偏差値29から東大合格！勉強法おしえて～

高3の秋になんと偏差値29だったのに、その後の努力で、みごと「東大」に逆転合格！　そんな作家・杉山奈津子さんに、オリジナルな超勉強法を聞いたよ。

杉山奈津子さんはこんな人★

静岡県生まれ。東京大学薬学部卒業。作家・イラストレーター・心理カウンセラー。自身の体験をもとに『偏差値29でも東大に合格できた！「捨てる」記憶術』（青春出版社）、『コミック版偏差値29からの東大合格超勉強法』（主婦と生活社）など著書多数。

「過去問を、仕上げにとか、実力がついてからやろうって人も多いけど、それはまちがい！　なぜならきっちり解ける必要はなく、どんな質問の出し方をするか、どんなタイプの答えになる質問が多いかなど、その大学なりの傾向を見つけることが最優先だから」

「どの大学でも、100点をとる必要はありません。ちなみに東大では、理Ⅲ以外なら50〜55％できれば合格すると言われてるよ。だから55％を目指しました。配点の低い分野は捨てたり、英単語もむずかしいものは読めるだけでOKなど。あくまでも最小限の時間で効果を出したいための、超勉強法です」

「LINEについては、本当の友達なら＂これから受験に集中したいから、連絡はひかえるね＂と言えば応援してくれるはず。ゲームやSNS系は、アプリごと削除の方法も」

構成／上野涼子