エンターテイメント
2024.04.08

髙橋海人主演ドラマ『95』制作発表会レポ&マルコ役・細田佳央太が語る撮影裏話

King & Princeの髙橋海人くん主演ドラマ『95』は、1995年の東京・渋谷を駆け抜けた高校生たちの青春群像劇。キャストのみなさんの仲のよさがあふれていた制作発表会の様子をレポートするとともに、マルコ役の細田佳央太くんに撮影現場の様子やドラマの見どころを聞いたよ。
 

1995年の高校生を演じた6人が制服姿で勢揃い!

髙橋海人/Q(広重秋久) 星城学院に通う高校生。1年生までは成績優秀で品行方正だったが、地下鉄サリン事件をきっかけに人生が一変する。

「この作品だからこそできるエッジの効いた映像のつむぎ方、登場人物のみんながアグレッシブにエネルギッシュに関わっていくのに興奮しました。1995年という時代にリスペクトを込めて、みんなで丁寧に作り上げたので、その熱量が皆さんに伝わるといいなと思います!」

 

中川大志/翔(鈴木翔太郎) 星城学院に通う高校生。祖父は政治家、父親は大病院の経営者、母親はTVコメンテーター。

「久々に制服を着て、青春時代をこのメンバーと過ごさせてもらったんですけど、かなりアツい現場になりまして、その熱量が画面に出ていたらいいなと完成した1話を見たら、現場以上のアツい作品になってます」

 

松本穂香/岸セイラ 星城学院に通う高校生。翔、レオ、ドヨンとは幼稚園からの幼なじみ。

「一人ひとりすごく個性的で、その違ったエネルギーがドラマの中にすごく楽しくあふれていて、見ている私も純粋にワクワクしたりニヤニヤしたりしながら見ちゃうドラマ」

 

細田佳央太/マルコ(丸山浩一) 星城学院に通う高校生。家は渋谷の畳屋「丸山畳店」。秋久とは中学時代から交流がある。

「1995年に生まれてないので、どういう世界なのかわからないままに飛び込んだ。若い人にも、当時を生きてた方にも、どっちの世代にも広く刺さる工夫や面白みがいたるところに散りばめられてます」

 


犬飼貴丈/レオ(堺怜王) 星城学院に通う高校生。父親は暴力団の有力幹部。学校ではいつも音楽を聴いている。

「1995年という懐かしさと、キャストとスタッフと作り上げた新しさ、相反するものが見事に融合して化学反応を起こしています。ひとりでも多くの人に……届け〜!!」

 

関口メンディー/ドヨン(新川道永) 星城学院に通う高校生。小学校4年生の時に神戸に移住したが、阪神淡路大震災をきっかけに東京に戻った。

「僕の人生のテーマも青春なので、この作品に巡り会えたことが自分としてもうれしいですし、みんなと駆け抜けることで青春できたなと思っています」
 

『95』の見どころ95個言えるまで終われません!

会見の中で、ドラマの見どころをみんなで協力して95個あげていくコーナーが! さすがに95はむちゃぶりでは?と思いましたが、皆さん口々にドラマの見どころを言っていきます!

「みんなカッコイイ!」「1995年のことについて学べる!」「衣装むちゃくちゃオシャレ!」「僕らのアジトがオシャレ!」「オーブニングがカッコいい!」「主題歌が素晴らしい!」

というドラマの魅力そのものからじょじょに……

「監督の寝癖が可愛い!」「雪降ってるシーンでもめっちゃ暑かった!」「待ち時間でのオフトークがいい!」「うん、豆知識大会が楽しかった!」「細田くんがなんでも知ってた!」

という現場でのエピソードが入ってきました。それでも順調に95個に近づいていきます。

ところが、58個まで出たところで中川さんがスケジュールの都合で途中退出することに!「あと37個、たのむね!」と残して中川さんが帰ってしまい、残った5人でさらに続けます。

「95年という時代が絶対に好きになる」「高校生のわちゃわちゃ感が楽しい」「キュンキュンするところがある」「ドヨンの肉体美」「変わる前のQちゃんもステキ」「話数足りない、もっと見たい」

などなど、5人で見どころを出し続け、見事に95個を達成しました!
 

海人くんへのサプライズでバースデーケーキが登場!

