エンターテイメント
2024.09.25

見上愛さん、宮世琉弥さん、STモデルの秋田汐梨に話題沸騰中のNetflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」の見どころ&撮影の裏側をクロストーク♪

8月29日に世界独占配信がスタートしたNetflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」は、もうチェックした? 今作で主演を務めた見上愛さん、主人公の唯千花と徐々に惹かれ合う真木陵悟役の宮世琉弥さん、我らがSTモデルの秋田汐梨がクロストークを展開! ドラマの見どころや撮影裏話をたっぷり教えてくれたよ。

Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」って?

校則違反を理由に、自主退学勧告を受けた元女子生徒が学校法人を訴えた実際の裁判をもとに、Z世代の恋愛観を反映したオリジナル学園ドラマ。男女交際禁止の校則が制定された超エリート高校を舞台に、生徒同士のリーク合戦、そして、理不尽な校則を押し付ける学校側とのバトルロワイヤルが描かれているよ。

 

登場人物一人ひとりの成長がていねいに描かれた「恋愛バトルロワイヤル」

 

Q.ドラマへの出演が決まった時の気持ちを聞かせて!

見上愛(以下、見上):マネージャーさんから単独主演が決定したと聞いた時、すごくうれしかったです。同時に、Netflix作品の規模の大きさや、どれだけの人が携わっているかを「幽☆遊☆白書」に参加した際に知ったので、プレッシャーも感じました。

宮世琉弥(以下、宮世):Netflixのようなスケールの大きい作品に出演が決まったことが、僕もすごくうれしかったです。これまでこれほどの長期間の撮影を経験したことがなかったので、少し緊張もしました。

秋田汐梨(以下、秋田):私、“A Netflix Series”と書かれている作品に出演することがずっと憧れだったんです。だから、マネージャーさんから出演決定の連絡をもらった時は、本当にうれしかったです。同年代の人が集まる現場はいつも楽しいので、またそんな雰囲気を味わえると思うとワクワクが止まりませんでした!

 

 Q.見上さん、主演として心がけたことは? 

見上:これまで出演した作品でお会いした主演俳優の先輩方は、みなさん現場での振る舞いが本当に素敵でした。現場を盛り上げるために多方面に気を配る方もいれば、集中力でみんなを引っ張っていく方もいて。さまざまなタイプの方がいらっしゃったので、自分に合うやり方を見つけるために色々と試してみようと思ったんです。でも、いろいろと試した結果、ずっと寝ちゃってました(笑)。

 宮世:いや、こんなふうに言ってますが、周りとよくコミュニケーションを取っていましたし、集中力で周りを引っ張っていました。ちゃんと活動している時は! 

見上:ハハハ! “ちゃんと活動している時”って、冬眠する動物みたいな表現(笑)

秋田:眠くなるのは、主演としてエネルギーを使いすぎていたからだと思うよ。 

見上:そうなのかな? ふたりとも優しい〜! 現場でも、みんなのこういう優しさに本当に助けられていました。

宮世:僕も見上さんの明るい性格にすごく助けられたし感謝しています。

秋田:私も
 

見上愛さんが演じるのは、多額の借金を抱える母を救うため、

校則違反者からお金を受け取ってもみ消す

“ラブキーパー”として活動する主人公・有沢唯千花(ありさわ・いちか)役。

 

Q.脚本を読んだ時、どんな印象を受けた? 

見上:「恋愛バトルロワイヤル」は、子どもだけでなく、大人も含めた登場人物一人ひとりの成長を描いた作品。私が演じた唯千花のお母さんが、作中で「この子も恋愛を通して、ちょっと大人になったと思います」といったようなセリフがあるんですけど、それがこの物語のすべてなんじゃないかなと。恋愛や友情、家族のこととか、軸が定まっていない高校生が、さまざまな経験をして、少しずつ成長していく姿がすごく上手く描かれているなと思いました。

宮世:それぞれのキャラクターにきちんとスポットライトが当てられていて、それぞれが抱える悩みがリアルなんです。共感できる部分がすごくたくさんあったので、いい作品だなと思いました。

 

 

宮世琉弥さんは、父との関係に苦しみながらも、

唯千花に恋をすることで変化していく真木陵悟(まき・りょうご)役。

 

Q.役作りはどうやったの?

