エンターテイメント
2023.11.01

【舞台『鬼滅の刃』 で竈門炭治郎役に決定】ミュージカル『テニスの王子様』やミュージカル『刀剣乱舞』などにも出演経験アリの阪本奨悟さんインタビュー!

みんなが大好きな『鬼滅の刃』に舞台版もあるって知ってた? 舞台『鬼滅の刃』は、2020年に1作目が上演されて大好評につき、シリーズ化!2023年11~12月に、4作目の最新作『舞台「鬼滅の刃」其ノ肆 遊郭潜入』が上演されるんだよ♪ 今回から竈門炭治郎役に決定した、阪本奨悟さんをSTが直撃! 舞台についての意気込みや、阪本さんの知られざる内面を深掘りしたよ♡

高校生のときは路上ライブに夢中でした!
――Seventeen webには初登場! 阪本さんの自己紹介をお願いします!

兵庫県で生まれて、関西で育ちました。12歳のころから役者のお仕事をしていて、16の時に高校進学と同時に一度上京してきて、役者の活動を続けていました。だけど、17歳の時にいろいろと悩んでしまって、いったんリセットをしようと仕事を中断して地元に帰りました。

地元では、その時に好きだった音楽活動を始めました。趣味の延長みたいなものだったんですけど、路上ライブをやり始めて、ライブって楽しいなと思うようになり、少しずつ音楽活動を広げていったんです。その音楽活動を通して、以前お世話になった事務所の方にまた目をかけてもらえて、芸能界に復帰しました。

音楽のお仕事は続けながらも、やっぱり自分の原点は役者なので、“役者の仕事を今まで以上に本腰を入れて取り組みたい!”とその時に強く思ったので、役者と音楽と両方を軸に活動させていただいています。


何かにハマると、ごはんを食べることも忘れるくらい夢中になります
――阪本さんを深掘りしたいのですが、どんな性格ですか?

ハマると夢中になってこだわるところと、どうでもいいことの差が激しい極端な性格です(笑)。お仕事の現場で会う方には、「きっちりしてそう」とか「細かそう」と言われることもあるんですけど、すごくズボラな一面もあります。

たとえば家の掃除でも、大まかにはキレイにはしますけど、面倒だなと思った場所は、“ここは週一でいいかな”と怠ることがあります(笑)。とくに楽器の機材を梱包するダンボールは溜めがちです……。

今、夢中になっていることは、やっぱり役者のお仕事や自分で作る音楽。ひとつの舞台のモードに入ると、それ以外のことは受け付けられなくなる。だから、現場を掛け持ちしている方は本当に尊敬します。自分はひとつの作品でいっぱいいっぱいになっちゃうんで、そこは不器用だなって思いますね。

音楽は、本格的な機材を自宅にそろえていて、レコーディングもできるようになっています(笑)。ハマると夢中になって、ごはんを食べることも忘れるくらい。その性質は、小さいころからあまり変わってないですね。

仕事以外で少し前までハマっていたのはゲーム。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』に夢中になりました。5〜6年前までは、時間を忘れて朝の8時までやっちゃって昼夜逆転するタイプだったんですけど、今は体力がなくて……(笑)。長くやっても3〜4時間が限界です。
 

――好きなことやニガテなことは?

好きなことは、おいしいごはんを食べること。自分の中で区切りをつけて、“ここまで頑張ったらあの店に行こう”ってごほうびを決めるようにしていて、それが日々のモチベーションになってます(笑)。舞台の千秋楽が終わると、お肉が欲しくなるモードになるので、ごほうびは焼肉が多いです。最近は、回らないお寿司屋さんにも行くようになりました。

胃に負担がかからないものが今は好きです。お肉は、ハラミやホルモンのシマチョウ。お寿司だと、イカや赤貝、アワビなどをよく食べてます。

ニガテなことは水回りの掃除! 掃除しないと、すぐにイヤなニオイが発生したり、カビとか生えそうなので頻繁にやっているほうだとは思いますけど……。でも、いつかカビとか生えないキッチンシンクや浴槽を発明したいなって思うぐらいユウウツになる時間です(笑)。
 

――現在、30歳の阪本さん。阪本さんから見たST読者はどんなイメージですか? 

読者さんたちは女子中学生や女子高生ですよね。流行に対して、すごく敏感だなって感じます。お話できる機会があまりない世代ですけど、Tik TokやInstagramなどのSNSやYou Tubeの動画に関してはすごくチェックしているイメージです。僕も仕事上、音楽を作ったり、原作のマンガやアニメの舞台に立つことが多いので、流行の最先端にいる中高生の方々に今どういうことが求められているんだろうなーっていうのはつねに意識してしまいます。


炭治郎役はプレッシャーを感じています
 

――ST読者も大好きな『鬼滅の刃』の舞台版の竈門炭治郎役に決定されたそうで! 決まったときの率直な感想を教えてください!


