エンターテイメント
2024.04.26

【チェキプレあり】日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』主演・清原果耶に接近♡

新たな作品に出演するたびに圧倒的な演技力で観る人を魅了する俳優で、ST㋲としても活躍してくれていた清原果耶ちゃんが登場! 5月3日に公開される主演映画『青春18×2 君へと続く道』は日本・台湾の合作映画としても話題に。台湾での撮影や作品への想いはもちろん、ST㋲として活躍していたころの思い出も話してくれました♪

――本作で演じたアミという役はどんなコだなという印象ですか? 

すごく色鮮やかなコだったなと思います。どんな感情も何色も欠かしちゃいけなくて、全部がないとアミは成り立たない。全ての感情を大事に演じていかないと魅力が欠けてしまうんだろうなという緊張感も演じているときはありました。

 ――映画への出演のお話を聞いたときのコメントで「どうしても出演したいと思えた素敵な企画でした」と言っていましたが、どういうところに魅力を感じましたか?

青春や初恋というキーワードを、藤井道人監督がどうやって描くんだろうというのがすごく気になったんです。私自身はいわゆる青春時代と呼ばれる時期にはもう今のお仕事を始めていたので、大学生活とか新社会人みたいなことを深く体感してこなかったからこそ、どういうものが青春なのかを思い返すキッカケになる役を藤井監督が私にくれたんだと思うと、それがすごく嬉しかったというのが大きいです。 藤井監督とは高校生のときからご一緒させていただいていて。私にとって“ここだ”という作品でご一緒させていただく大事な存在。以前、監督が私のことを戦友と言ってくださっていたんですが、私自身もその言葉がすごくしっくりきたんです。そして今回の脚本を読んで、アミという役が本当に大事な人物だったので藤井監督からの信頼を感じましたし、それに応えられることは全部しようとも思いました。

――どういうものが青春なのか、この作品を通して見つかりましたか? 

なんだろう…でも“苦い思い出”は青春と呼んでいいのかな、と。それこそ後悔やモヤが残る思い出や感情って時がたって過去になるとなんか美化されたりもするじゃないですか。でも、それはそれでいいのかなとも思います。いつまでも“あれすごくイヤだったな”って思い続けるよりかは、前に進むためにそういう青い時代もあったって認めさせてくれることが青春なのかなって思うようになりました。 

――完成した作品を観てどんな感想を抱きましたか? 

めっちゃ泣きました……! 感想じゃないですね(笑)。基本的に自分が出ている作品って1回目は客観視できないんです。“あ〜こうしたらよかったな”とかいろいろ思うことがあったりして。でもこの作品は序盤からずっと泣いてました。ジミーという青年がアミのことを思いながら生きていくそのたたずまいに、撮影当時のアミの感情を思い返して“うぅ〜”となってしまって、序盤から最後までずっと泣いてました。 

――その感情は作品を観る前から予想してましたか? 

まったく(笑)。撮影していただいたカメラマンの方から“アミすごくよかったよ”というメッセージはいただいていて。“どんなもんじゃい!”と思って観に行ったら、爆泣きでした。客観的に観れていたのかというと全然観れていないので、もう1回ちゃんと観たいなと思います(笑)。 

――台湾での撮影を通してどんなところに魅力を感じましたか?

馴染ませてくれるところ。旅行の人なんだねという感じじゃなくて、「どうしてここに来ているの? そうなんだ、がんばって!」みたいな感じで、みなさんフラットに接してくれるんです。おだやかに見守って、共存してくださる雰囲気がすごくありがたかったです。 

――印象に残っている中国語のフレーズはありますか?

日本でいう「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」のような時間ごとの挨拶の習慣が台湾にはないらしいんです。そのかわりに「你吃飯了嗎?(あなたはご飯を食べましたか?)」が、あいさつや「元気ですか?」に該当する言葉だってことを教わって、ひんぱんに使っていました(笑)。 

――本作では登場人物それぞれにとっての“旅の意味”も描かれていますが、果耶ちゃんにとっての“旅”はどんな意味を持ちますか?

