森本慎太郎（SixTONES）主演ドラマ『街並み照らすヤツら』に月島琉衣が出演中！

ドラマの舞台はさびれたシャッター商店街。売れないケーキ屋を営む主人公の正義（森本慎太郎）が、店と家族を救うために仲間とともに保険金目当ての偽装強盗を決行。一度きりのはずが、そこから物語が思いがけないことになって……。偽装強盗という悪事をはたらくハラハラの展開なのに、ツッコミどころ満載の強盗仲間たちがなんだかチャーミングだから、思わず笑っちゃう。そんなドラマの中で琉衣ちゃんが演じるのは、ダメダメな父親と暮らす女子高生。クール＆ブラック（？）な琉衣ちゃんはST読者には超新鮮だよ！

ダメダメな父親を支える、酒屋の一人娘

Q.　演じている深川莉菜ちゃんはどんなコ？

「何事にも一生懸命で真面目な性格。酒屋を経営しているダメダメな父親を一人娘として支えています。下町で育ったコなので、高校１年生ながら大人とも対等にコミュニケーションをとる事ができる、素直で前向きなコです！」

Q.　莉菜ちゃんを演じる上で大事にしていることはどんなこと？

「物語は、お先真っ暗なシャッター商店街を、仲間みんなで救っていく、ということから始まっていく話なので、なるべく休憩時間や撮影の間などでキャストの皆さんとの時間を増やしたりして、たくさんお話しています！　莉菜は母親を亡くしていて、父親（龍一）と二人暮しなので、普段私がお父さんとどのように関わっているかを改めて感じながら、それもお芝居に活かせるようにしています。ナレーションに合わせて表情を変えていくシーンも度々あるのですが、その時も細かな表情の入れ替わりなども意識しつつ、セリフがないシーンでは表情で伝わるように頑張っています（笑）！」

Q.　父親役の皆川猿時さんとはどんなお話をしてるの？

「初めてご一緒した日に、皆川さんのご家庭のことを話してくれたり私の学校のことを話したりしました！2話では、皆川さん演じる深川龍一がギターを演奏するシーンがあったのですが、ギターのことについても色々聞いちゃいました♪　最近は前よりもさらに仲良くさせていただいているので、日頃から何気ないことでも聞いたり、話したりしています！　とても優しく、面白い方なのですが、お芝居になるとガラッと人が変わって……とっても素敵な方です。龍一が酔っ払ってるシーンでは、本当のお酒を飲んでいるのではないか⁉と思ったぐらい実際に頬も赤くなっていたことにビックリして、とても印象に残っています」

Q.　商店街の皆さんはキャラクター豊かですが、撮影の合間はどんな雰囲気？

「役柄と同様に、皆さん個性があってとても魅力的な方ばかり。共通しているのは、本当にみんな明るく楽しい方ということです（笑）！　いつも現場も雰囲気がよくて、毎回撮影に行くのが楽しみです♡　スタッフさん達もたくさん話しかけてくださるので、莉菜ちゃんと同様、大人の方達に囲まれながら話することが多いです！（ST㋲OGで事務所の先輩でもある）森川葵さんとはまだ１回しか会っていないのですが、その時にたくさんお話できてよかったです！　今後またご一緒できたらうれしいです」

Q.　このドラマの魅力はどんなとこだと思いますか？

「商店街の登場人物の一人ひとりが全員面白く個性的なところがポイントかな！と。性格や行動、思っていることなどそれぞれ違ったり、抜けているところがあったり……まずはそこから注目していただきたいです！　これから、偽装強盗を通じて商店街の人達がみんな団結し、絆が深まっていく姿もお見逃しなく!!　テンポ感の良いドラマなので次々と何かが起こる……⁉　そこも魅力です♡　あとは……１話に登場した食中植物ケーキ!!　食べてみたいな、と密かに思ってます（笑）♪」

莉菜に今後の役割が何かある、かも!?

Q.　今後の展開がすごく気になるけど、読者に注目してほしいポイントを教えて！

「第１話の冒頭で流れた、正義が遺体を運んでるシーン。これがのちのち何かに繋がってくる……!?　そして、偽装強盗に成功した強盗仲間は警察に犯行がバレて捕まってしまうのか……。そこの展開もお見逃しなく♡　莉菜の今後の役割も何かあるかもしれません……♪」

Q.　では、読者のみんなにメッセージをお願いします！

「撮影がとても楽しく、今の自分に近い設定でもあるのでのびのびと撮影できているこの『街並み照らすヤツら』。私自身も今後の展開が気になります!!　最終的にはみんなどうなってしまうのか……!?　最後まで一緒に楽しんでいただけたらうれしいです♡　『街並み照らすヤツら』引き続きよろしくお願いします♪」

どうする偽装強盗の泥沼化！　どうなるシャッター商店街！

＜ストーリー＞

シャッター商店街で『恋の実』というケーキ屋を営む竹野正義（森本慎太郎）。味はいいものの、正義のセンスによるケーキは見た目が独特すぎて売れず、店は廃業寸前だった。しかし、父から受け継いだ店と、家計を助けるためスナックに勤めに出ると言い出した妻の彩（森川葵）を、なんとしても守りたい正義。幼なじみの荒木（浜野謙太）からそそのかされ、悪いこととは思いながら保険金目当ての偽装強盗に手を染めてしまった。

荒木の集めた偽装強盗メンバーは、シュン（曽田陵介）とマサキ（萩原護）の軽くてお粗末な二人。それでも偽装強盗は成功し、このままバレさえしなければ、店も生活も立て直せるはずだった……のだが、正義は訪ねてきた酒屋の娘・莉菜（月島琉衣）から、「うちの店にも強盗してほしいんです」と言われる。ひょんなことから莉菜は偽装強盗に気づいていたのだった。

莉菜の父・龍一（皆川猿時）は酒を飲んでばかりで真面目に働かず、家計は火の車。このままでは大学進学も危ぶまれるし、何より父のだらしなさが許せず「お父さんを恐怖のどん底に落としてやりたい」と莉菜。その話を聞いて荒木は再び偽装強盗を計画するが、正義はこれ以上危険をおかしたくないと依頼を拒否。保険金で新調したオーブンで新しいケーキ作りに意欲を見せていた。しかし、荒木たちの計画に不測の事態が発生し、助けを求められた正義は、悩んだ末に偽装強盗に参加することに。そして、酒屋の商品をごっそり運び出すことに成功した。

偽装強盗がうまくいき、してやったりの莉菜だったが、空っぽの店内を見ても龍一は落ち込むどころか「おまえが無事でよかった」と笑顔。やっぱりこの父には勝てないなと、莉菜は父に偽装強盗を打ち明けるのだった。

すべてうまく収まったとホッとする正義だったが、そのころ酒屋では、莉菜が常連たちに詰め寄られていた。「莉菜ちゃん聞かせて！　偽装強盗の件！」。そして、時計店の向井（竹財輝之助）から「うちもやりたいんだよ」と、やっぱり気づかれていた！　ついには、商店街の家賃と地代の値上げの発表を受け、古本屋、文具店、お茶のり店と、商店街で次々と連続強盗事件が起こるという事態になって……。