すると、さっき退出したはずの中川さんが、大きなケーキとともに再び登場!
4月3日で25歳になる海人くんへの、バースデーサプライズなのでした!
5人が一文字ずつ書いたという「おめでとう」の文字の旗が飾られていて、感動ひとしおの海人くんでした。
(ちなみに「お」が中川さん、「め」がメンディーさん、「で」が犬飼さん、「と」が細田さん、「う」が松本さん。誰が書いたかを聞かれた海人くんの予想はほぼハズレてました〜)

 

★最後に海人くんからメッセージが。

「いろんなことが起きた95年なんですけど、95年という時代に若者たちがカッコいい大人になるためにいろいろと考えたり、必死にもがいたり、ぶつかり合ったりしていきます。そんな登場人物のみんなが最後にどんな顔で95年、そこに立っているか皆さんに見届けてほしいなと思います」
 

マルコ役を演じる細田佳央太くんにお話を聞いたよ!

Q. 演じているマルコ(丸山浩一)はどんなコですか?

「基本的に明るい男のコです。家が特別なわけでも、特別な経験をしてきたわけでもないし、ほかのメンバーとはちょっと違う、普通寄りのコです。でも、頑張って背伸びしてる感覚はなくて、チームの中でもマルコはマルコとしていることができる。それは彼の明るさだったり、空気を変えられる存在感を持っていたりするからだと思う。マルコはチームを明るくする役割を任されていて、それを全うしているという印象です」

Q. 見た目もチーム内でひとり金髪キャラですね

「根元を黒くして、自分で染めた感を出しています(笑)。衣装は可愛らしいんです。基本、帽子キャラで、オーバーオールで、とほかのメンバーとは違った個性あふれる服装です。1995年の制服の着こなしも、今の高校生のとはちょっと違う感じですね」

Q. マルコを演じる上で大事にしていたことは?

「チームの5人みんなに、カッコいい大人になるために必死に生きる、という共通認識が根本にありました。なので特に意識することなく、自然にマルコでいられましたね。」

「1995年って、文化的なことも常識も、大きく変わり始めていた時期だったのかな」

Q. 演じることで1995年の渋谷を疑似体験してみてどうでしたか?

「1995年って、文化的なことも常識も、大きく変わり始めていた時期だったのかなと思いましたね。地下鉄サリン事件とか、ニュースから流れてくる出来事が非現実的にしか見えなかっただろうし。10代のコたちは、その時代の波みたいなものに影響を受けざるを得なかっただろうなと思います」

Q. 『95』メンバーたちは「悔いなく生きる」ことに向き合いますね

「彼らには、世界が終わるという噂があったからかもしれないけれど、あたりまえのことなんて何もないことに気づけたからちゃんと生きようと思えたんだと思います。たとえば自然災害は人の手でどうにかできるものでもないし、明日生きてるなんて100%の保証はないわけで。僕もどの作品が自分の遺作になってもいいようにやってるつもりではあるんです。『95』の彼らのカッコよさが、あらためてその考え方が間違っていなかったと思わせてくれました。それはこれからも大切にしていきたいと思います」

「本当にこのメンバーでよかった、ってみんなで言ってます」

Q. チーム5人の現場での様子を教えて!

「現場はとても仲いいんです。みなさんキャラが立ってて、楽しいですね。僕とメンディーさんは10歳くらい離れているんですけど、それでもみんな同じ高校生というとこもまた楽しい(笑)。

(髙橋)海人くんは、不思議な魅力をもった人です。彼の一生懸命さにみんなが引っ張られるし、みんなが海人くんを推していく。『少年ジャンプ』の主人公みたいな感じなんです。それは現場の端々で感じましたね。すごくカッコよかった。海人くんが、なんでもいいからみんなで豆知識を言いませんか?って言って、豆知識大会をしたのが、みんなでガッツリ話す最初のきっかけでしたね。

中川(大志)さんは、盛り上げることがすごく上手な方で、男子ノリがめちゃくちゃいい! お芝居に関してもいろいろなアイデアを提案してくださって。甘えすぎちゃったかなというぐらいに、クリエイティブなことで引っ張っていただきました。

松本(穂香)さんとは一緒のシーンが少なかったんですけど、男子5人のノリにも合わせてくれる方。お笑い好きみたいで、犬飼(貴丈)さんとジャルジャルさんの話で盛り上がってましたよ。