すごくシンプルですが、リフレッシュや気持ちのモヤを落とすような意味合いで旅に行くことはあったかなと思います。朝ドラ(『おかえりモネ』)の撮影が終わった後に北海道の富良野に行ったんです。旅というかお仕事ではあったんですけど(笑)。でもすごく気持ちがスッキリしたのを覚えています。1年弱の撮影期間を経て抱いていたいろいろな感情がキュッとひとつにまとまって“よし! 私の心のこのあたりに収めておこう”みたいにリフレッシュできた気がしたんです。白樺の木が生えていたり、森の中にあるカフェでごはんを食べたりして、心がすごく洗われるような気持ちで。“あぁ、またこういうところに来るためにがんばろう”って思える時間でした。 

――ジミーと同じ18歳のとき、果耶ちゃんはまさにSTモデルとして誌面で大活躍してくれていました。STでの思い出を教えてください。

私がST㋲になったのは“ミスセブンティーン”とかオーディションきっかけではなくて。最初のころは“なじめるかな”って不安な気持ちがあったんです。でも、同世代のぴっちゃん(坂井仁香)や、ささっきー(佐々木莉佳子)が気さくに話しかけてくれたのを今でもすごく覚えています。比較的ひとりの撮影が多かったこともあって、みんなとごはんを食べに行ったりとかはできなかったけれど、たまに会えるSTモデルのみんながやさしくてかわいくて幸せだったなという思い出! 久保(史緒里)ちゃんとかもすごくやさしかった!

 ――当時と今とで“清原果耶、ここが変わりましたよ〜”ってことはありますか? 

なんだろう!? なんか変わったかな〜私。自分ではわからないものですね(笑)。 

――好みとかは?

古着や写真に読書に音楽と多趣味だった印象があります。 それでいうと古着はあんまり着なくなりました(笑)。当時は本当に大好きで、STの企画でも古着担当だったり、プライベートでよく古着屋さんにも行っていたけど、今はあまり行かなくなりましたね。 

――今はどんなテイストが好きですか?

好みは変わっても“自分の着たいものを着る”っていう気持ちは変わっていなくて。今はお気に入りのものが何着かあって、その中で着回せればいいかなみたいに思うようになりました。クローゼットの中もたくさんあるほうではない気がします。アクセサリーも好きだし、かわいいなと思うものはたくさんあるけど、でも結局お気に入りのものしかつけないから、数はあまりなくていいかもと思って、精査しているところです。 それこそ10代のころは高くてちょっと買おうか悩むこともあったけど、いいものを買うと大事にするから。それはそれでいいことだなと思うし、じゃあはやめに買っておけばよかったなって(笑)。これもオトナになったってことなのかな。 

――当時の自分を思い返してみて“しておけばよかった”と思うことは?

それこそ今回の作品で台湾で撮影したときに“あぁ〜もっと言葉の勉強をしておけばよかった”って思いました。英語でも中国語でも韓国語でも。今になって言葉の勉強をしておくことの重要性を痛感することが多くて。 

――当時は全然?

はい(笑)。むしろ日本語のきれいな響きが好きで学びたい気持ちが強かったから、本や詩集を読んでいたんです。洋画よりも邦画が好きでしたし。今は洋画も観るようになりました。そういう自分の気持ちの変化はあるんだろうけど、あんまり遠ざけずに昔から日本語以外の語学に触れることに慣れていれば、今もうちょっと吸収率がちがったのかもと思ったりします。 

――逆に当時していてよかったと思うことは?

自分のやりたいことをやる、着たいものを着るということ。流行にのまれすぎずに自分に合ったものや好きなものを探すことはやってきてよかったなと思います。ハヤリを知るのも楽しいんですけどね。でもそれに流されてしんどくなったら意味がない。“まわりとちがうかも”って心配しないマインドは当時から持っていてよかったなと思います。

――では最後にST読者に向けて映画のみどころをお願いします!

