注目のPEOPLE☆　おとなダカラちゃんの正体は、モデル・徳原ありささん（22）

「所属事務所からオーディションの話をいただきました。地元の沖縄からビデオ動画を送り、その後、東京で最終審査がありました。はじめは、情報が伏せられていて、何の飲料のオーディションか分からないようになっていたのですが、最終審査でグリーンダカラちゃんの衣装が用意されているのを見て、GREEN DA・KA・RAのオーディションであったことを知りました。その瞬間、不思議と「これは私にピッタリかも！」と思ったんです。それから約一週間後に、合格の通知をいただきました」

「本当にびっくりしました。正直、沖縄からの参加で合格できるか不安だったんです。それでも、最終審査の時の“私の勘は間違ってなかったんだ”と思うと、すごく嬉しかったです！　しーちゃん（グリーンダカラちゃん役のしずくちゃん）に会うのが楽しみでしたし、一緒に共演できると思うと、毎日ワクワクして、早く撮影が始まらないかなと待ち遠しかったです」

「本当にかわいくて癒されていました。はじめは緊張していたのですが、しーちゃんが心をオープンにして接してくれて、そこから仲良しになりました。一緒にいると、外見だけではなく、内面も、人見知りせず活発なところが「あ、自分に似ている！」と思う部分が多くて。自分の小さい頃を思い出しました。撮影中は休憩の合間に、一緒にお絵かきをしたり、“アルプスさんまんじゃく”などの手遊びをしたり、ダンスをしたり、とても楽しかったです」

「ＣＭ放送後は、テレビのバラエティ番組に呼んでいただいています。はじめての全国バラエティだったのですが、共演者の方々がとても優しく接してくださり、私自身も楽しんで出演することができました。また、もともと演劇をやっていて、舞台や映画が大好きなので、現在は演技のワークショップに通わせてもらいながら、演技のお仕事もしています」

「沖縄の魅力は、豊かな自然と人柄です！　４月に上京して改めて実感していますが、沖縄の海は透き通るような青色で、ボーっと眺めているだけで心が癒されます。また、夜は星もよく見えてとてもキレイです。温暖な土地柄のためか、おおらかな性格の方が多く、見知らぬ人でも家族のように接してくれます。時間の流れがとてもゆったりとしているので、時間に追われる忙しい生活をしている人への息抜きにおすすめしたい場所です」

「小中学校の頃に、那覇青少年舞台プログラムで演劇をしていたこともあって、元々は演技のお仕事がしたいと考えていました。高校生になって、同じ高校の先輩がモデルをしていて、その人に憧れてモデルに興味を持ちました。大学２年の時に、一般人をモデルとして募集していた沖縄のフリーペーパーに応募し、それに合格して、カバーガールとしてデビューしました。その後、現在の事務所にスカウトされ、本格的にお仕事をするようになりました」

「通っていた高校の近くに、映画館や商業施設があったので、放課後は友達と走って映画を観に行ったり、一緒に化粧品を見たり、ご飯を食べながら勉強会をしたりしていました。その頃は、よく友達と写真での変顔を競い合っていて、私の全力変顔は“学年一”と言われていました（笑）。私自身は、笑い上戸で、ツボが浅く、常に楽しそうだねと言われます！　ふざけるのが大好きで、まじめそうな人に出会うと、どうにかして笑わせたいという欲求にかられます（笑）」

「女のコっぽい服装よりも、少しボーイッシュな服装が好きです。それでも、女性らしさや大人っぽさが出るように、パンツスタイルの時には、靴をヒールにしたり、クールビューティなイメージに仕上げます。ブランドは、ひとつにこだわらず、なるべく多くのブランドのお洋服を着ることを通して、今までになかった自分探しをするのが好きです」

「沖縄から三線を持ってきて毎日弾いています。一年前に独学ではじめて、沖縄の民謡曲の『安里屋ユンタ』や、ＢＩＧＩＮさんの『島人ぬ宝』、夏川りみさんの『涙そうそう』を弾いています。夏は甲子園の時期なので、沖縄の応援の定番曲『ハイサイおじさん』を弾けるようになりたいです！」

「小学校からの夢であった演技のお仕事に力を入れていきます。いまは毎日映画を観て、気になる言い回しや表情、動きを巻き戻しながら勉強しています。読書が趣味で、特に東野圭吾さんの作品が大好きなので、彼の作品が映画化されるときは絶対に出演したいです！」

とくはらありさ●’93年 10月6日生まれ、沖縄県出身。沖縄のCMやテレビ番組、雑誌やカタログのモデルで主に活躍。今年4月から活動を東京へ移し、バラエティ番組などに出演中。　http://enve.co.jp/models/arisa　　構成／宮平なつき