久保史緒里さん(乃木坂46)と平祐奈さんがW主演を務める映画『ネムルバカ』が3月20日に公開! 大学の女子寮で同室の後輩・入巣柚実(久保史緒里)と先輩・鯨井ルカ(平祐奈)の2人をめぐる青春物語。久保史緒里さんに撮影の裏話を聞いたよ!

グダグダな久保ちゃんが新鮮!役作りは……?

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バンド活動に打ち込み夢を追いかけてるルカ先輩(平祐奈)と、夢を見つけられず、ルカ先輩に憧れていながらモヤモヤしている入巣(久保史緒里)の寮での2人暮らしの日常と悩みを描いているこの作品。寮の部屋でダラダラしたり、酔っ払ってグダグダする入巣を演じるのが久保史緒里さん。

――いつもの久保さんの姿とは全く違う入巣の人物像ですが、参考にしたものはありますか。
「私は物事をすごく考えながら生きるのが好きなタイプで“疲れないの?”ってよく言われるんですが、入巣は“考えても、どうにもならないんだから、しょうがない”っていう生き方なんです。そういう生き方にすごく憧れがあったので、入巣を演じて、すごく良かったなって思います。撮影中は入巣に近い生活をしようと心がけてました」

自分の顔のむくみぐあいにショック!

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――例えばどんな生活をしました?
「入巣が酔っ払って二日酔いになるシーンがあるんですが、この撮影期間は食べてすぐ寝るとか、わざと怠けた生活をしてたんです。だから、このシーンはおもしろいくらい顔がむくんでいるんです(笑)。外でバンドやってシュッとしてる先輩と、見た目からむくんでよどんでいる入巣という対比がすごく作りたかったので、その顔のむくみにすごく助けられました。でも鏡を見たらすごくむくんでいるので、やっぱりちょっと自分に自信も無くなってました(笑)。」

――でも、それは役作りですもんね。
「そうです(笑)。“いいな、先輩は”って入巣が自分を卑下するセリフも心からの声だったので、 すごく効果的だったなって思います。でも、その期間はやさぐれまくりでした(笑)」

部屋の”ごちゃごちゃ感”もお気に入り♡

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――2人が暮らす寮の部屋もごちゃごちゃしていて、“自分の部屋みたい”と思う人も多そう(笑)。
「最高で大好きな寮の部屋でした。お気に入りの場所はベッドの下に敷いてる布団です。入巣と先輩と2人で寝たりした、すごく思い出に残ってる場所です。待ち時間もたいちゃん(平祐奈)とずっと部屋のベッドの上にいたりして、距離が近くなりました。たいちゃんはいい意味で気を使わずに接してくれるので、感謝していますし、一緒にいるのがすごく楽しかった。あの部屋の中って、なんか時間が止まっている感じで、 日が入って、ちょっと生ぬるい空気が流れていて、それが心地よかったです。ずっとこの部屋にいる入巣と“これじゃダメだ”って思ってる先輩の対比みたいなのが出て、客観的に見てもすごく面白かったです」

――ルカ先輩との仲の良さもいい感じでした。
「入巣は、バイト先の古本屋でも、お客さんとのやり取りを適当に受け流したりとすごく世渡り上手でなんですけど、先輩には激重の愛で接するんですよ。誰にだって、すごく大事に接する人もいれば、適当な感じで接する人もいる。でも入巣はそこがわかりやすいんです(笑)。それが面白くて、彼女の魅力だなと楽しみながらやってました」

入巣はルカ先輩の全部が好きなんです!

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――入巣はルカ先輩のどこが好きなんだと思いますか。
「同じ部屋で一緒に生活してるけど、1歩外に出てみたら先輩はバンドを組んでライブしてる…“先輩ってすごいだろ?”という気持ちと“なんか遠い…寂しいな”という気持ちが混在してる。先輩の歌も、キラキラしてるところも好き。でも自分と一緒に家にいる先輩も好き。“ここが好き”というよりは、もう同じ部屋になった運命の先輩が好きだったんでしょうね。入巣は先輩のような目標がなくて、ちょっとぼんやりしてる自分…というの葛藤もあったと思うんです。でも葛藤して落ち込むんじゃなくて、自分は“どうやってその目標を持つか…の回路を知らない”ということに気づくんです。“今、どうしたらいいかわからない“ところに属してる人たち…私もそのうちの1人だと思ったので、気づけた入巣が、すごく自分に刺さりました」

――久保さん自身は、共同生活は憧れますか。
「私、気にしぃなんですよ。気にしすぎちゃって、自分が疲れちゃうタイプ。だから相手も私に気を使っちゃう。共同生活は向いてないなって思います(笑)。入巣とルカっていい意味でお互いに気を全く使ってないんですよ。だから共同生活できてるんだろうなって思います。ほんとに好きとか嫌いとかいう概念じゃない独特な世界観がすごいなと。2人の関係に意表をつかれたような感じがしました。演じていて、新鮮で楽しかったです。」