宮世:どうしていたかな……。

見上:宮世くんは真木に似ているよね。元気なところとか、いたずら好きのところとか!

宮世:そういえば、監督やプロデューサーさんと役について話した時に、「真木は宮世さんそのものです」と言われました。今回は特別な役作りはしなかったんですが、それは撮影期間が長かったおかげで、キャスト同士しっかりコミュニケーションを取ることができたから。本当に学園生活を共にしている仲間のような気持ちになれて、自然体でお芝居することができたと思います。

 見上:私は見た目に関しては、衣装合わせの時にメイクさんと髪型を相談しました。きっと唯千花は、お母さんから美容院代をもらっても、それを使わずに1000円カットに行ったり、自分で髪を切っていたりして、そのお金を食費に回すような子だと思って。だから、バラバラの長さになるように髪を切っていました!

秋田:そうだったんだ。私は最初に脚本を読んだ時、同性愛者の(藤野)紗和をどう演じるべきか悩みました。紗和の言動に寄り添ったお芝居ができるよう、彼女の行動や言葉の裏に隠れた気持ちを、ていねいに一つひとつ確認しながら演じましたね。

 

 

秋田汐梨さんは、物語を大きく動かす生徒会副会長の藤野紗和(ふじの・さわ)役を演じる。

 

Q.宮世さんは、元気なところや、いたずら好きなところが役柄と似ているとのことだけど、見上さんと秋田さんは、自分と役柄に共通点はあると思う? 

見上:共通点は、特にないかも。

秋田:頭いいところが一緒だよ!

見上:私は頭が良い感じに見せる能力が高いだけで(笑)、実際の勉強は普通だよ。

 秋田:でも、語彙力がすごく高いよね。センスのある言葉が、ぽんぽんと出てくるところとか、そばで見ているとそこが共通点だと思ったよ。

宮世:うん、分かる。

見上:ありがとう(照)。

見上:汐梨ちゃんは、ちょっと天然なところが似ているよ!

秋田:そう? ありがとう!

 

修学旅行のような気分に! 地方での撮影裏エピソード

Q.印象に残っているシーンを教えて!

見上:私は、ドラマ後半の裁判のシーン。緊張感のある撮影で、これまでに感じたことのない気持ちになることも多々ありました。あそこまで感情的なシーンを撮ることがこれまであまりなかったので、いい機会をいただけたなと思いました。

宮世:あのシーンは本当にすごかった。本当にすごすぎる……と思いながらずっと見ていて、役者としてすごく刺激を受けました。

見上:語彙力(笑)。でも、ありがとう。

秋田:私が印象に残っているシーンは、家に紗和がひとりでいるシーン。学校のみんなといる時とはまた違う、紗和の素の姿を見せられるように意識して演じました。キャラクターが持つ可愛い一面を知ってもらって好きになってもらえるように、アニソンを覚えて歌ってみたり、ぬいぐるみに囲まれてみたり……ひとりでの撮影は寂しかったけど頑張りました。

宮世:僕は、やっぱり練習期間も含めて、学園祭でのダンスシーンですね。青春だった! 本編には映っていないですが、踊り終わったあとにみんなで集まって「イエーイ」と言い合ったんです。そのシーンが、メイキング映像として公開されているそうなので、ぜひチェックしてください。

見上:メイキングが公開されてるんだね。ダンスが下手なのがバレちゃう〜(笑)

宮世:大丈夫、うまかったから!

 

Q.撮影期間中の思い出を教えて!

宮世:地方での撮影の時、みんなが同じホテルに泊まっていたんです。朝になると集合して、一緒にバスで撮影現場に向かう日々。コンビニでばったり会うこともあって、まるで修学旅行に来ている気分でした! 

秋田:たしかに〜!!

