ライフスタイル
2016.09.23

“こじらせ友”対処法【前編】

みんなのイツメンの中には、ふだんは気にならないけど、疲れてるときには絡みづらいコって1人はいるはず。つき合いをやめたいわけではない、でも……な"こじらせ友"の代表的な2タイプについてどうやって対処したらいいか、心理カウンセラー・池田ちか先生に聞いたよ。

【“こじらせ友”その①】自称「天然系」友

●自己紹介で「天然って言われます」がテッパン。●たいしたエピソードは持ってない。

"天然であること"がモテると思ってる、ブリッ子。

【“こじらせ友”その②】自称「サバサバ」友

●「女として見られてないからw」が口グセ。●男友達多いアピールがすごい。

男子とも気軽にからめる。そんな自分が女としてレベル高いと思ってたり。あと本当はめっちゃ男子意識してる。

★対処法1★自分の中に隠された願望に気づいてみよう!

どちらのタイプの“こじらせ友”も、イラッとさせてくるけど、実はどれもあなたが直接的な被害をこうむっていないのでは? 見ていてなんとなく、"イヤだな……"と思ってしまうんだよね。そう思ってしまうのは、あなたの心の中に"あんな風にふるまってみたい"という願望があるから。でもそれを、"自分にはできない"とか"やってはいけないこと"と決めつけてしまっているんじゃないかな。自分でかけている心のブレーキが、あなたのザワッとを生んでしまっているのかも。その気持ちと向き合うことが、このタイプのコとうまくつき合うコツです。

★対処法2★一番の"イラッ"ポイントを自分に取り入れてみる

自分で勝手にかけているブレーキを弱めてみるのが、ひとつの対処法。そのうえでやってみるといいのが、相手の言動のマネ。完コピじゃなくて、一部だけでOK。一番いいのは、"ここだけはマネしたくない……"部分を取り入れてみること。勇気がいる部分をマネすることで、自分の心の許容範囲を広げることができるんだよ。でも、それを身近な人の前でやるのは、かなりハードル高いよね。そこでオススメなのが、コンビニやカフェの店員さんなど、無関係な相手にやってみること。例えば、ブリッコがイヤなコは、カフェの店員さんにイヤな相手と同じ口調でオーダーしてみたり……。そのマネがためらいなくできるようになったら、相手のイヤな部分をかなり受け入れられている証拠。やってみることで、あなた自身の世界が広がっていくはずだよ。

心理カウンセラー池田ちか先生/12年より心屋式心理カウンセラーとして活動。"言ってみる"という手法をとる心屋式心理学と風水薬膳茶の両方を使い、心と体の両方からカウンセリング。【HP】http://ameblo.jp/starsmusic-moonsgift/

イラスト/腹肉ツヤ子 構成/上村祐子 (Seventeen10月号)

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