注目のPEOPLE☆霜降り明星さん　『M-1グランプリ2018』で、史上最年少優勝したコンビ！

粗品「極まってたね〜、アハハ。なんか自分たちのホームに帰った感じがして……」／せいや「今までのしんどかったこととかを思い出して……。若いと言われますけど、僕らなりにめちゃくちゃ努力してきたつもりなんで、その努力が報われた結果だったので……。劇場に帰ってきたら、安心して泣いちゃいましたね」

右・粗品さん　左・せいやさん

粗品「小学生の頃に『M-1グランプリ』を見て、お笑いをやってみたいなって思いました。”こんな舞台に立ってみたいな”って。僕ら世代はほとんど『M-1』の影響は大きいんちゃうかな」／せいや「僕も『M-1』や『笑いの金メダル』というお笑い番組を見てからかな。お笑いがずっと好きでしたね」

せいや「相方に誘われました。ちがう高校だったんですけど、素人の漫才大会で出会って、相方はピン芸人で活動していたんです。僕はふつうに大学に進学するんですけど、そこで『コンビをやりたい！』と猛烈アピールをされました。1年か2年くらいずっと声かけてくれましたね」

粗品「おっ！　聞きたいなあ。なんかあるの？」／せいや「取材だからマジに言いますけど…」／粗品「ふふっ」／せいや「相方が、『オレはピン芸人でも調子いいし、別にコンビ組まんでもいいけど、これから先『R-1』で優勝したり、どんだけ売れても、おまえとコンビを組みたいって思う』と言われて」／粗品「かーっ！（照）」／せいや「コイツ結構熱いんで。ストレートなヤツなんですよ！　『オレらが組んだら、絶対売れる！』とも言われて、その粗品の自信がすごいと思った」／粗品「うんうん、たしかに言ったな〜」／せいや「でも、オレは最初は『大丈夫かな〜』と不安に思いながらやってました（笑）」

粗品「そうですね。2年間、ピン芸人をやっていて、いろんな先輩とかと会って、お笑い業界がちょっとずつわかってきたなかで、それでも”せいやっておもろいヤツだな”と思ったんですよね。だから、『これはやっぱり、ふたりで力を合わせたらいけそうやな』と。それで、『ひとりではムリやな』って思いましたね。ピンの限界を感じてたと言うよりは、せいやとのコンビの可能性を感じてた部分が大きかったです」

粗品「ふたりで作ってます」／せいや「テーマを決めて、会社の会議みたいに、企画とボケとツッコミの全部を、とにかくふたりでアイディアを出す感じですね」

せいや「ジャパニーズウイスキーをハイボールで飲むのが好き」／粗品「せいやさん……。中高生が読む雑誌なのに、そのセレクトはあかんやろ！」／せいや「ああ、そっか（笑）」／粗品「僕はパチンコなんですけどね……」／せいや「いやいや、おまえもあかんやろ！」／粗品「まあ、クラシック音楽を聞くのが好きです。若い子たちにももっと聞いて欲しい！　『カノン』とか聞きやすい曲がいっぱいあるんで。聞いたことある曲を、一度オーケストラで聞いてみてください！」

せいや「もともとは白いネクタイだったんですけど、お笑いのライブで優勝したら、金色に光り輝きました」／粗品「”幸せの黄色いネクタイ”……ということにしといてください」

せいや「霜降り明星の冠番組とかやってみたいですね！」／粗品「うん、やってみたい！」／せいや「僕らがロケとか企画とかやって……。だれかが言ってたんですけど、『そろそろ全員が20代の番組があってもええんちゃう？』って。だから、僕らがMCで、芸人はもちろん、YouTuberやオリンピック選手とかいろんなジャンルの20代の人を呼んで番組を作りたいですね」／粗品「ええこと言うな～」／せいや「考えただけでドキドキしてきた」／粗品「いいね。（STの）前の号の同じコーナーに出ていた四千頭身とかも一緒にね。若い人が共感できるような番組やりたいね！」

しもふりみょうじょう●右・そしな　1993年１月７日生まれ、大阪府出身。左・せいや　1992年9月13日生まれ、大阪府出身。『第38回ABCお笑いグランプリ』優勝。『めざましテレビ』（フジテレビ系）で、2019年1月の「マンスリーエンタメプレゼンター」に決定！　『THE EMPTY STAGE 2019 WINTER』の東京公演[2月9日（土）～2月17日（日）会場：ベノア 銀座店]の「One-Man Talk Show」に参加が決定。さらに、「M-1ツアースペシャル2019」への出演も決定。 2月27日（水）、大阪のクールジャパンパークTTホール(2st)からスタートし、全国9会場にてネタを披露。その他の最新情報は、よしもとの公式ＨＰの霜降り明星のページ、もしくはInstagramをチェック☆→＠shuangjiangrimingxing（せいや）

撮影／細谷悠美　構成／宮平なつき（Seventeen2月号）