その犬飼さんは、頭のよさと視野の広さのある方。そしてなによりチャーミングなんです! 犬飼さんのチャーミングさが、現場をすごくいい雰囲気にしてくれていました。

(関口)メンディーさんは、一歩引いて後ろから見てくれてる感じかな。ガタイがいいし、背中が頼もしいんですけど、キャラクターとしては誰より可愛い! つねに笑っている印象で、優しさと安心感のある方。まるで仏! 思わずご本人にも、ブッダに似てますね、って言ってしまいました(笑)。

本当にこのメンバーでよかった、ってみんなで言っているんです」
 

「マルコが“友達になりたい男子No.1”になれたらいいな!」

Q. 細田さんご自身はどんな高校生でしたか?

「とにかく目立ちたくなかった。女子と話すのも苦手で、それは今もですけれど(笑)。学校では、話しかけないでオーラを出していましたね。放課後は仲のいい友達とずっとしゃべっているのが好きでした。なんでもない話をしてるのがすごく楽しかったですね。友達も狭く深くなタイプなので4~5人。ある種チームでしたね(笑)。早く大人になりたいなと思っていたので、可愛げはなかったかな。いま思えば、学園祭とか体育祭とか、がむしゃらに高校生活を楽しんでいたらよかったなとも思いますね。その分、いろいろな役を演じることで取り戻してる感はありますね(笑)」

Q. では、ST読者にドラマの見どころを!

「『95』で描かれる渋谷は、SNSも普及していないし、スマホもありません。今より不便に思えるその時代を、今の若いコたちにはどう見えるんだろうってすごく気になりますね。ファンタジックに見えてもおかしくないのかな。でも、こんな時代だったのかぁと知った上で、もしこの時代に自分がいたらどう生きてただろう、って想像しながら観てもらえたらうれしいですね。そして『95』の彼らに、恋をしてほしいな!」

Q. マルコはST読者をキュンキュンさせそうですか?

「どうだろうなぁ、マルコはいい意味で友達どまりかな(笑)。でも、友達になりたい男子No.1になれたらいいな!」

 

Profile/ほそだかなた●2001年12月12日生まれ、東京都出身。4歳から芸能活動を始め、以降、多くののドラマや映画で活躍。2019年の映画『町田くんの世界』で主演を務め、数々の映画賞に輝く。今年3月に開催された、Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2024「WE AHHHHH!」に参加。「役者のみんなで歌ったり踊ったり、ファンのみなさんに感謝を伝えるライブです。今年4年ぶりに声出しが解禁されたんですが、お客さんのパワーがすごくてビックリしましたし、めちゃくちゃうれしかったです!もともとライブが大好きなので、僕自身もすごく楽しかった!」
 

スタイリスト/Satoshi Yoshimoto ヘア&メイク/NOBU(HAPP'S.)
カーディガン¥10450/ナノ・ユニバース カットソー¥18700・パンツ¥45100/ANCELLM
 

1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの青春物語

テレビ東京開局60周年連続ドラマプレミア23『95』

4月8日(月)スタート 毎週月曜夜11時6分放送

<ストーリー>

星城学院に通う秋久(高橋海人)は成績優秀で品行方正な生徒。しかし、1995年3月20日に起きた地下鉄サリン事件をきっかけに、人は簡単に死ぬという現実に衝撃を受ける。言いようのない感情を抱えていると、これまで縁のなかった同級生の鈴木翔太郎(中川大志)に突然呼び出された。「ぼんやり大人になって、ぼんやり死んで、お前は満足なんだな?」。悶々とした気持ちを焚きつけられ、マルコ(細田佳央太)、レオ(犬飼貴丈)、ドヨン(関口メンディー)のいるチームに強制的に入れられる。

主演:高橋海人
出演:中川大志 松本穂香 細田佳央太 犬飼貴丈 関口メンディー
      浅川梨奈 工藤遥 井上瑞稀 渡邊圭祐 鈴木仁
        三浦貴大 山中崇 紺野まひる 勝矢 嶋田久作 新川優愛 桜井日奈子/斉藤由貴/安田顕 桜井ユキ
主題歌:King & Prince 「moooove!!」

制作:テレビ東京

制作協力:ファインエンターテインメント

公式HP https://www.tv-tokyo.co.jp/tx_95/
公式X(旧Twitter) https://twitter.com/tx_drama95
公式Instagram  https://www.instagram.com/tx_drama95/
公式TikTok  https://www.tiktok.com/@premiere23_tx

©「95」製作委員会 撮影/高橋明宏 構成/鹿住恭子

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