【ST図書室】<第6回>ハートもボディもぽかぽかホットになりたいなら読んでみて!冬にぴったりな本6選
いよいよ今年も終わり! 寒くなって外に出るのがツライ季節だけど、クリスマス、お正月と楽しいイベントもいっぱいな時期。家でほっこりすごす日に読みたい「ぽかぽか気分」になれる本を紹介するね。冬休み、時間のある時に読んでみて♪
そして、今回の図書委員ST㋲は関谷瑠紀ちゃん。感動で心があたたかくなる絵本を紹介してくれるよ。
ドラマ原作小説! 動物たちと登場人物の恋愛事情にワクワク♡
2026年1月スタートのドラマ原作小説。仕事にやる気が出ないカルチャー雑誌の編集者・一葉。あこがれのスーパーモデル・灰沢アリアに恋愛コラムの連載を頼んだはずが、代わりに自分が原稿を書くことに! 恋愛経験がほとんどない一葉は、「恋愛を研究するスペシャリスト」とウワサされる人物に助けてもらおうと大学を訪れるけど、そこで出会ったイケメンは「野生動物の求愛行動」にしか興味がない超変人だった!! いろんな動物の生態や求愛行動が意外と勉強になるし、登場人物たちの恋愛事情にワクワクしちゃうラブコメ。きっと自分の恋愛や生き方にもヒントがもらえてハッピーな気持ちに♡ 現在シリーズ第3作まで発売されてるよ。
『パンダより恋が苦手な私たち』瀬那和章
¥891/講談社
自分の心の中で大切にしているものに出会える童話
2024年にノーベル文学賞を受賞した韓国の作家ハン・ガンさんが書いた大人のための童話。主人公はある村に住んでいるひとりの子ども。その子は、みんなが予測もつかない理解もできない場面で涙を流すのが特徴だった。ある日、この世で最も美しい「純粋な涙」を探しているという真っ黒い服を着た男が訪ねてきて……。深い絶望や痛みもあるけど、最後にはみんなそれぞれが自分の中に持っている光のような希望を感じて、あたたかい気持ちになれるはず。ハン・ガンさん自身が長年ファンだったというjunaidaさんが描く表紙の絵もステキ♡
『涙の箱』ハン・ガン (著)/きむ ふな (翻訳)
¥1650/評論社
魔法みたいに気分がアガる! ドイツのクリスマスマーケットを一気見
クリスマスが近くなると、キラキラしたイルミネーションやオーナメントがいっぱい飾られたツリーやリースが街に飾られて、その雰囲気が好きってコも多いよね♪ ドイツでは全国各地で開催されるクリスマスマーケットに、子どもも大人も魔法をかけられたみたいにうれしい気持ちになっちゃうんだって。この本では、ドイツ各地のクリスマスマーケットを写真と文章で紹介。最近は日本でも開催されてるけど、やっぱり本場の雰囲気は特別! 絵本に出てくるような街並みや、かわいすぎるオーナメントやお菓子の屋台にうっとりしちゃう。
『ドイツのクリスマスマーケット〈私のとっておき〉55』見市 知
¥2200/産業編集センター
心がカサカサしている人に、「やさしさ」をチャージ
オムライス店でバイトする大学生・匠の悩みは、身長体重も、勉強も運動も、すべてが平均レベルで平凡であること。でも、実は「人の心を読める」っていうすごい力を持っていて、そのおかげで口も態度も悪い店長のオムライス店で、珍しく長続きするアルバイトに。ただ、最近新しくバイトに入った常盤さんだけは、匠の力を使っても、なかなか心を開いてくれなくて……。登場人物みんながやさしくて、読んだ後には心がじんわりあたたかくなるストーリー。きっとまわりの人に寄り添いたい気持ちになれる!
『掬えば手には』瀬尾まいこ
¥825/講談社
簡単でおいしくてヘルシーな「せいろ蒸し」であったまろう
2025年、インスタグラムやTikTokで話題になった「せいろ蒸し」。野菜もお肉もお米も、せいろで蒸すといつもよりおいしいうえにヘルシーなんだって。しかも料理初心者でも簡単にできるなんて、最強すぎでは? この本では「よだれ鶏」「せいろチャプチェ」など本格的なおかずレシピのほかに、「せいろってどうやって洗うの?」「どのせいろを買ったらいいの?」など、せいろ初心者にも安心な道具の使い方、洗い方情報なども。冬休みはせいろで料理の腕、あげてこ!
『おいしい! 時短! めっちゃラク! ズボラなせいろ蒸し』らむ
¥1760/ワニブックス
【今回の図書委員:関谷瑠紀】切ないけど前向きな気持ちになれる絵本です
『わすれていいから』大森裕子
瑠紀:やさしさとあたたかさがぎゅっと詰まった絵本です!
ちょっと切ないテーマなのに、全体の絵の雰囲気がとても明るくて、読んでいてクスッとする場面もあり、心がほっとします!
「わすれていい」という言葉が切ないけど前向きで、今を大切にしようって自然と思えました! やさしい絵もあいまって、親子で読むのはもちろん、大人が読んでも元気をもらえる一冊だなと感じました!
読み終わったあと、なんだか笑顔になれます♪
【あらすじ】
ある家で飼われている猫目線で、その家の子どもの成長を振り返ります。小さい頃はいつも一緒に遊んでいたけど、小学生になってからは家にいないことが増え、やがて子どもは青年になってひとり立ちする時期に……。「わすれていいから」というタイトルの意味がわかった瞬間、涙腺崩壊しちゃうはず。
『わすれていいから』大森裕子
¥1650/KADOKAWA
構成・文/古川はる香