ふだん舌がどこにあるのか、意識したことある? 実は舌がいつも下あごにくっついてる“落ち舌”だと、しもぶくれになるのも時間の問題なのだ! マスクで口もとを隠して早1年。口を動かさなくなって落ち舌さんが増えてるってウワサだよ。自分の舌はどうか、ちょっとチェックしてみよう。

【CHECK 1】あなたの舌はどこにある?

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顔の力を抜いて軽く口を閉じ、舌がどこにあるかチェックしてみて。 

★舌全体が上あごにペッタリくっついてる→→OK! 

★舌が落ちて下あごや下の歯ぐきに触れている→→しもぶくれ顔の危険が! 

【解説】 舌が落ちているのは舌の筋肉が衰えている証拠。この状態を続けているとあご周りの筋肉もたるんで、口角が下がりほうれい線がくっきり、そのうち顔の下半分が間延びして鼻の穴まで広がっちゃうかも……!!
 

【CHECK 2】ふだん唇は閉じてる? 開いている?

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スマホを見たりぼーっとしているとき、口が閉じてるか開いてるかをチェック! 

★閉じている→→OK! 

★開いている→→口呼吸が習慣になり口輪筋がたるんでるかも! 

【解説】 無意識でもちゃんと口を閉じてるなら心配なし。もしポカンと開いていたら、落ち舌の影響で口呼吸になってるのかも。口を閉じないから口の周りの口輪筋が弱まり、つられて表情筋もゆるんでしもぶくれ顔に!
 

【CHECK 3】上手に水を飲み込める?

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7ccの水(ティースプーン2杯くらい)を口に含み、舌と上あごで水を閉じ込めた状態で、「イ」の口の形で水をのめるかやってみよー♪ 

★うまく飲み込めたら→→OK! 

★水をこぼしちゃったら→→落ち舌の可能性大! 

【解説】 ふだん食べたり飲んだりするとき、無意識だけど口の中では舌が大活躍。飲み込む動作が難しいってことは、舌の筋力が衰えている証拠だよ。薬を飲むのがニガテなコや、食事中にむせやすいコは注意して。

舌としもぶくれ顔の関係をもっと知りたいなら、この本を読んでみて★

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今回の落ち舌チェックを教えてくれた歯科医師・末光妙子先生の本には、ほかにも小顔になるための早口言葉やスプーン体操なんかが盛りだくさん。楽しく読めるからぜひチェック! 

★末光妙子先生ってこんな人★ 歯学部卒業後、日本大学松戸歯学部付属病院や一般歯科医院に勤務。虫歯の診療を続ける中で、大切な歯を守るためには予防歯科の普及と、気軽に歯医者に通うことができる環境が必要と考え、虫歯予防の効果も得られるホワイトニングの普及のため、2011年ミュゼホワイトニングの立ち上げに携わる。現在は同歯科医院を運営する医療法人の理事長を務め、お口のケア全般について幅広い知識があり、「必白仕事人」の異名を持つ。
『小顔音読 -歯科医師が教える、魔法の早口ことば-』末光妙子(ワニブックス)
撮影/山崎友実 ヘア&メイク/松岡奈央子 モデル/瀬戸琴楓(STモデル) 構成/小林みどり