エンターテイメント
2017.07.04

ST世代のハートに響く作家さんが判明!【10代が読んでる作家ランキング】

本が苦手なコも、このランキングを参考にして! 紙の本と電子書籍が買えるサイト「honto.jp(https://honto.jp/)」とhontoサービス実施書店(丸善、ジュンク堂書店、文教堂)の2017/1/1~6/19の購入データから、「10代が読んでる作家さん」を調査。作家さんランキング&期間中いちばん読まれた作品を発表☆ 同世代のみんなが読んでる作家さん&本なら、おもしろいにちがいないっ。

1位はデビュー2年の大注目作家→住野よるさん

2015年に発売されたデビュー作『君の膵臓を食べたい』が大ヒット。『キミスイ』を読んで、いきなりファンになっちゃったコも多いよね。今年3月に発売された最新作『か「」く「」し「」ご「」と』は今年6月までで10代にいちばん売れた小説ってことに! 性格のちがうクラスメイト5人それぞれの「かくしごと」がテーマになったせつなくて笑える青春小説だよ。

『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる ¥1400/新潮社

2位はアニメ映画が話題に→森見登美彦さん

今年春に公開されたアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』を観たコもいる? 原作小説を書いたのが森見登美彦さん。『夜は短し~』もそうだけど、ほかにも『四畳半神話大系』、『有頂天家族』など京都が舞台になった小説が人気。舞台はリアル京都なんだけど、描かれているのはちょっと現実離れした不思議な世界なのが、またおもしろいんだよね。修旅で京都行くなら、森見さんの小説を読んでから行くと、より楽しめます♪

『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦 ¥560/KADOKAWA

オトナから10代までファン多しの3位→村上春樹さん

本を読んだことがないコでも、名前くらいは知ってる超有名な作家さん。今年2月、7年ぶりの新作長編小説『騎士団長殺し』が発売になるってことで、ニュースにもなったよね。10代の中にも『騎士団長殺し』を読んだコがたくさんいたみたい。ほかにも全部で3巻ある長編小説もあるから、夏休みに時間をかけて読んでみるのがおすすめ。

『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア篇』村上春樹 ¥1800/新潮社

本屋大賞&直木賞をW受賞したあの人が4位→恩田陸さん

ピアノコンクールを舞台にした音楽&青春小説『蜜蜂と遠雷』が大ヒット。この作品で今年1月には直木賞を、4月には2017年本屋大賞を受賞した恩田陸さんが4位に。青春小説だけじゃなく、ミステリーもSFもおもしろい作品がある恩田さんだから、『蜜蜂と遠雷』を入り口にハマるコが多いのかも。

『蜜蜂と遠雷』恩田陸 ¥1800/幻冬舎

5位はミステリー作家さんといえばこの方→東野圭吾さん

ドラマ化、映画化された作品もいっぱい。日本を代表するミステリー作家のひとり・東野圭吾さん!「お父さん、お母さんの本棚にあったから読んでみた」なんてコもいるかもね。いちばん読まれてたのは『虚ろな十字架』の文庫版。娘に続いて妻を殺されてしまった男性が、妻の知らなかった一面を知ることになる物語。真実が少しずつ判明して、つながっていく流れに、ぐいぐい引きこまれるよ!

『虚ろな十字架』東野圭吾 ¥640/光文社

気になる6位以下は…

米澤穂信さん(『いまさら翼といわれても』など)、村田沙耶香さん(『コンビニ人間』など)、新海誠さん(『小説 君の名は。』など)、又吉直樹さん(『劇場』など)がランクイン‼ 賞をとるとか、話題になった作家さん&作品は10代のみんなも欠かさずチェックしてる感じでした。

構成/古川はる香

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