見上:あと、撮影で覚えていることは……とにかく暑い日も寒い日も頑張って撮ったということ(笑)

秋田:頑張ったし、本当にみんな仲が良くて、中身のない会話をずっとしていたよね(笑)。

 

“眠り姫”というあだ名の持ち主は誰!? 学生時代の思い出を公開


 

Q.今作は、高校が舞台。3人はどんな学生だった?

宮世:僕はちょうど中間くらいのポジションでした(笑)。

見上:意外! 本当に陽キャだから。

秋田:今は自分のことを陽キャだと思う?

宮世:思ってないよ(笑)。

秋田:だったら自分で気づいてないだけで、学生時代も陽キャだったんじゃないかな。

宮世:訂正されました。僕、そっちだったんだ(笑)!

見上:私は中高時代も今と変わらず、ずっと寝ていたから“眠り姫”というあだ名だった。あと、いたずらに引っかかりやすい子だった。クラスメイトの一人が、いろんな人の背中にひと言書いたマスキングテープを貼るといういたずらをよくしていたの。私も案の定貼られたんだけど、ネタバラシの時に寝ちゃって(笑)、そのまま気づかずに下校したら、すれ違ったお姉さんに「言うか迷ったんですけど、背中に……」と言われて(笑)。テープをはがして見てみたら、「お前のものは俺もの!」って書いてあったんだよね。

宮世:恥ずかしすぎる‼︎

秋田:可愛い〜♡

見上:そのマスキングテープを貼ってきた子とは今でも大親友で、この作品への出演が決まった時もその子といたんだ。

秋田:そうだったんだ。私は中高時代から今のお仕事をしていたから、地元の京都と東京を頻繁に行き来している学生だった。1日でも休みがあれば、始発で京都に帰って、家族に駅まで持ってきてもらった制服に着替えてそのまま学校へ。授業が終わったら、そのまま制服で東京に戻るという日もよくあった。とにかく学校が大好きで、私にとってリフレッシュできる場所だったから、放課後だけとか短い時間しかいられなくても行っていました!

見上:すごい! 体力があるね。

秋田:うん、アクティブな学生だった!

 

Q.ST読者のみんなに、メッセージをお願いいたします!

宮世:このドラマに登場するキャラクターと同様に、みなさんもいろんなことに悩みながら日々を過ごしていると思うんです。自分とリンクする部分を持つ登場人物に出会えるかもしれないし、そのキャラクターたちがどんどん成長していく姿を見て刺激を受ける部分もあるのかなと思います。家族や友達とか、意見交換ができる人と一緒に見て、自分はこういう意見を持ったといったように、考えを深めていってほしいです。

秋田:中高生は、ちょうど初恋とか、恋愛感情を初めて経験する年齢だと思うんです。そういう時期にこの作品を見てもらえることはうれしいなと思います。作中ではいろんな形の恋愛が、ひとつひとつ丁寧かつ繊細に描かれているから、絶対に共感できるものがあると思う。ぜひ観終わったあとに、学校で「あのシーンどうだった?」と言って盛り上がって欲しいです。

見上:この作品は、Z世代にインタビューをして脚本が出来上がったそうなので、きっとST読者のみなさんの等身大に近い恋愛が描かれていると思います。大人になると、学生時代の時のことを思い返しながら観ることはできても、その時の実感をともなって観ることはできない。だからこそ、今この作品の登場人物と同じ時間を過ごしているみんなにぜひ観てほしいですし、その中で生まれた気持ちを忘れずに大切にしてほしいと思います。


 Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」

■Netflixにて独占配信中
Netflix 作品ページ

撮影/斎藤大嗣 文/海渡理恵 <見上さん>ヘアメイク/豊田健治 スタイリスト/下山さつき 衣装協力/RHODOLIRION、NEEDLES、ENGINEERED GARMENTS、both、その他スタイリスト私物 <宮世さん>ヘアメイク/松田陵(Y's C) スタイリスト:鴇田晋哉 衣装協力/J.プレス オリジナルス、アンブッシュ®︎、その他スタイリスト私物 <秋田さん>ヘアメイク/伴まどか スタイリスト/岡本純子

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