もともと原作マンガを読んでいたので、“まさか自分が!”って驚きもありましたが、本当にうれしくて、とても光栄です! たくさんの方に愛されている作品ですし、舞台もすでに3作品も公演されているので、そういう素晴らしいステージに立たせていただけることが本当にうれしいです! ただ、それと同時にプレッシャーもすごく感じていますね(笑)。舞台の3作品ともすべて炭治郎役を演じられた小林(亮太)くんのイメージがお客さんに浸透してるだろうし、それをちゃんと自分が引き継げるかどうか……。でも、自分だからこそできることはあるだろうし、台本を読み込んで、自分なりの炭治郎をしっかり作って演じていけたらいいなという気持ちです。

原作のマンガも読み込んでいますし、テレビアニメも放送しているときにリアルタイムで観てはいたんですけど、内容をしっかり自分の中にインプットしたいので、また一から全部観始めています。


――『鬼滅の刃』の作品の魅力はどう感じていますか?

僕自身、本当に大ファンの作品です! 読んでいると、心が浄化されて、ストレス社会で凝り固まった心が解けていく感じがすごくあって、やさしい気持ちになれる作品です。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』も映画館に2回ほど観に行ったんですけど、自然と泣いちゃうんですよね。心をゆるめてくれる効果がすごくある(笑)。そういう部分がすごく好きです。これから舞台で演じるにあたって、今まで以上に、心をゆるめてくれる何かを作品内から探していかなきゃなと思っています。

 

――炭治郎はもちろんだと思いますが、ほかにも好きなキャラがいたら教えてください!

冨岡義勇さん! クールだけど、炭治郎と禰豆子のことを思っている感じがたまらなく好きです! いじられることはニガテという不器用さもかわいいなって思います。でも、すごく芯のある方というところも僕の心に刺さりました。


少年に見えるようにまっさらな気持ちで炭治郎役に挑みます
――大好きな作品の主人公ということで思い入れはたくさんあるかと思いますが、どういうふうに炭治郎を演じようと思っていますか?

炭治郎は15歳の設定なので、ちゃんと少年に見えるように演じていきたいです。30年生きているとその経験で自分が動くことが多いと思うので、それを取っ払って、まっさらな気持ちで挑みます! 炭治郎の個性のひとつは“優しさ”だと思うので、その部分も大切に演じていきたいです。

この作品には歌唱シーンもあるので、音楽活動をしてきた自分にしかできない炭治郎の歌を表現できたらいいなと思っています。歌うことはすごく楽しみです! あとは、殺陣もすごく楽しみですね。自分は、あまり打ち刀の殺陣をやってきたわけじゃないので、きちんとレッスンに通って、炭治郎の型をちゃんと体現できるようにしたいです。


――先ほどちょっとプレッシャーを感じてるとおっしゃっていたんですけど、不安に感じてることは?

戦闘シーンが多いと思うので、体力ですね(笑)。体力を落とさないために、腕立てや腹筋などの筋トレを家でしています。コロナ禍で、家で過ごすことが多くなったときに、めちゃくちゃ体力落ちたんです。その時は公園で縄跳びをやって、乗り切りました。

あとは声ですよね。炭治郎は叫ぶシーンが多そうで、喉を酷使するかもと思ってるので、しっかり発声の基礎が出来てないと公演期間中は持たないと思うので、その部分の心配はあります。

だから、体力的にも喉的にも肺が重要になってくるので、今は肺活量を鍛える『パワーブリーズ』というグッズもよく使っています。


原作の読者目線を意識しながらも、舞台だけの炭治郎を作り上げたい!
――原作ありきの作品を演じるにあたって、意識していることは?

とにかく原作を見る、読むことがすごく重要な気がしています。稽古の合間に原作のマンガや資料を確認しながら、“このシーンはこういう表情をしているのか”と参考にして、読者目線はすごく意識しますね。

でも、生身の人間が演じるからこそ、マンガやアニメとは違ったリアルな表現が必要になってくると思っているので、そのバランスはすごく考えています。

アニメのかけ合いの間や、声のトーンのままでやっても、届くものも届かなくなるんじゃないかなって思うんです。空間も違うし、人間がその場で体現しているわけなので、リアルさがあるからこそ、2.5次元の作品がおもしろくなるんじゃないかなって。だから、役づくりをする上で、原作はリスペクトさせていただきながらも、自分がやる意味や、自分なりに落とし込んでいくことも意識しています。

――最後に読者へのメッセージをお願いします!

