るキーワード④「涙もろい」

先輩モデルの卒業式では、誰よりも早く号泣する梨々花。生配信イベントの大友花恋ちゃん卒業式でも、後ろで泣きだして花恋ちゃんからツッコまれてたり。

「卒業式は、もうヤバいですね。花恋ちゃんのときも、始まる前のしっとりした雰囲気からもうダメだった…。急いでティッシュをポケットにつめたもん。涙もろいのは小さいころから。そもそもお母さんが涙もろくて、感動しても、悲しくても、笑いすぎても涙！　完全にその遺伝ですね。
　笑い泣きもめちゃくちゃする。まずかなりのゲラで、いちどツボに入ると最後。お芝居中にそのツボに入っちゃったこともあった。壁ドンされるシーンで、手をつくのが“ドン”じゃなくて“へにょ”って弱々しくなってしまって、私も壁ドンした共演者さんも大爆笑。涙が止まらなくなって、マネージャーさんにろう下につれていかれた（笑）。それでも笑い続ける私の背中をさすりながら“梨々花、暗くて怖いろう下だよ、怖いから大丈夫だよ、オバケがいるよ、全然おもしろくないよ”って落ち着かせようとしてくれたの。それでもしばらくおもしろさが勝ってて大変でした〜」

トップス￥3960／ナディアフローレスエンエルコラソン　ジャケット￥7128・ピアス（参考商品）／POCHER 　太いヘアピン2個セット￥1100・細いヘアピン3本セット￥1100（OSEWAYA）／お世話や

梨々花を知るキーワード⑤「最強すぎるビジュ」

シュッとした小さなお顔、はっきりとした目鼻立ち、ぷるんとした唇。梨々花のパーツってまさに“美”そのもの。ファッション企画では大人っぽい服を着がちなので、今回はお人形さんみたいな服を着てもらったら… 可愛い〜♡

「ふわふわガーリー、かなり新鮮！　違和感もないですね。あ、自信満々ではないですよ！　着てみてワンチャン、こっちの路線もアリだったかもと思うくらい気持ち的にしっくりきたって意味です。私服はガーリーとはほど遠い系統ですし。
　ありがたいことに、ファンの人から“梨々花ちゃんみたいな顔になりたい”と言ってもらえることが多いです。その言葉はもちろんすっごくうれしい、けど自分の顔を美少女だとは思わないかなぁ。好きでも嫌いでもない“私の顔”って感じ（笑）。なりたかった理想の顔も特にないです。好きな顔の雰囲気は、金髪が似合うやんちゃ系の顔立ちかな。自分の顔のパーツで好きなところは… 目の色とか？　お母さんゆずりで茶色いの。あとよくホメられるのは唇の形。ハート型に見える瞬間があるって♡」

ワンピース￥11880／épine　ブラウス￥8600／Treat Ürself　カチューシャ￥799／WEGO　ネックレス￥1430（OSEWAYA）／お世話や　イヤリング￥1980／パリスキッズ原宿店　パンプス￥15950（ダイアナ）／ダイアナ銀座本店　ソックス／スタイリスト私物

私服をチェック！

「くまのトレーナーは『UNDERCOVER』。ゆるっとしたサイズ感がお気に入り！　韓国ブランドのセレクトショップで買ったボトムは、ウエストがゴムになっていてめっちゃラク♪　コーデのテーマは“今から寝よう！”です」

全身サイズをチェック！

タンクトップ￥3630／ナディアフローレスエンエルコラソン　ショートパンツ￥2750／SPIGA渋谷109店　サンダル￥6930／R&E

バッグの中身、見せて〜

「『バレンシアガ』のお財布は一昨年、ママに誕生日プレゼントとしてリクエストしたもの。今日はたまたま小銭でパンパン（笑）。ポイントカードを作らない派だから、カード入れの部分には保険証とか歯医者さんの診察カードしか入ってない。ゴールドのポーチは、下北沢の古着屋さんで9月に買ったばかり。この使いこんだ感じにひとめぼれ♡　ヘアゴムやピアスを入れてます。服装に黒が多いから、ヘアゴムはあえてカラフルに。晴れてる日にかけるサングラスは『A.D.S.R.』のもの。存在感ありまくりのお寿司AirPodsケースは、おもしろいものがほしくて“AirPodsケース　食べ物”で検索して発見した（笑）」

「大好きなブランドの『ヨウジヤマモト』のキャップだよ。シンプルなデザインが好き。キャップはほぼ毎日かぶってる。お仕事に行くときは髪をセットしないのと、かぶると安心するから（笑）。深めにかぶって顔がかくれてる感じが落ち着くんだ〜」

梨々花's ヒストリー【赤ちゃんのころ】

「3人姉妹の末っコとして誕生！　名前の由来は、お姉ちゃんふたりとも“花”がついてたのと、響きの可愛さから。12月24日生まれなので、“イブ”って名前の候補もあったらしい！　そして絶対に聞かれるのは、クリスマスと誕生日のプレゼントはいっしょにされるの？ですね（笑）。私の場合は、別々にして2コもらってました！　生意気にも（笑）」

梨々花's ヒストリー【幼児のころ】

「子どもってシールが好きですけど、私はシールだけでなく、ばんそうこうも好きで。今でも好き（笑）。2歳くらいのときからハマっちゃって、イスの脚にペタペタ貼りまくってた。保育園のころからの将来の夢は、モデルと“つけもの博士”。つけものがとにかく大好物で、おいしいつけものを開発したいなって思ってた。今でもつけものラブで、おばあちゃんといっしょにぬか床を作ったりもするよ」

梨々花's ヒストリー【小学生のころ】

「これは小5のときに事務所に入って、初めて撮影したプロフィール写真。ヘアメイクしてもらったのも初めてで、どうしたらいいかわからない顔をしてる（笑）。きっかけは『GirlsAward』を見に行った会場でスカウトされて。ちなみに小学生のころは、勉強が得意だったんですよ、100点をとったこともあるし！　推薦されて学級委員長もやってた。男子の学級委員が言うことに“そうだよねぇ”って顔をしてただけだけど（笑）」

梨々花's ヒストリー【中学生のころ】

「Seventeen初登場の写真！　中1のとき。なつかしい〜。この撮影は人がたくさんいた記憶。同期の5人で横ならびになって、編集長から“これからがんばってください”って言われたのをよく覚えてる。もう6年前だと思うとビックリ！　当時の私に言いたいことは… “ちょっとお勉強しておいたほうがいいよ”かなぁ。まだこのときは小学生時代の余韻で、自分のことを頭がいいと思いこんでるから（笑）」