この夏も彼らに恋しちゃう♡　DISH//にインタビュー！

北村「壮大でストレートな曲です。最近の僕らはロック色の強い曲が多かったけど、ロックもJ-POPもダンスミュージックも全部やってこそDISH//だと思うので、新体制になって初めてのシングルがこの曲で嬉しいです」橘「最初に曲を聴いたときに、早く(北村)匠海の声で聴きたいと思ったんです。案の定、匠海が歌った曲を聴いてこの曲のよさを再確認しました」矢部「日本語にすると“再出発”ってタイトルだし、今のDISH//にぴったりな曲。１つの物語になっている歌詞にも注目して聞いてほしいです」泉「メロディも聴きやすいし、DISH//の代表曲になりそうな気がしています」

DISH//『Starting Over』＜7月11日発売・SINGLE＞￥1111／Sony Music Records

北村「恋愛で失敗したときや、勉強でくじけそうになったときなど、立ち止まったときに聴くと、この曲が背中を押してくれると思います」矢部「悲しいときだけでなく、元気なときに聴いて気持ちを高めるのもいいと思う。僕はドライブが好きなのですが、運転中にこの曲が流れたら、停まってしみじみ聴きたくなりそうです」北村「ドライブなのに停まるのかーい(笑)」

北村「聴いてくれる人に気持ちが届くように“まっすぐ”に歌ったので、“まっすぐ”受け止めてもらえればと」矢部「匠海がレコーディングしているのを聴いて、最初からすごく気持ちが入っていてグッときました。だからこそ歌を引き立てる綺麗なコーラスにしようと心がけました」

北村「頭の中に歌う対象を描き出して歌うことは多いかもしれないですね。やっぱりラブソングって1人めがけて歌わないと伝わらないものだと思うんです。もちろんライブでは目の前にいるたくさんの方たちに向かって歌っているけど……1人に対して歌った歌がみんなに伝わっていくイメージと言ったらいいのかな」矢部「僕が1番に思っているのは匠海のことです。コーラスは歌を支えるパートでもあるし、バラードを演奏するときは、気づいたら身体が匠海の方を向いてるんです」北村「変な意味で受け取らないでくださいね(笑)。さっき(橘)柊生も僕の歌のテンションに合わせてくれていると言っていて。ラブソングって特に“ボーカルが船をこぐ”みたいなところはあるから、合わせてくれるのは本当に嬉しい」

橘「前まで大っ嫌いだったんですけど、最近は好きです。汗びっしょりで起きる感じ、悪くないなって(笑)」北村「僕は逆。前まで好きだったんだけど今はあんまり。とにかく暑すぎる！」矢部「動かないのに汗をかく意味がわからない……」泉「冬の方が好きですね」北村「でも夏のライブは最高！　青空が近いんですよね、夏って。風を感じながらライブをするのも気持ちいいし」

橘「そのコに似合っていれば全部アリだと思います」北村「出た、その答え！　女子受け悪いよ(笑)」橘「えっ!? じゃあ……(ちょっと考えて)、ロングスカート、好きです！」北村「僕は割と自分に近い格好が好きですね。ストリート感が強めで古着MIXしてるコとか。洋服の話を一緒にしたいな」泉「ストリートっぽい雰囲気のコ、僕も好きです。キャップ被ってるコがいいな」矢部「メンズのTシャツをゆるっと着てる感じ、いいですね」

北村「ロックバンドなのに踊れるグループでもあるということを、どんどん広めていけたらと思っています。DISH//だからこそできるエンタメ感を出しつつ、しっかり音楽を聴かせられるグループになっていけるよう、がんばります！　9月には東西の野音でライブがあるので、ぜひ遊びにきてください！」

でぃっしゅ●演奏しながら歌って踊れるダンスロックバンド。2011年12月に結成し、2013年６月にシングル『I Can Hear』でメジャーデビュー。これまでに11枚のシングルと2枚のアルバムをリリース。2015年から4年連続元日に日本武道館で単独公演を開催！　メンバーそれぞれ俳優としても活動していて、中でも北村匠海さんは数多くの映画やドラマに出演し注目を集めているよ。DISH//の最新情報は公式HP(http://www.dish-web.com)でチェック！

撮影／加藤ゆき　文／菊池美里