どっちを選ぶの？！　ハラハラの展開の『ブラザー・トラップ』の山中柔太朗くんに直撃♡

元カレ・成瀬大和（塩野瑛久）との別れをちょい引きずっている立花あかり（久間田琳加）が、偶然にも元カレの弟・成瀬和泉（山中柔太朗）と付き合うことになった！　気持ちがモヤモヤしてる3人の繊細でピュアな恋の行方を描いた深夜ドラマ『ブラザー・トラップ』（TBS系）。

あかりにまっすぐな気持ちをぶつける和泉役の山中柔太朗くんが、超カッコいい♡　ラストに向けてのドラマもプライベートも気になる山中くんにお話聞いちゃった♪

和泉には意外に男な部分があると思うので、そこも意識しました

――和泉くんを演じるうえでどんな役作りをしたの？

「和泉はすごく友達思いで、あかりちゃん思いで、アニキ思いでもあります。そんな風に人を優先できるというところと、はっきり物事が言えるところが、和泉の魅力だなと思います。僕はあそこまで、はっきりと言うことは出来ないですね。オンエアを見てても“それ聞く？”と思うことがけっこうあるから。 “どういう気持ちでそれを聞くんだろう”と考えることもあって、そこは演じていて、難しかったです。

それに意外と男な部分があると思うので、そこも意識して演じました」

――あかりを演じている久間田琳加さんの印象は？

「本当に現場で、ずっとあかりの感じなんです。“かわいいな”ってずっと思ってました。疲れを感じさせないで、ずっとあの笑顔で、ニコニコして盛り上げてくれるんですよ。すごいと思いました。スタッフやキャスト、全員に愛される人なんだなと感じました。

ずっとあかりちゃんで居続けてくれるので、僕も和泉として、本当に頑張らなきゃと思っていました」

キスシーンは、全部恥ずかしかったです。。

――６話の指切りをしてのキスとか、２人の胸キュンシーンにドキドキです。

「あのキスシーンは風景がすごくキレイな場所で撮影したので、何か本当に自然に和泉の気持ちに入ったんだと思います。自分でも美しくてちょっとかわいいシーンになったなと思います。

でも、２人のキスシーンや仲良くするシーンは、全て恥ずかしかったです（笑）。でも、和泉がけっこううぶな感じなので、そこは、自分が緊張している、ありのままでお芝居したほうがいいのかなと思って演じていました。

顔が赤くなっているシーンも、顔赤くななれと思いながら、頑張りました」

――好きな人を巡り、兄弟の関係も危うい感じですが、２人のシーンで大事にしたことは？

「塩野さんは、目の鋭さというか、目で伝えてくる感じというのがすごいんですね。でも和泉はアニキと話すときは、目をあわさないんです。

でも、物語りの後半に、兄弟で面と向かって本音を話し合うシーンがあるんですけど、そこでは、しっかり目を見て、気持ちを、たくさん伝えるようにお芝居をしました。それはすごく思い出に残っているし、いいシーンだなと思っているので、ぜひ、楽しみにしていてください」

僕は追いたいタイプ。「本当に僕のこと好きなの？」っていう感じの人にひかれるかも

――山中くんは、このドラマのような、三角関係はあり？

「兄弟での三角形はなしですね。僕は、アニキと付き合っていたと知ったら、たぶん、僕は身を引いてしまうかな。

この物語のあかり、和泉、大和の3人は、すごく芯が強いと思います。好きな人にまっすぐに向かっていく気持ちがすごくあるんだなと感じています」

――プライベートでは、どんな女のコが気になる？

「アタックしてくれるコもうれしいですけど、実は追いたいタイプなので、押していても、ちょっと引く瞬間がある人というか、そうすると、追いたくなっちゃうことが多いです（笑）。

本当に僕のことを好きなの？　何考えているかわかんない…というような感じの人のほうが、好きになりやすいかもしれません」

中学の友達はこれからもずっと大切にしたい

――十代のころはどんな感じだったの？

「中学の時、部活をちゃんとやって、選抜合宿にも参加していました。とても楽しかったです。その頃の友達とは、今も地元に帰ったときは会っています。中学とかの友達って、ずっと友達だと思うんで、これからも大切にしたいなと思います」

――ST読者に学生時代にやっておいたほうがいいことのアドバイスをお願いします。

「学校を卒業すると、チームを組んで、みんなで目標に向かって本気で取り組むみたいなことが少なくなってきます。学生時代に、部活でも行事でもいいのですが、みんなで一緒に物事に取り組んで頑張る何かをやっておくと、楽しいと思います。

僕は戻れるなら、今でもそういうこと、すごくやりたいです。ひょっとして、嫌なこともあるかもしれないけど、そういうみんなとの時間をぜひ噛みしめて、楽しんでもらえたらいいなと思います」

M!LKでドームツアーをすることが目標です。

――今ハマってることは？

「サッカーが好きなので、海外サッカーを見ることと、ゲームです。次の日が休みだと、朝までやってしまうくらいゲームが好きで、それでリフレッシュします。インドア派で、ちょっと面倒くさがりなので、（笑）外に行くのは、仕事以外では、フットサルに行く時か、大好きな洋服を買いに行くことの２択です（笑）。」

――これからのお仕事の目標は？

「お芝居がすごく好きだなって改めて実感したので、続けていきたいなと思います。あと僕の人生の目標は、M!LKでドームツアーをすることなので、それに向けて頑張りたいです。このお芝居の仕事も“山中柔太朗”という僕をいろんなところに広げることかなと思っています。それがのちにM!LKの活動にも還元できたらいいなと思います」

――物語の後半に向けての見どころを！

「塩野くんが“後半から真の『ブラザー・トラップ』が始まる”と言っていたんですけど、本当にその通りだなと思っています。アニキとあかりちゃんがキスしちゃったり、ちょっと濃くなっていく3人の関係と、好きという思いがより強くなっていく姿が描かれます。この三角関係が、どう変わって、どう納得するかの葛藤にご注目いただきたいです。それに、もちろん胸キュンシーンもたくさんあるので、そこはぜひ楽しみにご覧ください」

これからますます、ヒートアップしていく３人の恋のドキドキを最後まで見届けてね！

PROFILE　　山中柔太朗　やまなか・じゅうたろう　２００１年１２月２３日生まれ。栃木県出身。特技はサッカー。趣味は衣装制作。俳優として、福岡恋愛白書17『おはようマドンナ』、MBSドラマ特区『恋と弾丸』、MBSドラマシャワー『飴色パラドックス』（2022）など、話題作に立て続けに出演し、今期大注目の若手俳優。３月からM!LK CONCERT TOUR 2023「CHECKMATE」の公演も控えている。