ドラマ『スタンドUPスタート！』出演の主人公・竜星涼さんと吉野北人さんに突撃取材♡

失敗や挫折をした人、夢をあきらめた人。そんな人々に希望を取り戻させていく、まさにいまの時代の空気を明るく照らしてくれるドラマが始まるよ！主人公は自称・人間投資家の三星大陽。演じるのは、この作品でフジテレビの連続ドラマ初主演を飾る、竜星涼さん。人生に迷う人たちに大陽がかける決めゼリフは「スタートアップ（起業）しよう！」。投資とか起業とかと聞くとちょっと堅苦しくて難しそうだけど、明るくパワフルで、面白いストーリーだよ。年齢に関係なく、観る人みんなにポジティブな発想を与えてくれるはず。
主人公で、ファンド会社の社長を演じる竜星涼さんと、大陽を兄のように慕うゲーム会社の社長・小野田虎魂を演じる吉野北人さんに、ドラマの見どころや、人生の転機について聞いてきたよ！起業ドラマだから社長がいっぱいだぁ♡

Q.　演じている役どころを教えてください。

北人「僕が演じている小野田虎魂（どらごん）は、社会的にはずれているというか、ネアカでちょっとチャラい（笑）。でも真っ直ぐな部分もあるんです。この役を演じるってなった時に、自分とは少しかけ離れてて、声のトーンも低くて、明るい方ではないので、最初はちょっと不安でした。それで、ちょっと陽気なタイプの友達がいるんですけど、そのコに連絡して（笑）。一緒に過ごす時間を増やして、バイブスをもらってから撮影現場に行ってました（笑）」
竜星「すごいね（笑）。僕の演じる三星大陽は、人とのパーソナルスペースが近いような、思ったことはなんでも言ってしまうような人間です。ある種、そういう部分は自分とちょっと似ているかもしれませんね。大陽みたいな人だから、人を立ち直せたりするんじゃないか、こういう人間こそヒーローになれるんだよなぁとか思いながら演じてますね」

Q.　お互いの印象は？

竜星「吉野くんはいつも可愛らしくて、目をキラキラ輝かせてる。原作や脚本を読むと本当の吉野くんとは真逆なんじゃないかなと思う部分があるんですけど、だからこそ、みんなが知ってる吉野くんとは違った一面がこのドラマでいっぱい見られると思いますよ。原作の虎魂とはまた違った魅力が、彼の中からほとばしるというか。弟のような可愛らしさが、出てると思いますよ。ほんと可愛い（笑）」
北人「ありがとうございます（笑）。竜星くんは役の大陽と一緒で、本当に頼れる存在です。お芝居でも、もっとこうしたらいいんじゃない？とかアドバイスをいただけてたりするので、心強いしとても勉強になります。僕は身をゆだねる感じでやらせていただいています」
竜星「ありがとうございます（笑）」

Q.　ドラマには人生に悩んだり凹んでる人が出てきますけど、お二人は落ち込んだ時にどんな風に気持ちを持ち直していますか？

竜星「え〜？落ち込まないからわからないですね（笑）」
北人「すばらしい〜！」
竜星「もうね、人のせいにする（笑）、ってぐらいの感覚になると楽かもしれないなって最近思ってて」
北人「確かにそうですね」
竜星「悪かったなということの反省はしても、そこにとらわれはしない。落ち込まない、自分を責めない、ストレスをため込まない。まぁ人それぞれだけど、僕は放出できるタイプだからね、ストレスは発散して、落ち込まないですね。って、まぁそれはそれで問題あるのかもしれないですけどね、僕は超超超ポジティブですね！」
北人「それはうらやましい（笑）。僕は寝ます。わりと落ち込むんですけど、寝たら切り替わるタイプですね。起きて、お、意外と大丈夫だな、みたいに」

