エンターテイメント
2022.03.18

石川雷蔵くん「男子だらけの撮影現場は、いいニオイがするんです♡」

顔面偏差値が高すぎた今季の人気ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』に出演、放送スタート前の配信イベントでSeventeen編集長のハートを射止めた(?)俳優・石川雷蔵くんにインタビュー! 明るくて、多趣味なイケメンだったよ!

ヒップホップ好きなところがそっくり!

ついに3/19の放送が最終回となるドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』で、石川くんが演じている“海成”はヒップホップ好き男子。

「実は僕も、中学のときに『高校生RAP選手権』にハマってからラップが好きなので、いつもヘッドホンをつけて音楽を聴いている海成はすごく演じてやすかったです。おバカでじっとしていられない性格もかなり似てる(笑)。僕、静かにしているのが本当に苦手なんですよ。気づいたら手を動かしてるくらいなので、この役の設定には助かってました!
 ヒップホップも好きだけど、プライベートで今いちばん聴いてる音楽はK-POP。気合いを入れたいときはEVERGLOWの『FIRST』。力強くてカッコいい曲なので、聴いてると自分自身が強い人になったような気持ちになります。映画『クローズZERO』を観た後と同じような状態に(笑)」

男子だらけの現場って…

「撮影現場にはいつも男子が20人近くいたけれど、むさ苦しさがまったくないんですよ! むしろすごくいいニオイがしていてびっくり(笑)。ずっとサッカーやバスケなどのチームスポーツをやっていたこともあって、男子だけが集まると汗くさいイメージがあったんですよね。でも、僕が知っていた男子集団とはまったくの別物でした(笑)。
 いっしょにいることが多かったのは“神宮源二郎”役の水沢林太郎くん。ウェブドラマ『17.3 about a sex』でも共演だったんですが、当時はあまりしゃべる時間がなくて。今回でぐっと仲良くなりました! 話す内容はたわいもないことばかりだけど(笑)。林太郎くんって、めちゃくちゃボケてくるタイプなんです。涼しい顔でどんどんボケてくるから、ツッコミが追いつかない(笑)。数秒たってから“え? さっきのおかしいよね?”ってツッコんでましたね。そんなドラマ『もしイケ』も、3月19日で最終回。いろんなハプニングや驚く展開がありましたが… まだまだ来ますよ! 予想もしなかったことが起きて、まさに笑って泣けるドラマになってます。観るとイヤなことを忘れられる作品なので、最後までお見逃しなく!」

“もしも”の世界に行けるなら?


「RPGに出てくるようなファンタジーの世界に行って、最強の勇者になりたいです! 僕自身は人をひっぱっていくタイプではなくて、わりとなんでもいいかな〜と思ってだれかの計画にいつものっかる感じなんです。アニメを観ていると、“俺についてこい!”っていう精神のキャラクターってカッコいいじゃないですか。そういう勇者みたいな人になって、あの強さがどこからくるのか体感してみたい。ただし、生まれたときから最強なキャラがいいです。ゼロから修行するのは大変そうなので(笑)」

「このコート、自分でリメイクしました」

「カーキのロングコートとチェックのジャケットを組み合わせてリメイクした私服です。このふたつを見た瞬間に、“チェックのジャケットの一部をカーキのコートにつけたら可愛いのでは?”とひらめいちゃって。思いつきでやってみたら意外とうまくできて、気に入ってます。小学生のころから裁縫が好きで、リメイクはかなり楽しい! これからさらにハマりそうな予感。ただ、服自体は着られればいいや、っていう興味のうすさなので… なかなかリメイクのアイデアが浮かばなくて困ってますね(笑)。このコートを作っているときに楽しかったのは、ジャケットからポケットを外す作業。端からプチプチと糸を解いていくのがめっちゃ気持ちよかったです!
 リメイク以外でハマっているのは筋トレ。家でもトレーニングができるように、重さが変えられるダンベル、ぶらさがり健康器、“インクラインベンチプレス”という器具まで購入した結果、部屋がジムみたいになりました(笑)。いちどハマると夢中になって、いろいろそろえたくなっちゃうんですよ」

Seventeenモデルとのエピソード♡


 ST㋲永瀬莉子秋田汐梨田鍋梨々花が主演をつとめたドラマ『17.3 about a sex』で、汐梨の彼氏“新田貴大”役だった石川くん。

 「とにかく3人の仲が本当によくて(笑)。ずっといっしょにいて、楽しそうにしゃべっていた印象があります。僕はちょっとはなれたところから、“今あいさつに行ってもいいのかな”とかタイミングをうかがってました。そういえば撮影の時期が真夏で、汗っかきな僕には大変でしたね。レストランのシーンで使った場所には空調がなかったりして。リハーサル中、むかいに座っていた永瀬さんと水沢くんが思わず吹き出すくらい、僕だけが汗だく(笑)。本番はなんとかこらえたけど、ふたりは一滴も汗をかいてなくてすごかったな…」

俳優として活躍の場を広げたい!

「僕は中2のときにオーディションを受けて今の事務所に入りました。俳優になりたいと思っていたわけではなくて、合格したらもらえる10万円の賞金がほしかったんです(笑)。そのとき、どうしてもPS4がほしくて… ゲットした賞金はちゃんとPS4になりました!
 そんなきっかけで始めた俳優というお仕事も、今はすごく楽しいです。『もしイケ』みたいに自分と似た役がくるとテンションが上がるし、テレビの画面や映画のスクリーンに自分が映ることも感動! 小さいころ、ただ目立ちたくて言っていた“テレビに出たい”って願望が、努力しだいでかなえられる環境にいることを実感しています。目標は、ドラマのメインキャストになること。それと、ひとつの仕事が終わって、次の仕事が決まるまでの期間が空かないようになることも目標。コンスタントに俳優業ができるように、日々精進していきたいです!」

Profile 
いしかわらいぞう●2003年9月10日生まれ、埼玉県出身。178cm。ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系 土曜夜11:00〜)に、“石川海成”役で出演。(所属事務所プロフィールページ
 

撮影/伊藤奈穂実 ヘアメイク/中軍裕美子 取材・文/上村祐子

Seventeenの最新コンテンツを更新中!