
ラウール(Snow Man)1年半の密着ドキュメンタリー番組がPrime Videoで独占配信!
ラウールくん(Snow Man)がモデルとして世界最高峰のランウェイに立つまでの1年半を追ったドキュメンタリー『ラウール On The Runway』が、Prime Videoにて9月13日(土)AM10時から独占配信スタート。配信に先駆けて都内で行われた取材会のもようをレポートするよ♡ モデルに挑戦したきっかけや現地パリやミラノで大変だったこと、価値観の変化など、エピソード盛りだくさん!

©Storm Labels Inc.
持ち前の負けん気で世界の扉を叩く!
一握りのトップモデルしか立てない「ミラノコレクション」「パリコレクション」の舞台に1人果敢に挑む姿が収められている『ラウール On The Runway』。
取材会の冒頭で、ラウールくんは記者陣に向けて「ちょっと小っ恥ずかしいですけど、ランウェイに挑戦した意味がいくつかあるので世の中の皆さんに少しでもお伝えしていただけたらうれしいです」と照れ笑い。司会者の進行のもと、早速たくさんの質問に答えてもらった!
――モデルに挑戦しようと思ったきっかけは?
事務所から「やってみたら?」と提案してもらったのが最初のきっかけでした。やってみるとすごく楽しくて。もともとの負けず嫌いがこうじて、もうちょっと頑張ってみようという気持ちになりました。
――ファッションの本場であるパリやミラノのランウェイを目標にされていたそうですが、それを目指したのはなぜ?
日本で撮影してると、アイドルなのもあって周りのスタッフさんたちが「カッコいいね」っていっぱい言ってくれちゃったりして、恥ずかしかったんですよ(笑)。お世辞で言ってくれてるのかわからなくて、本当に自分がファッションの世界に通じるのか試してみたくなったんです。もうひとつの理由は、ファンやメンバーが冗談半分、本気半分で「パリ歩いてそう」って言ってくれることがあって(笑)。その言葉に引っ張られてきた感じもあります。
――2024年5月から2025年6月の1年半の様子をみなさんにお届けすることになりますが、なぜカメラを回そうと思われたんでしょうか?
スタッフさんから「回しといたほうがいいんじゃない?」と助言をいただいて、配信先が決まってない中でとりあえず撮影してもらってました。だから最初は、ずっとカメラがあって休まらないなぁって、そこまで乗り気ではありませんでした……。自分のことを語ってアピールするのも恥ずかしくて(笑)。でも、全部終わってみたら、配信したほうがいいかなって気持ちになりました。現地で頑張ってる日本人モデルの方々とたくさん出会ったんですけど、みんなモデルの役割が十分に評価されていないことや、認知度の低さに悩んでいて。このドキュメンタリーを通じて、こういう世界があるんだって知ってもらえるんじゃないかと思ったんです。それと、1カ月ほどパリにいた時期に日本の仕事をいくつか休んでしまったのが心苦しくて。休んでた期間に何をしていたのか説明するべきだなと思ったのも、ドキュメンタリーとして届けようと決めた理由です。

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パリ&ミラノで感じたモデルの意外な実情
――現地で気づいたことは?
モデルという仕事が思ったよりもリスペクトされている職業じゃないんだなということに気づきました。YouTubeでランウェイを見ていたら、モデルさんカッコいいなと思うけど、実際に行ってみたら、人間性を求められていないような瞬間もときたまあったり。僕自身はその経験が新鮮でした。日本でできなかった経験をしたうれしさがあったけど、一瞬苦しいときもあって……。実際、周りにその苦しさを抱えてる人もたくさんいました。
――言葉の違いや、日本での日常との違いを感じたんでしょうか?
アジア人が欧米の方と対等に仕事をする難しさを身をもって感じました。そこにちゃんと怒りを覚えることもあって。でもそれで頑張れたし、世界を少しだけ知れた気がしました。
――実際にランウェイを歩いた直後はどんな心境でしたか?
謙虚な姿勢は意味がない現場ばかりだったので、「ガンガン自分いけます!」って本心と虚勢が半々の状態でした。でも終わった瞬間は、自信を持って「でしょ?」みたいな気持ちになれました(笑)。
電波を失って街中で迷子に!?
――大変だったことは?
僕は方向音痴なので、道に迷いすぎてツラかったです(笑)。海外に行くときはポケット型wifiを持って行くんですけど、ある日途中で充電が切れちゃって。方向音痴の人がスマホの地図を失うとヤバいんですよ!
――逆にうれしかったことは?
ずっと体作りに気を使っていて。全部終わったらおいしいごはんを食べるつもりだったので、お寿司を食べたときがいちばんうれしかったです。パリで仲良くなった日本人のお寿司屋さんのお店で。食べてる間、自分もやっぱ日本人だな~って思いました(笑)。幸せでした!
就活生の気持ちに共感! 初めての悔し涙も
――価値観や人生観にはどんな変化が?
僕は小学生の頃に芸能界に入って10代でデビューして、導かれるままここまで来てしまった人間。仕事に行くにしても、マネージャーさんの車に乗って行けたり。一般的な10代、20代より甘やかされてきたというか。あまり苦しんだ経験がないのがコンプレックスでもあって。この1年半がちょっと苦しかったからって、「俺もツラかったんだよ!」ってことではないんだけど……。そんな思いもあって、ブランドのオーディションやモデル事務所に入る過程が就職活動的な感覚だったんですよ。その経験ができたのは大きかったです! 今まで地元の友だちの話に正直、共感できないことがあって。でもこの間、久しぶりに会った友だちの「就活が大変だ」っていう話に共感できた瞬間、うれしかったなぁ。もしランウェイに挑戦してなかったら聞き流しちゃってたかも。全力でうなづけたし、お互いの経験を話し合えて良い時間でした!
――今後の活動に持ち帰るものもあったんじゃないでしょうか?
モデル活動中は全て自分で考えて動かなきゃいけなかったんですけど、どんな仕事をするにしても同じだよなと。スタッフさんが「こういうパフォーマンスをしてください」って指示してくださるけど、結局それも自分で噛み砕いて答えを出さないといけないことなので、自分の頭で考えることを当たり前にしようと思いました。
――地上波ドラマ『愛の、がっこう。』にホスト役で出演中。なりきるという芝居スキルも獲得されている印象があります。モデルとしての経験値がお芝居にも活かされた感触は?
もしかしたら、そういう側面もあるかもしれません。この1年半で印象的だったのは、初めて自分のことで悔し涙が出たこと。子どもの頃はよくあったけど、自我が芽生えてからは初めてに近いくらいの出来事で。ドキュメンタリーの映像には入ってないんですけど……。そういう感情の動きは、どこかに活きてるのかもしれないですね。
――最後に配信スタートに向けてメッセージを!
あまり馴染みがないファッションモデルの世界のドキュメンタリーですが、少しでもこの世界のことを知ってもらえたらいいなという気持ちです。1時間半くらいの短いコンテンツだと思うので、少しでも気になったら、休みの日にでも見てもらえたらうれしいです。よろしくお願いします!

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『ラウール On The Runway』ティザー映像が公開中!
アイドルとしての実績が通用しないファッションモデル界で、オーディションに何度落ちてもあきらめないラウールくんの真剣なまなざしに注目!