エンターテイメント
2019.09.05

本を通じて外国をのぞいてみよう【留学&旅行体感BOOK】

「海外留学したい」と思ってるコ、たくさんいるよね。学校のカリキュラムで海外研修や留学があるってコもいるはず。実際に行ってみるのには叶わないかもしれないけど、本を通じても海外のことを「旅行」とは違う視点でのぞくことができるはず。いずれ実際に海外に行くことを考えてるならきっと役に立つ本ばかりだよ。

海の向こうの中学生にも共感できるところが?

イギリス在住のブレイディみかこさんが、息子くんが通った中学でのことを描いたノンフィクション。学校ランキングで市内1位の小学校から進学したのは、地域で「元・底辺校」だった中学校。小学校とは全然雰囲気の違う中学校生活はどうなる…? 旅行ガイドじゃわからないイギリスって国のリアルな状況、そして海外の学校がどんなところなのかが気になってどんどん読んじゃう!!

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ ¥1350/新潮社

「車いす」だから体験できる&見えるものが

18歳のとき、バイク事故がきっかけで車いす生活になった三代さん。ハワイひとり旅や海外短期移住の経験もあって「今やりたいことをやれるうちに」と決意したのが「世界一周」。介助者なし&車いすでバリアだらけの世界遺産に向かったり、長距離列車に揺られたり、大変な経験もたくさん! そんな旅を助けてくれたのは便利なメカではなく人の手だったとか。「バリアフリー」って視点から見た世界の国の特徴、日本にあるものとないものがわかりそう。

『No Rain,No Rainbow 一度死んだ僕の車いす世界一周』三代達也 ¥1500/光文社

世界ってまだまだ知らないことがいっぱい

「運び屋」って言ってもあやしい仕事ではなく、海外の工場で使う部品や会社の書類など大急ぎで必要なものを飛行機を使って届けに行く「ハンドキャリー」っていうお仕事。仕事&プライベートでいろんな国に行った「運び屋女子」が体験したスゴすぎるエピソードの数々!!  ボリビアとかマチュピチュとかグアテマラとかでの想像もつかない出来事に「楽しそう!」と思うか「ありえない!」と思うか、あなたはどっち?

『食べた! 見た! 死にかけた! 「運び屋女子」一人旅』片岡恭子 ¥1000/講談社

構成/古川はる香

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