東大王・水上颯さんと八木ちゃんの勉強法

八木ちゃんは『詳説世界史 ノート』、『総合英語be 3rd Edition』

「『詳説世界史 ノート』は穴うめ形式で、見開きの左右に答えを書いておけるのが便利。新幹線での移動中にも活用してます」

「『総合英語be 3rd Edition』ピンクは使い方や意味、オレンジはそれ以外の使い方、ブルーは応用ものと色分けして、頭に入れるようにしてるよ」

水上「八木さんは決められた法則で色分けしてますけど、僕だったら、その時分からない部分にだけ、線を引くようにします。要は新たに覚えなきゃいけないのは、その部分だけで、見直したときにも、そこだけ色がついていれば分かりやすいです」　八木「ほんまや!!（目からうろこ）」

『世界史Bの必修整理ノート』『読んで見て覚える重要古文単語315』

「『世界史Bの必修整理ノート』は文字や図も大きくて、とっつきやすいのでおすすめです！　穴うめ形式なので、大切なポイントが分かりやすく、見直し用にも◎」

「『読んで見て覚える 重要古文単語315』は英語同様、古文も単語力がカギに。でも必要な数は英単語より少なく、この1冊で十分。ゴロあわせで、楽しみながら覚えられますよ」

「モチベーションが上がらないときって多いですよね。僕は、自分に甘かったので、上がらないときは、無理してやらずに、寝ちゃってました。さすがにテスト前とかは、＂ヤル気おきねー＂って思ってもかじりつかなきゃいけないと思いますけど。あと、SNSで勉強垢を作ってる人もいると思うんですけど、これは役に立つと思います。毎日アップすることでモチベーションにつながるし、SNSにあげることで、自分の記録にもなるし、仲間ができていっしょにがんばれるから」

「私の場合は、大好きなコニーのペンケースでモチベーションを上げるようにしてます（笑）」

「僕が東大に行ったのは、医学の研究をするには、日本で一番恵まれた環境だと思ったから。そして、その希望をかなえられたのは、勉強をしていたからだと思います。でもやりたいことがある人は、学校名や偏差値が重要じゃない。その分野に強い学校を目指せばいいと思うんです。特化して学べる専門学校もアリですよね。ただ、自分のやりたいことが見つかってない場合は、高学歴のほうがその後の選択肢がひろがることは確かですね」

「学校の勉強だけじゃなくて、お仕事でも、自分の知らなかったことを知ったり、新しい世界を経験するのって、楽しい♪　だから勉強＝つまらないじゃなく、新しい世界を見せてくれる入り口だと思います」

撮影／細谷悠美　スタイリスト／北川沙耶香　ヘア＆メイク／松岡奈央子　モデル／八木莉可子　構成／上野涼子　（Seventeen4月号）