春はむくみやすい!?　むくみ改善におすすめなフルーツ３選！

管理栄養士の石川雅代先生によると、「春は、気温が急激に上がったりして体がついていかず、自律神経が乱れて体調をくずしたり、肌荒れをしやすい時期。その症状のひとつとして、むくみもあげられます。また、気温が急に上がることで静脈が広がって、逆流をおさえる弁がゆるんでしまう結果、血液や老廃物が血管内にたまってしまうことも、春むくみの一因と考えられています」(石川先生)
そんな春むくみの改善におすすめなのが、旬のフルーツなんだって！

「キウイは、たった1個でグレープフルーツ2個分の“カリウム”が含まれていて、これが余分な水分を排出してくれるため、むくみ解消効果があります。さらに酵素の働きで、腸内環境が整い、便秘改善も期待できるよ。そして、キウイは夜食べるのが効果的と言われています。というのも、1日の中で最も胃腸が活発に活動するのは、夜眠っている間。特に、午前0時あたりは“腸のゴールデンタイム”と呼ばれ、その時間の前に、常温のキウイを食べることで、腸の活動が活発になり、デトックス効果が高まると考えられます」(石川先生）

「メロンは、むくみ改善に良いとされる“カリウム”と“シトルリン”という成分によって、Wのむくみ改善効果が期待できます。さらに、メロンのワタの部分には、血液をサラサラに保つ効果のある“アデノシン”が含まれているため、種をのぞいたワタの部分も食べるとベストです」(石川先生)

「パイナップルも、ほかの2つと同様、“カリウム”が多く、水分を排出してくれる果物のひとつ。また、食物繊維も多いため、便秘の改善にも有効と考えられます。さらに、パイナップルに含まれる“パントテン酸”と“ビタミンB2”、”ナイアシン”が、体内の脂肪細胞を分解し、ダイエットにも有効と言えます。さらに、甘いわりに意外とローカロリーで、100gあたりでおよそ51kcalなので、ダイエット中のおやつとしてもおすすめできますね」（石川先生）

暖かくなって、ジューシーなフルーツがおいしそうに感じる時期。せっかくだったら、むくみ改善効果のある果物を選んで、おいしくスッキリボディを目指してね♪

監修／石川雅代(管理栄養士)