注目のPEOPLE☆浜辺美波さん　『あの花〜』のめんまちゃんが麻雀娘に!!

「撮影期間が1カ月だったんですけど、朝が早かったり、タイトなスケジュールで体力的にも精神的にも大変なときもありました。でも、清澄高校の部活動のメンバー（浅川梨奈［SUPER☆GiRLS］、廣田あいか［私立恵比寿中学］、古畑星夏、山田杏奈）といつも一緒にいたので、楽しく乗り越えられたと思ってます。５人で、空き時間はおしゃべりしたり、それぞれ自由気ままに過ごしていたので、居心地がよかったです。ムードメーカーは星夏ちゃん。場をまとめてくれたり、よく話題提供をしてくれました。星夏ちゃんは、おっちょこちょいですけど、言葉のチョイスが秀逸で、本当におもしろかったです。今日、（作品の取材のお仕事で）ひさしぶりに４人と会えたんです。撮影のときのように、みんなでワイワイお話できてうれしかったです！」

「似てないと思う部分がほとんどだったので、つかみどころがなくて、最初は咲を演じるのが難しかったです。でも、ショートカットのウィッグをかぶるとスイッチが入って、見た目も気持ちも咲になれる気がしました。ただ、ドラマや映画では描かれてないんですが、よく転ぶところが私と似てると思いました（笑）。私もよく転んで脚に傷や青あざができるので、撮影があるときはメイクさんなどに迷惑をかけちゃってます……。私自身の性格は、マイペースです。B型なんですけど、よく『B型っぽい』と言われます。あと、『ひとりっ子っぽい』『末っ子っぽい』とも。本当は長女なんですけどね。だから、もうちょっとしっかりしなきゃと思ってます（笑）。『長女っぽい』って言われたいです！」

「部活動の麻雀で全国大会を目指しているストーリーなので、スポ根っぽいところもありますし、麻雀の戦術や駆け引きなどがすごくカッコイイので、ワクワクできると思います！　咲を演じるために麻雀をイチから学んだのですが、思っていたよりルールもカンタンで、すぐに『おもしろいっ！』と思えたので、麻雀を知らないコでも楽しめる作品です」

「ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』ですね。長い期間しっかりとお芝居をしたのが、この作品が初めてだったので印象に残ってます。あと、いまでも『“めんま”をやっていたコ』って言っていただくことも多いんです。なので、“めんま”という役の存在の大きさをずっと感じてます。役柄で覚えてもらえることは、私の演技を見て心に残っていることでもあると思うのでうれしいです！」

「中学時代は吹奏楽部に所属していて、長期の休みもほぼ部活動をやっていたので、中学時代の思い出は、ほぼ部活動です。私はフルートを吹いてました。高校では、お仕事もあるので部活には所属してません。いまは勉強をするのが楽しいです。得意な科目は社会系、とくに地理が好きです。地方にロケに行くと、『この土地はこれが名産だったな〜』や『気温が高いから、これが栽培されてるんだな〜』とか勉強したことが生かされて楽しいです」

「本なら、東野圭吾さんの『マスカレード・ホテル』。主人公の女性がカッコイイんです。マンガなら、『ワンパンマン』や『終わりのセラフ』、『マギ』。少年・青年マンガが好きで、よく読んでます！」

「私服は、シンプルスタイルです。黒の洋服を着ることが多いです。『あの花〜』の撮影をしていたときに、（飯豊）まりえちゃんや（松井）愛莉ちゃんが黒の洋服を着ていて、『カッコイイ！』と思って、私も着るようになりました。今日のようなピンクなどの色のある洋服はお仕事で着られるので、そのときはいつもと違った自分として楽しんでます。セルフメイクは、最近始めたばかりです。作品の打ち上げ会に参加するときに、『すっぴんじゃダメだ』と思って。まゆをしっかり描いたり、赤いリップを買ったので、それをつけました。赤いリップをつけると気合いが入ります！　メイクをして楽しかったので、これからもっと勉強して楽しみたいです」

「セリフや行動を役によりそって考えて、しっかりとしたお芝居ができる女優になりたいです。あと、運動がニガテなんですけど、お芝居で走ることも多いので、転ばないように体力をつけたいなと思ってます」

はまべみなみ●2000年8月29日生まれ、石川県出身。‘11年 第7回『東宝シンデレラ』オーディションニュージェネレーション賞受賞。TBS ドラマ「咲-Saki-」（12月6日深夜25時28分～　※MBSでは12月4日深夜24時50分～）とTBS ドラマ「咲-Saki-」特別編（‘17年1月10日深夜25時43分～ ※MBSでは1月8日深夜25時05分～）に出演。待機作に、『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン！』（12月17日公開）、映画『咲-Saki-』（‘17年2月公開）、『君の膵臓をたべたい』（‘17年夏公開）など。

撮影／山﨑麻美　構成／宮平なつき