炭治郎を演じられることがとても楽しみです! 原作ファンの方にも、舞台『鬼滅の刃』のファンの方々にも、納得いただけるような炭治郎を作っていきたいなと本気で思っておりますので、ぜひ観に来てください!

 

シャツ¥30800・パンツ¥29700 (ともにCULLNI)/シアン PR
 

Profile 
さかもとしょうご●1993年6月13日生まれ、兵庫県出身。2006年にドラマデビュー。2007年『ミュージカル テニスの王子様』で4代目・越前リョーマ役を演じ、注目を集める。その後、東京を離れて地元兵庫にて単身音楽活動を開始し、2014年に東京での活動を再開。2017年には、福山雅治プロデュース・両A面シングル『鼻声/しょっぱい涙』でメジャーデビューをはたす。俳優としても2018年にミュージカル『刀剣乱舞』へ出演。以後、音楽・舞台と幅広い活躍を続けている。

舞台「鬼滅の刃」其ノ肆 遊郭潜入

【原作】『鬼滅の刃』吾峠呼世晴 (集英社ジャンプ コミックス刊)

【脚本・演出】末満健一
【音楽】和田俊輔

【キャスト】
竈門炭治郎 阪本奨悟
竈門禰豆子 髙橋かれん

我妻善逸  植田圭輔
嘴平伊之助 佐藤祐吾

宇髄天元 辻 凌志朗

雛鶴 蛭薙ありさ
まきを 倉持聖菜
須磨 西葉瑞希
鯉夏花魁 梶川愛美

堕姫 佐竹莉奈
妓夫太郎 遠山裕介

産屋敷耀哉 廣瀬智紀
伊黒小芭内 宮本弘佑

鬼舞辻無惨 佐々木喜英

ほか

※禰豆子の「禰」は「ネ(しめすへん)」、鬼舞辻の「辻」は「一点しんにょう」が正式表記となります。

【公演期間・劇場】
大阪公演: 2023年11月12日(日)~19日(日) メルパルクホール大阪
東京公演: 2023年12月1日(金)~12月10日(日) TOKYO DOME CITY HALL

【PRESENT】阪本さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!

【応募方法】
① XでSeventeen公式アカウント(@SeventeenJP_mag)をフォローしてね。
② 記事の感想と、#ST_kimetsu のハッシュタグをつけてツイートしてね。
応募期限は11月10日(金)23:59まで! ※当選者にのみXのDMでご連絡します。

【当選通知】
・抽選の結果、プレゼントに当選された方には11月中旬までに本アカウントからダイレクトメッセージでご連絡します。
・ 当選時に本アカウントのフォローを外されていますと、当選が無効となりますのでご注意ください。
・当選の通知後から所定の期限までに返答がなかった場合は、当選が無効となりますのでご注意ください。
・賞品発送に必要な情報が不足している場合は、当選が無効になる可能性がございます。
・都合により当選のご連絡時期が多少遅れる場合もございます。あらかじめご了承ください。

【注意事項】
・以下の項目に同意いただいた方のみ、ご応募いただけます。
・ 本アカウントをフォローし、こちらの記事にコメントし、ダイレクトメッセージの受信を許可している方のみ応募が可能です。非公開アカウント(鍵付き)からはご応募できません。
・ 1名様による複数アカウントでのご応募はおやめください。
・ 本企画について本アカウント以外からDMを送信することはありません。なりすましにご注意ください。
・ 抽選結果にまつわるご質問、お問い合わせにはお答えできません。
・ キャンペーンや賞品に関するお問い合わせはお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。
・ 賞品の発送は日本国内のみとさせていただきます。
・ 当選の権利を他人に譲渡することはできません。
・ 転売行為、もしくは転売行為への加担は厳禁です。
・ 賞品の換金、交換はできません。
・ 本キャンペーンの内容は予告なく変更、または終了する場合があります。
・ 第三者が応募者の投稿内容を利用したことによって受けた損害については一切の保証をいたしかねます。

【個人情報の取扱いについて】
・ 当選者から取得した個人情報は、賞品の発送など本件に関する諸連絡に利用します。
・ いただいた個人情報は(株)集英社にて管理し、ご本人様の同意なしに業務委託先以外の第三者に開示・提供することはありません(法令などにより開示を求められた場合を除く)。

撮影/つぼいひろこ ヘア&メイク/木内真奈美(オティエ) スタイリスト/山田安莉沙 取材・文/宮平なつき

Seventeenの最新コンテンツを更新中!