今の自分から、10代のころの自分へひと言！

Q.　ドラマではいろいろな人が人生の転機を迎えますが、お二人にとっての転機は？

竜星「それはやっぱり、スカウトされた時でしょうね。僕は全くこの世界を目指してなかったので、原宿の竹下通りでスカウトされてなかったら、いまこの仕事をしてなかったでしょうから、まさに転機。ずっと手に職をつけたいと思ってたんで、パティシエになろうかなって思ってたんだよね。それがまさかの俳優さん。僕はセリフ覚えるのが本当に苦手で、なんでこの仕事してんだろうなぁって思いますよ（笑）。苦手なものを一生懸命やってる感じ。だからいまだにどこか一般人感覚。芸能人を見ると、わぁ、学生時代に再放送で見てました！みたいな（笑）」
北人「僕は小学校から高校生までバスケットをしていたので、中学生まではバスケの選手になりたいなって思ってたんです。でも高校生になって本格的に進路を考えた時に、もうバスケの選手は無理だなと思って、そこからは芸能関係１本で考えてました」
竜星「それはすごいね！　芸能界に行こうと思ってたんだね」
北人「小学生の頃から、バスケの監督とかから君は芸能人になりなさいって言われてて」
竜星「あぁ、それは、光ってたんだね。だってすごくキレイでいい顔をしてるものね」
北人「竜星くんにほめてもらえるなんて、うれしいですね（笑）。ありがとうございます！当時はピンとこない部分もあったんですけど、でもそれからちょっと意識はしていて。それで進路を考えた時に、特にしたいこともないし、なんかやってみたいなと思って。当時からEXILEさんがすごく好きで、こういうグループになりたいなと思っていました。そうしたら、自分がなりたいと思ったタイミングにオーディションが開催されたので、迷わず受けたって感じです。それはやっぱり自分の中ですごい転機でした」
竜星「オーディションでは手応えは感じた？」
北人「オーディション会場にはカメラマンが密着してるんですけど、僕も取材されたので、これは受かる！と思いました（笑）」

Q.　思ってもなかった職業についた竜星さん、夢を叶えた北人さん、いまのお二人が10代の頃のご自身に声をかけるとしたら？

竜星「いま、反町さんの横で普通に会話してるぜ、ですね（笑）。自分がテレビで見て好きだった人たちと、こうやって会えて、しゃべれてて、もはや名前まで呼んでいただけてる（笑）。そんなことがあるなんて想像もしてないだろうから、そんなおとぎ話みたいこともあるんだよって言ってやりたい。まぁ、それを伝えたからといってどうなるとも思わないけどね（笑）」 
北人「僕は、夢は叶ったぞ！ですね。ずっと憧れていたEXILEさんの事務所に入って、後輩としてデビューできたよと教えてあげたいですね」

Q.　では読者にドラマの注目点を！

竜星「それはもう、カッコイイ吉野くんでしょ！（笑）。吉野くんを見るためだけでイイから観てほしいし、イケオジもたくさん出ているので、目をハートにして見てもらえたらいいな。物語的にも、自分も何かやってみようかなと、将来の選択肢を増やすきっかけになったらいいな」
北人「若いコたちがスタートアップする話も出てくるので、自分たちでもできるんじゃないかと考えさせられることもあるんじゃないかな。ぜひ楽しく観てほしいですね」
竜星「そうだね、どんな年齢層にも太陽の言うセリフにハッとさせられるところがあるかもしれない。もし悩んでる人がいたら、考え方を変えるきっかけになるかもしれないね。大陽は毎回、”スタートアップしよう！”と言うんですけど、そのセリフで物語がキュッと締まるような感じがある」
北人「はい、大陽さんが”スタートアップしよう！”と言うシーンは、一番ワクワクする場面ですね。虎魂は、マジか？そんなことできるわけないじゃん、と内心思いながらも、大陽にそう言われてみんな導かれていくので、その様子を見ているとすごくワクワクしてきますね」
竜星「僕自身、スタートアップしよう！と毎話言えるカッコよさみたいなものがあって、あぁ主演だなぁ、主演ならではの決めゼリフが言えてるなぁって感じますね（笑）」

PROFILE
りゅうせいりょう●1993年3月24日生まれ。2010年のドラマデビューから、数々の話題ドラマや映画に出演。昨年度前期NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』では、家族想いの愛すべきダメにいに役が話題になった。●ヘアメイク／TAKAI　スタイリング／山本隆司（style³）

よしのほくと●1997年3月６日生まれ、宮崎県出身。A型。THE RAMPAGEのヴォーカルの一人。2013～2014年に開催された「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION ４」で選出される。2018年から演技に活動の幅を広げる。●ヘアメイク／oya（KIND)　スタイリスト／吉田ケイスケ

スタートアップ＜起業＞で、人生を再生させる人間投資家!?！

＜ストーリー＞

三星大陽（竜星涼）は、投資会社『サンシャインファンド』の社長。会社組織でうまくいかない人や、生きづらさを抱える人たちに、「スタートアップ＜起業＞しよう！」と声をかけては彼らの持つ可能性を見出してきた、自称”人間投資家”だ。「資産は人なり」「資産を手放す投資家はいない」を理念としている。そんな大陽、実は財閥系大企業『三ツ星重工』前社長の次男坊。現在は兄の大海（小泉孝太郎）が代表取締社長を務め、先代からの副社長である叔父の義知（反町隆史）と共に会社を支えていた。ある日、大陽はゲーム会社『ハイパースティック』社長・小野田虎魂（吉野北人）らと飲んでいたクラブで、林田利光（小手伸也）という中年男性に出会う。現在は左遷で子会社にいるものの、かつての職場であるメガバンク時代の古い名刺を使って自慢話をする林田。その様子に興味を持った大陽は彼にある起業の提案をするのだが・・・。