
加藤栞に質問!受験とどう向き合った?
現在、青山学院大学文系学部に通うかとしおに受験のリアル体験を聞いてきたよ。みんなのモヤモヤを解決するヒントがあるかも。
"青学”にしぼって高3の夏から猛勉強し、逆転合格!

受験科目をしぼったのが勝因!
「子どもの頃から大学に行くつもりだったけど、勉強は高2までは全然してなかったなぁ。中3で英検2級をとったくらい。それは高校受験を意識してとったんだけど、結局高校は芸能系の通信に進学したから、あんまり関係なかったんだけどね(笑)。高校生になってからはまったく勉強しなくて、さすがに高2の途中から親が塾に行かせてくれた。でも塾では先生とのおしゃべりがメイン。お仕事もオオカミちゃんとか入ってめちゃくちゃ忙しくなっちゃったし……。それでもさすがに高3になってからは、“一日7時間勉強する”って決めたよ。だけど、結局できない日も多くて、今考えれば甘かったな。さすがに塾の先生にもおこられて、夏休みからは本気になって一日9時間はやるようにした。あと早めに受験科目を現代文・英語・政経の3教科にしぼったのは正解だったと思う。本当は最初政経じゃなく世界史だったんだけど、世界史は範囲が多すぎて断念。それも正解だったと思う。政経は世界史と比べたら範囲が全然せまいから。私なんて『国会って?』ってレベルだったのに、半年間でいい点数とれるようになったもん。あと政経のいいところは、ニュースとか生活に密着してるから、わかると興味もでるし賢くなった気になれるところ(笑)。ただ3教科にしぼると、受けられる大学とか学部は減ります! いろんな学部を受けたいコとか、どうしても学びたいジャンルがあるコには向かないかも。私の場合は、“キラキラした大学生活を送りたい”のが目的だったから、文系にして、第一志望の青学以外はその教科で受けられる学部を受けようって割り切ったの。共通テストもその3教科で受けたよ! ただ、秋になってあせりも出て、どうしても青学に行きたいから、受けられる方法は全部チャレンジしたくなって自己推薦のための小論文の勉強も始めたの。塾の先生には、『一般の受験科目に集中するべき』って猛反対されたんだけどね」
短期決戦で全集中!
「とにかく時間が足りないから、受験前の4か月間は、ST以外のお仕事は休んで、本当に勉強づけに! メンタルブレイクも起こしたけど、思いっきり泣いて……でも翌朝にはあせりが勝つからやるしかないって状態だった。本当につらかったけど、この時期に頑張って本当に良かった」

受験勉強した証(笑)!

参考書はバラして持ち歩き
かとしおの受験体験談、どうだった? みんなの参考になるといいな!
撮影/吉川綾子 ヘア&メイク/菅長ふみ(Lila) 構成/上野涼子