エンターテイメント
2021.03.20

実は「ミスセブンティーン」出身! 岡崎紗絵さんインタビュー

4/14まで応募受付中の『ミスセブンティーン2021』特別企画! この歴史あるオーディションから“STモデル”となり活躍した先輩たちにお話を聞きました。第1回は、ドラマ『パーフェクトワールド』や『教場Ⅱ』などで女優として大ブレイクしている岡崎紗絵さん(ミスセブンティーン2012)が登場!

応募のきっかけ

「高校1年生のときだったかな。ちょうどおしゃれにめざめた時期で、セブンティーンをはじめ、いろんなファッション誌を読んでいました。モデルさんってステキだな~っていう漠然としたあこがれはあったけど、なりかたもわからないし自分がなれるとも思っていませんでした。そんなある日、家族と外食をしていたらお店に居合わせたプロのカメラマンの方から声をかけていただいて。私の写真をモデル事務所に送ってくださり、そこからトントン拍子で所属することになったんです。そして事務所から『ミスセブンティーン』を受けてみない? と言われ、ただただびっくり。あのセブンティーン!? と興奮しながら挑戦することにしたんです」

オーディションの思い出

「オーディション自体はもちろん東京に来ることにも慣れていなかったので、それまで経験したことがないくらいに緊張しました。面接の順番を待っている間、緊迫感に耐えられず… まわりの子たちに、めちゃめちゃ話しかけたのを覚えています(笑)。“プリ帳”を見せあったりしていたら気持ちが少し落ち着いたなぁ。アガリ症の子は、ぜひまねしてみてください。
 同じ年に合格した(藤井)サチと(広瀬)すずとは、面接直後のカメラテスト会場で会っていたんですよ。たしかサチはメイクの席がとなりで、“うわ~かわいいな~”って見とれてました。そこでヘアメイクさんがやさしく接してくれたおかげで緊張が解けてきて、“とにかく全力でやりきろう!”とポジティブモードに。テスト撮影中、全力で変顔をして『ちょっとガチすぎるかな』って注意されたことが忘れられません(笑)。
 最終候補に残れただけでも奇跡だと思っていたので、合格には驚きしかなかったですね。連絡の電話を切ったあと、じわじわとうれしさがこみあげてきて、部屋の中で永遠に飛び跳ねてました。しばらくの間は夢見心地が続いていて、何かと顔がにやけるのをガマンするのがたいへんでした(笑)」

セブンティーンモデル時代

「印象に残っているのは、当時のおたよりページに登場した撮影。ミスセブンティーン2012の同期4人でおかっぱのカツラをかぶって、最初から最後まで大爆笑! 加入前は雑誌の撮影におしゃれで静かなイメージがあったのが、いい意味でぜんぜん違っていて(笑)。バレンタインやクリスマスのイベント企画の撮影も楽しかったし、お正月号のコスプレも盛り上がったなぁ。仕事というより部活のような感覚で、どの撮影も楽しかった思い出しかありません。
 お仕事の右も左もわからなかった私にとって、STの撮影でいっしょになった先輩方のお話もすごく勉強になりました。高2でデビューしたので、モデルを続けたいかどうかもわからないうちに進路を考えなくてはいけなくて。他にどんなお仕事をされているのか、ドラマ撮影の現場の雰囲気、セリフの覚えかたなどの話を聞くうちに、私もお芝居に興味を持つようになったんです。セブンティーンは、私の人生の始まりの場所と言っても過言ではないですね」

“ST㋲”を卒業してから

「本格的にお芝居を学びたい! と決心して、セブンティーンを卒業してすぐに上京しました。STモデル時代にもちょこっとだけドラマに出た経験があるから、演技の難しさはわかっていたつもりだけど… いや〜、想像よりもはるかにたいへんでした。壁にぶつかったときには、よくモデルになりたてのころを思い出していましたね。最初の半年くらいはガチガチに緊張していて笑顔ひとつ作るのにもあたふたしてたよな〜、それを乗り越えられたんだからきっと大丈夫! って前向きになれたんです。
 モデルのお仕事も続けたかったので、翌年に『Ray』の専属モデルになれたのはうれしかった。でも初撮影のときには現場の静けさにびっくりしましたね、セブンティーンが特殊だったんだって(笑)。去年は念願の表紙も飾ることができて、モデルとしての夢がひとつかないました。
 6年たって、ようやく落ち着いてお芝居に打ち込めるようになってきたのかなと。最近でいちばん印象的だったのは、ドラマ『教場Ⅱ』で人生初のショートカットに挑戦したことです。小さいころからずっとロングだったので、いざ切るときには心臓がバクバクで。そして近々、次のドラマの撮影が始まるんですが実はあるセブティーン出身の方と共演するんですよ! 楽しみにしていてください♡」

デジタル写真集「月刊#さえ沼」vol.1 ひとりじめ。/公式インスタグラム(@sae_okazaki)の投稿より

岡崎さんにとって“ミスセブンティーン”とは

「まさに人生の転機! ミスセブンティーンを受けることにしたその日から人生が180度、変わったと思います。合格していなかったら… と考えるたびに運の良さに感謝しています(笑)。ドラマや映画に出演するようになってからも、よくデビューのきっかけを聞かれるんですけれど、『ミスセブンティーンです』と言えることがすごく誇らしい。今もこれからも、セブンティーンはずっと大好きな自慢の“母校”です」

迷っているコへのメッセージを!

「応募するだけでも不安だし、私にはできない、と思っちゃう気持ちもわかります。でもね、何事もやってみないとわからない! もしダメだったとしてもそれはそれでいい経験だし、絶対に今後の強みになります。そう考えると、マイナスなことはひとつもないよね? 少しの勇気をふりしぼれば、人生が変わるかもしれない。そんなチャンスを逃すのはもったいないよー!」

おかざきさえ●1995年11月2日生まれ、愛知県出身。2015年に映画『脳漿炸裂ガール』でスクリーンデビュー。その後、映画やドラマに次々と出演し、演技力と存在感が話題に。2021年は映画『教場Ⅱ』や“月9”ドラマ『監察医 朝顔』に出演。雑誌『Ray』の専属モデルとしても活躍中。

動画でも応援してくれたよ!

しめきりは4/14(水)!
応募方法などの詳細はこちら
「ミスセブンティーン2021」特設サイト
https://st-channel.jp/missst2021/

撮影/山崎ユミ 構成/中西彩乃

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