桜田ひよりがゾンビと共演!?　超サバイバルなラブコメドラマ『生き残った６人によると』

ゾンビが大量発生する街で、ショッピングモール内で優雅な避難生活をおくる男女たち!?　窓のすぐ外ではゾンビがうじゃうじゃしている極限状況なのに、こんな時だからこそ恋がしたい！と恋バナで盛り上がっている!?新しいタイプのラブコメドラマに主演した桜田ひよりが、撮影エピソードや現場で起きていたある奇跡について話してくれた！

ナゾのパンデミックで、街はゾンビだらけ!?

物語の舞台は、成田空港で発生したナゾのパンデミックでゾンビであふれかえる千葉。ある日、ゾンビから一人で逃げてた高校２年生でソフトボール部に所属する水上梨々（桜田ひより）は、ついに力尽きて倒れてしまった。目が覚めると、そこはショッピングモール。公式に指定された避難所ではないはずのその場所で
は、若い男女がスペシャルな避難生活を送っていて…。

Q.　今回の役は、どんな女のコ？

ひより「私が演じるのは、ソフトボール部に所属する高校２年生の水上梨々ちゃん。なにごとにも真面目に取り組む、優等生タイプの普通の女のコです。高校生の役なんですけど、女性らしさというよりは、まだ幼さが残るような動きや表情を意識して中学生の気分で演じてましたね。ファッション？　ジャージです！　たまに半袖になったり、ハーフパンツになったりしますけど、基本ジャージ（笑）。たまにTシャツ姿の時もあるんですが、このシーンでこのTシャツってことは何か意味があるのかな？っていうようなTシャツ姿になってるので、ぜひ注目してね」

Q.　ゾンビがいっぱい登場するの⁇

ひより「そうなんです。でも基本的にラブコメが軸になっているドラマなので、ゾンビが苦手な方にも楽しんでもらえると思います。脚本も監督が書かれているんですけど、初めて台本を読んだ時にはなんて面白いんだ！って一気に熱が入りました。深夜の撮影現場だったんですけど、面白くて温かい人ばっかりだったので毎日毎日撮影に行くのが楽しみでしたね。このシーンはどういう風になるのかな？ってみんなで毎回完成を楽しみにしながら撮影してました。ゾンビ役の人たちは白いコンタクトをしてるんですけど、それがすごく乾燥するみたいで、目薬をさしてるところを目撃しました（笑）」

ショッピングモールを貸し切っての撮影！

Q.　避難所がショッピングモールというのが面白いね。

ひより「そうですよね。閉店後のショッピングモールを貸し切って撮影してたんですよ。ドラマ内に女子部屋というのが出てくるんですけど、そこは実際の場所をお借りしてたんで、なんかちょっと悪いことしてる気分になってましたね（笑）。美術さんが飾り付けしてくれて、ベッドもそれぞれ個性的になってキャラが引き立ってます。梨々ちゃんのベッドはシンプルなんですけど、ちょっと汚かったりって（笑）」

現場で起きていた、奇跡の出来事！

Q.　共演者の皆さんとはどんなお話をしてたの？

ひより「現場ではフードコートでみんなでギュッと一緒にいるシーンが多かったですね。ショッピングモールなので、撮影の合間にはあのワンピース可愛い～！とか話してたり、自販機のアイスが食べたくなって、誰が買いに行くかを男気ジャンケンしたり（笑）。実は共演者の中で３人が同じ誕生日という奇跡のようなことがありまして！私と倉悠貴さんと髙石あかりさんが同じ誕生日だったんです。だからこの作品にもキャストにも、運命的なものを感じて。特に髙石あかりさんは同い年！どれくらい占いで一緒だろうね、ってあるあるポイントを休憩時間に話したりしてました。そしたらびっくりするくらい共通点があって！占いってすごいなぁって思いましたね（笑）」

サバイバルなシェアハウス恋物語？

Q.　こんな時だからこそ恋がしたい！って気持ちには共感？

ひより「私はそうならないと思う！（笑）。みんなに平和に暮らしてたらいい。変なもめごとは起こさないでほしい！っていう感じになっちゃうかもしれないですね。そんなことより食料！食料！って（笑）。共同生活だとやっぱり食料が大事。冷蔵庫に入れた自分のプリンが取られないようにとか、そういう食べ物の争いが起きそうでこわいですよねシェアハウス（笑）」

Q.　シェアハウスの住民たちをキャッチフレーズで紹介して！

ひより「れんれん（佐野玲於）はリーダーシップの人。雫さん（中村ゆりか）は不思議系美女。神くん（倉悠貴）は掃除係、ビースト（髙石あかり）はクリエイター、紗奈さん（八木アリサ）はモデルさん、正太郎さん（田中光輔）はまっすぐな男、明美（佐々木舞香[＝LOVE]）は大親友、平坂さん（大貫勇輔）は筋肉！　ドラマでは一人ひとりにスポットが当たって、どういう人なのかを梨々ちゃん目線で描かれていくので、それぞれの人間味の面白さが楽しみのポイントだと思います。話が進むにつれ、どうしてこのショッピングモールに来たのか、過去にどういうことをしてきたのか、とかがだんだんわかってきます。きっとみんなビックリすると思いますよ！驚くようなことがあるので！」

Q.　それぞれの恋模様が気になる！

ひより「登場人物たちの恋の矢印がどこに向いていくのか、どこがゴールインしていくのか、ぜひ楽しみにしていてください。梨々ちゃんは、こんな状況で恋なんか！と思っているんだけど、私もその気持ちがわかる。追い込まれた状況で恋なんかいいので、生きることだけ考えたいという方。でもまぁそう言ってる梨々ちゃんも実は恋愛体質だったりするんですけどね（笑）。
全体的に会話劇になってるので、そのテンポ感も楽しめると思います。ゾンビ×ラブコメという異色の組み合わせのドラマで、ハラハラしたり、ドキドキしたり、キュンキュンしたり、ちょっと涙が出るようなシーンもあるので、1日の終わりの楽しいひとときに見ていただけたらいいな」