『劇場版　美しい彼~eternal~』の完成報告舞台挨拶に潜入！撮影現場の超レア話が聞けたよ♡

2021年にスタートしたドラマ版から約２年、いよいよ公開が来週に迫った『劇場版　美しい彼~eternal~』。公開よりひと足早く開催された、完成報告舞台挨拶イベントに参加してきたよ。たったいま作品を観終えて興奮冷めやらぬ観客のみんなの前に、萩原利久さんと八木勇征さんのひらきよコンビがなんと客席側から登場♡ 声出しOKになった満席の会場は大歓声に包まれたよ！

観客の拍手に迎えられてスクリーンの前に登壇して挨拶した二人。MCの方がいまあらためてお互いに声をかけるとしたら？と聞かれると、、

萩原「顔キレイだね！いつみても」
八木「ありがとう…ってなにこれ!? 恥ずかしいんだけど（笑）」

萩原「とりあえず来月あたりご飯行きたいよね」
八木「それはマジ行きたいね。なかなか行けてなくてね」

登壇するやいなや、仲の良さがあふれでる二人！

平良家のセットには隠されたヒミツがいっぱい！

昭和の雰囲気漂う平良の家。中には暮らしぶりを感じるリアルな品々や、平良の清居への思いが炸裂したアイテムがぎっしり！実はあの家の中には、4tトラックとハイエース１台分の荷物が運び込まれているのだそう！
そんな平良の家、映画を観てここに気づくと楽しいよ♡というポイントを二人が教えてくれたよ。

萩原「家主的には、やっぱあれじゃない？あれ、気づいた人ほぼほぼいないんじゃない？」

八木「あぁ、あれ！本当に細かく見てもわかるかわからないぐらいなんですけど。清居がこれまでやってた台本があるんですね。実は、私が活動しているグループFUNTASTICSの曲名が、その台本のタイトルになっています！デビュー曲の「OVER DRIVE」とか、「Hey、darlin’」という楽曲が「ねぇ、ダーリン」になってたりするちょっと面白いポイントもあったりするので、探せるもんなら探してみやがれ！（笑）」

萩原「亀の亀次郎もシーズン１から見ると、すごく劇的に変わってるんです。シーズン１では人形だったんですけど、シーズン２は本物になっていて。亀次郎が動いてNG出していたこともあるんです（笑）。今回、亀次郎も気合い入ってるので、みてほしいです」

ドラマのシーズン２の最後に清居から平良へとプレゼントされたアヒル隊長も、劇場版ではさらに存在感を増しての登場。お風呂のシーンでは萩原自身がアヒル隊長を操作していたとか、食卓では二人の間でアヒル隊長もちっちゃいエビコロを食べてるとか、これはもう劇場でスクリーンをすみずみまで凝視しないと！

クライマックスの重要シーンは、萩原くん自身がカメラを回した！

平良が清居を撮るというシーンを、なんと萩原くん自身が撮影を担当。その映像が実際に映画に採用されているんだって！なんと、エンドロールにも、「撮影：平良一成（萩原利久）」とクレジットされているよ！これは要チェックだね。

萩原「構図が決められていただけで、どういう風に撮ってとか何も打ち合わせがなかったので、とりあえずやってみよう、と撮影が始まりました。交渉したらエンドロールに撮影として入れてもらえて。僕、エンドロールに２回出てきてるんです（笑）」
八木「それを利久から聞いて、僕もテンション上がったよ！」

クランクアップで、八木くんギャン泣き!?

ドラマのシーズン２と劇場版は同時にクランクインしたので、約１ヶ月もの間「ひらきよ」を演じてきた二人。クランプアップではスタッフから花束と寄せ書きが贈られた。

萩原「僕が清居を撮ってるっていう日が、勇征のクランクアップだったね。どうでした？クランクアップした日は」

八木「あのシーンの後にクランクアップって、僕の中で感動というか。全員で作った感があったんで印象に残ってて。花束と同時にスタッフさんからの寄せ書きもいただいて、もう、ちょっとダメでしたね」

萩原「勇征はきてたね。みんなに見てほしいもの、あの勇征」

八木「やだよ〜（笑）。恥ずかしいなあれはちょっと、ギャン泣きだものね普通に」

萩原「僕もね、そういう気持ちだったんだよ。でも寄せ書き見たらさ、利久さんのおかげでワンピースにハマりました！とか書いてあって、僕は完全に「ワンピース」の人になってて（笑）。一気にそこから笑えちゃってさ。でも、あったかかったよね。寄せ書きはキッチンの横に飾ってある」

八木「うん、花をブリザーブドフラワーにしてガラスケースに入れて部屋に飾ってる。それと寄せ書きと、アヒル隊長もいる」

萩原「３点セットだ（笑）」

原作者の凪良ゆうさんから２人へのサプライズ！

イベントの終盤には、二人へのサプライズで原作者の凪良ゆうさんからの手紙が読まれました。

「萩原さんに平良一成を、八木さんに清居奏を演じていただけたことは、原作者としてこれ以上ないほどの幸せでした。私だけでなく、多くのファンの皆さんも幸せにしてくれました。こんなに美しい夢を私たちに見せてくれて、本当にありがとうございます」。
ドラマ化のお話が立ち上がってから今作までの出来事や思いが愛情たっぷりに詰められたメッセージ。

八木「うれしいですね。なんだか思い出しちゃったいろいろ」（ちょっと涙声）

萩原「僕らもやっぱり不安でした。原作が本当に素晴らしくて、映像化するのが難しいのではと言われてるのも見ていたし。そんな中シーズン１がOAされて、みなさんの感想だったりを見て、その声に救われていました。みなさんの声を頼りに、エネルギーをもらいながら続編も撮っていました。いま、こんな大きなところで劇場版の舞台に立っているのは、みなさんのおかげですし、シーズン１が始まる前を考えると奇跡のような状態だなと思っていて。うれしいねぇ」

八木「うれしいねぇ。うん、うれしい」