エンターテイメント
2023.03.30

風早くんとの恋模様にキュン♡ ドラマ『君に届け』で爽子を演じる南沙良さんに直撃!

王道かつ伝説の青春ラブストーリー漫画『君に届け』(原作・椎名軽穂)が実写ドラマ化!クラスの人気者の男子と、”貞子”と呼ばれるクラスで浮きがちな女子との高校時代の恋の物語。JK理想の男子・風早くん(鈴鹿央士)との出会いで変わっていく爽子を演じるのは、南沙良さん。小学生の頃に原作を読んで、風早くんが大好きだったんだって♡

©椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京

Q. 以前から原作ファンだったとか。

「小中学生の時に読みました。風早くんが大好きでした(笑)。クラスで『君に届け』が流行っていたのでみんなが読んでて、風早くんカッコよすぎっ♡っていう話をずっとしてました。このお話をいただいてから、また読み直したんですけど、当時のことを思い出しながら、すっごく純粋に読んじゃってましたね(笑)。でも演じる上では、とにかく原作に忠実にできたらいいなと思って。爽子ちゃんのそのときどきの気持ちだったり表情や動きや、語尾とかも参考にしながら、セリフひとつひとをなるべく近づけるように頑張りました。

小中学生の時は、あまり深く考えずに読んでたかもしれないんですけど、今回読み返してみたら、友情とか恋とかいろんなことが繊細に描かれてることに気づきました。日常の中にあたりまえにあるものとか、幸せなこととかを実感できる作品だなとあらためて思いました」

 

Q. 鈴鹿くんが演じる風早くんはどうでしたか?

「笑顔の爽やかな鈴鹿さん演じる風早くん、ステキでした! 鈴鹿さんとは以前にご一緒させていただいたことがあったので、その安心感みたいなものがすごくありましたね。鈴鹿さんはマイペースというか、不思議な雰囲気を持っている方。すごく透明感があって、すごく柔らかな笑顔をされる方だから、すごく親しみやすいんです。その笑顔にすごく癒されたし、救われました。お芝居の面でも風早くんとしてすごく引っ張って下さったし、本当に風早くんでした(笑)」

「私も周りから暗いって言われることがあるので(笑)、そこが爽子ちゃんとの共通点かな」

 

Q. 爽子ちゃんの魅力はどんなところ?

「すごく純粋で、一見すると暗く見えるんですけど本当はすごく可愛らしい一面もあります。まっすぐで、自分の芯をしっかり持ってる女のコ。そういうところがすごく素敵だなと思いますし、お芝居していても楽しかったです。

私も周りから暗いって言われることがあるので(笑)、そこはちょっと共通点かなと思います。爽子ちゃんのように私も結構はっきり言うタイプではあるんですけど、爽子ちゃんほどのまっすぐさはなくて、ちょっとひねくれちゃうので、そこはちょっと違うかな(笑)。前半の爽子はあまり感情を出さないんですけど、その中でも何か自分の軸になるというか、芯みたいなものはしっかりと持ちつつ演じることを心がけました」

 

Q. もしいま風早くんみたいな人が近くに現れたらアタックしますか?

「、、できないです。待ちます(笑)。と言っても気づいてもらえるように目立つこともできないので、陰から見てると思います、はい(笑)」
 
 

「あやねちゃん、千鶴ちゃん、との3人のシーンは、原作を読んだときから好きなところです」

©椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京     

矢野あやね(久間田琳加)

©椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京    

吉田千鶴(中村里帆)

©椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京     

 胡桃沢梅(香音)

 

Q. 撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

「撮影したのはちょうど雪の時期で。監督とスタッフさん、出演者のみなさんとで雪合戦してましたね。誰が強かったかな? あんまり覚えてないですね。とにかくすごく寒かったことしか覚えてないです(笑)。私は緊張しちゃって自分から積極的にしゃべれずに、待っちゃう方なんです。でも、今回ご一緒した久間田琳加さん、中村里帆さん、香音ちゃんとは雑誌『nicola』で一緒にやっていたので面識もありましたし、すごく優しくしてくださいました!」

 

Q. 好きなシーンを教えてください!

「あやねちゃん(久間田琳加)、千鶴ちゃん(中村里帆)と爽子の3人のシーンは、原作読んだときもお芝居していても、どんどん距離が縮まっていくところが3人らしくてすごく素敵で好きなところです。風早くんとのシーンでも、席替えのとこ、体育祭のとこなどがすごく好きですね」

 

 

「キュンキュン度が高いので、女子同士で盛り上がるんじゃないかな」

 

Q. これまでもいろんな役を演じてますが、これからチャレンジしたいことは?

「いろいろな表現ができる人になりたいなと思っています。お芝居に関してはいろいろな役ができるようになりたいですし、お芝居以外のことだとしても何か表現するっていうことを忘れずにいたいなと思います。お芝居ではあまり自分の中で決めすぎない、考えすぎないことを心がけています。現場で吸収したり、相手から受け取ったものに対して新鮮なものを出せたらと思っています」

Q. 現場でコミュニケーションを取るのは得意?

「だめです(笑)。やっぱり待っちゃいます。でもちょっとずつちょっとずつ頑張ってます。私から相手に話しかける時はいつも『朝ごはん何食べましたか?』って聞くようにしてます。それが一番聞きやすいかなと思って。自分なりに考えた結果です(笑)」

Q. ではST読者にドラマの楽しみ方のアドバイスを!

「友情とか恋とかいろいろな要素が繊細に描かれたドラマです。それらをひとつひとつ楽しみながら、キュンキュンしていただけたらなと思います。キュンキュン度が高いので、女子同士で話が盛り上がるんじゃないかな」
 

©椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京

<ストーリー>
高校1年生の黒沼爽子(南沙良)は、長い黒髪と青白い肌から「貞子」というあだ名で呼ばれ、クラスから孤立していた。ひとりぼっちの学校生活をおくるなか、噂を気にせずに爽子に話しかける男子生徒が現れる。明るい性格で男女問わず人気を集めるクラスの中心人物、風早翔太(鈴鹿央士)だ。彼だけは爽子がクラスメイトのために嫌な作業を引き受けていることを知っていた。風早と接することで他のクラスメイトとも徐々に打ち解けていく爽子。夢だった高校生活を過ごしていくなかで、風早に対しての気持ちにも変化が訪れ…?

 

Netflixシリーズ『君に届け』


配信:3月30日(木)より、Netflixにて世界独占配信
原作:椎名軽穂『君に届け』(集英社「マーガレットコミックス」刊)
出演:南沙良 鈴木央士
        櫻井海音 久間田琳加 中村里帆 香音 鈴木康介・鈴木仁 / 犬飼貴丈
        安井順平 馬淵英里何 / 戸田菜穂 平山浩行・杉本哲太 / 三浦翔平
   
制作著作:テレビ東京
制作協力:ファインエンターテイメント
 

撮影/露木聡子 構成/鹿住恭子

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