どんな時も音楽に救われてます

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――もし学生に戻れるとしたら、やりたいことは?
「小学生の時にマーチングバンドでトロンボーンをやっていたし、歌うこともすごく好きだったんです。だから軽音楽部でルカ先輩みたいにバンドをやりたいです。文化祭とかでギター弾いて歌う…やりたい!」

――撮影などで落ち込んだ時とか復活する方法はありますか?
「お芝居のことになると、ものすごい引きずるんです。だけど、ちょっとでも心がしゅんとした時、落ち込んだ日の帰り道は絶対にwacci さんの『大丈夫』という曲を聞きます。歌詞に自分の心を代弁してもらって、涙で全部洗い流すっていうのが、応急処置になります。音楽が好きなので、どんなときも音楽に救われてます」

 

“これでいいんだな”と自分を肯定できる作品

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――最後に読者におすすめを!
「ライブシーンと音楽がすごく素敵なんです。それを劇場で、見てほしい、聞いてほしいなって思います。また入巣の日常会話で“なんやねん、それ”(笑)みたいな会話もしてるけど、でも、“これがいいんだな”と思ってもらえたらすごくうれしいです。この作品を見て、“夢、どうやって叶えたらいいんだろう”って先輩のように考える方も“自分は何したらいいんだろう”って入巣みたいに思う方もいらっしゃると思います。夢があることも、ないことも、どちらも正解じゃない。どちらも素敵なことだと心に刺さると思います。見終わった後に、“これでいいんだな”と自分を肯定できる作品になってると思うので、 日々悶々と過ごしている方が、この作品に出会ってくれたらうれしいです」

 

 

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<ストーリー>

大学の女子寮で同じ部屋に住む後輩・入巣柚実(久保史緒里)と先輩・鯨井ルカ(平祐奈)。入巣はこれといって打ち込むものがなく、何となく古本屋でバイトする日々を送っている。一方ルカはいつも金欠状態だがインディーズバンド「ピートモス」のギター・ヴォーカルとして、自らの夢を追いかけている。2人は安い居酒屋でダラダラ飲んだり、暇つぶしに古い海外ドラマを観たり…緩くもどこか心地よい日々を過ごしていた。

そんなある時、ルカは大手音楽レコード会社から連絡を受け、2人の日常に大きな変化が訪れる…。

 ■出演

久保史緒里(乃木坂46) 平祐奈 綱啓永 樋口幸平 / 兎(ロングコートダディ) 儀間陽柄(the dadadadys) 高尾悠希 長谷川大 志田こはく 伊能昌幸 山下徳久/水澤紳吾 吉沢悠

 

映画『ネムルバカ』

2025年3月20日(木)公開 春 新宿ピカデリーほか全国ロードショー



原作:石黒正数「ネムルバカ」(徳間書店 COMICリュウ)

監督:阪元裕吾(『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ)

制作プロダクション:Libertas

製作幹事・配給:ポニーキャニオン

 

Ⓒ石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会

公式サイト:https://nemurubaka-movie.com

公式X:@nemurubakamovie https://nemurubaka-movie.com

公式Instagram:@nemurubaka_movie https://www.instagram.com/nemurubaka_movie/ 

 

 

サイン入りチェキを1名様にプレゼント!

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【応募方法】

 ① X(旧Twitter)でSeventeen公式アカウント(@SeventeenJP_mag)をフォローしてね。 ② 記事の感想と、#ST_ ネムルバカ のハッシュタグをつけてツイートしてください。 応募期限は3月26日(水)23:59まで! ※当選者にのみXのDMでご連絡します。

 【当選通知】
・抽選の結果、プレゼントに当選された方には3月上旬までに本アカウントからダイレクトメッセージでご連絡します。
・ 当選時に本アカウントのフォローを外されていますと、当選が無効となりますのでご注意ください。
・当選の通知後から所定の期限までに返答がなかった場合は、当選が無効となりますのでご注意ください。
・賞品発送に必要な情報が不足している場合は、当選が無効になる可能性がございます。
・都合により当選のご連絡時期が多少遅れる場合もございます。あらかじめご了承ください。 

 【注意事項】
以下の項目に同意いただいた方のみ、ご応募いただけます。 
・ 本アカウントをフォローし、こちらの記事にコメントし、ダイレクトメッセージの受信を許可している方のみ応募が可能です。非公開アカウント(鍵付き)からはご応募できません。
・ 1名様による複数アカウントでのご応募はおやめください。
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・ 抽選結果にまつわるご質問、お問い合わせにはお答えできません。
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PROFILE

くぼ・しおり 

2001年7月14日生まれ。O型。宮城県出身。乃木坂46のメンバー。大河ドラマ『どうする家康』(2023)夜ドラ『未来の私にブッかまされる⁉』(2024)映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(2023)『誰よりもつよく抱きしめて』(2025)舞台『劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎「天號星」』などに出演、俳優としても活躍中。

撮影/露木聡子 構成/落合佑桂里