エンターテイメント
2020.10.13

映画の世界がさらに楽しめる【注目の映画!原作小説&ノベライズ】

公開中の映画の原作小説、ノベライズを紹介! もう映画を観たコも、これから観るつもりなコも、観る予定がないコも、映画の世界観を頭に思い浮かべながら読めば、新しい読書体験につながりそう。

「小説」でつながれた正反対な2人

EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹くん&橋本環奈ちゃんW主演の実写版映画が公開中。中学生で小説家デビューしたけど、SNSでボロカスに言われて、ヒット作もない高校生作家・千谷一也。そんな一也のクラスに転校してきたのが、同い年の人気作家・小余綾詩凪。編集者からのミッションで、何もかも正反対の2人は合作小説を書くことに。”書くこと”をテーマにした青春ストーリー!

『小説の神様』相沢沙呼 ¥780/講談社

「家族」と「写真」にまつわる笑いと感動の実話

二宮和也さん主演映画の小説版。家族全員で消防士、レーサー、ヒーローなど家族が「やってみたかったこと」をテーマに、本気度高めのコスプレ! その「家族写真」で写真界の芥川賞といわれる有名な賞を受賞したのが写真家の浅田政志さん。受賞をきっかけに全国各地から家族写真撮影の依頼を受けるようになった浅田さんは、以前撮影した家族が心配になり、東日本大震災の被災地へ。そこで浅田さんが出会ったものは……。笑って泣ける映画の世界が、監督自身の手でそのまま小説に。

『浅田家!』中野量太 ¥630/徳間書店

「信じる気持ち」で誰もが幸せになる…?

映画で主人公のちひろを演じるのは芦田愛菜ちゃん。ちひろの両親は、病弱だったちひろを救いたい気持ちから「あやしい宗教」にのめり込んでいきます。愛情たっぷりに育ててくれた両親だけど、「信仰」によってちひろが中学生になるまでに家族の形はゆがんでいって……。そして、中3になったちひろにある出来事が!「自分だったらどうする?」を考えさせられる物語。

『星の子』今村夏子 ¥620/朝日新聞出版

構成/古川はる香

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