青春真っ盛りの方も多いですもんね! これからどんどんオトナになっていくにつれて、ぶつかる壁はきっとあるし、もがかなきゃいけない感情って絶対に出会うもの。それは決して避けることはできないけれど、この作品はオトナになっていくことを否定しない作品でもあるので、怖がらずにがんばって生きていってほしいな。とはいえ、青春とか初恋、淡いラブストーリーの話でもあるので。ぜひ気軽に“あ、清原出てるな〜”ぐらいの気持ちで観に行ってください! 

 Profile  きよはら・かや●2002年1月30日生まれ、大阪府出身。2015年に俳優デビュー。2018〜2021年にST㋲としても活躍し、表紙は11回担当。映画『片思い世界』が2025年公開予定。昨年初挑戦した主演舞台『ジャンヌ・ダルク』では、第31回読売演劇大賞 優秀女優賞・杉村春子賞を受賞。

 

イヤリング¥67100/カスカ(カスカ表参道本店)靴/スタイリスト私物 

 

5月3日(金) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー 

 映画『青春18×2 君へと続く道』 

 <ストーリー> 

18年前の台湾。カラオケ店でバイトする高校生・ジミー(シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカー・アミ(清原果耶)と出会い、恋心を抱く。しかし、突然アミが帰国することに。意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する――。時が経ち、現在。人生につまずき故郷に戻ってきたジミーは、あの日の約束を果たそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意する。東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へ。一期一会の出会いを繰り返しながらたどり着いた先で、ジミーが知ったアミの本当の想いとは。 

 

シュー・グァンハン 清原果耶 

ジョセフ・チャン 道枝駿佑 黒木華  松重豊 黒木瞳 

©2024「青春 18×2」Film Partners 配給:ハピネットファントム・スタジオ



清原果耶ちゃんのサイン入りチェキを

抽選で1名様にプレゼント 

【応募方法】

 ①XでSeventeen公式アカウント(@SeventeenJP_mag)をフォローしてね。

 ② 記事の感想と、#ST_kayakiyohara のハッシュタグをつけてツイートしてね。 応募期限は5月7日(火)23:59まで!

 ※当選者にのみXのDMでご連絡します。 

【当選通知】

・抽選の結果、プレゼントに当選された方には5月下旬までに本アカウントからダイレクトメッセージでご連絡します。

・当選時に本アカウントのフォローを外されていますと、当選が無効となりますのでご注意ください。 

・当選の通知後から所定の期限までに返答がなかった場合は、当選が無効となりますのでご注意ください。 

・賞品発送に必要な情報が不足している場合は、当選が無効になる可能性がございます。 

・都合により当選のご連絡時期が多少遅れる場合もございます。あらかじめご了承ください。 

【注意事項】

 ・以下の項目に同意いただいた方のみ、ご応募いただけます。 

・ 本アカウントをフォローし、こちらの記事にコメントし、ダイレクトメッセージの受信を許可している方のみ応募が可能です。非公開アカウント(鍵付き)からはご応募できません。 

・ 1名様による複数アカウントでのご応募はおやめください。 

・ 本企画について本アカウント以外からDMを送信することはありません。なりすましにご注意ください。 

・ 抽選結果にまつわるご質問、お問い合わせにはお答えできません。 

・ キャンペーンや賞品に関するお問い合わせはお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。 

・ 賞品の発送は日本国内のみとさせていただきます。 

・ 当選の権利を他人に譲渡することはできません。 

・ 転売行為、もしくは転売行為への加担は厳禁です。 

・ 賞品の換金、交換はできません。 

・ 本キャンペーンの内容は予告なく変更、または終了する場合があります。 

・ 第三者が応募者の投稿内容を利用したことによって受けた損害については一切の保証をいたしかねます。 

【個人情報の取扱いについて】

・ 当選者から取得した個人情報は、賞品の発送など本件に関する諸連絡に利用します。 

・ いただいた個人情報は(株)集英社にて管理し、ご本人様の同意なしに業務委託先以外の第三者に開示・提供することはありません(法令などにより開示を求められた場合を除く)。

撮影/千葉タイチ スタイリスト/井阪 恵(dynamic) ヘア&メイク/赤松絵利(ESPER) 取材・文/上村祐子

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