読書好きなら名前は知ってて当然。いち作品くらいは読んだことがあるはずの作家さんの最新作を紹介。最初の数ページ読んだら、そのまま一気に読み切っちゃいそうなどハマり作品ばかり。

25人の運命のドミノが交差しあう!

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去年実写映画にもなった『蜜蜂と遠雷』を書いた恩田陸さんの新作小説。中国・上海のホテル『青龍飯店』を舞台に、25人(+3匹?)それぞれの考えてることが重なって、思いもよらない事態に! ドミノが倒れていくときみたいに、勢いよく進んでいく運命から目が離せない‼『蜜蜂と遠雷』を読んだコは「恩田さんってこんな小説も書くんだ」とびっくりかも。ワクワク盛り上がるエンタメ小説☆
『ドミノin上海』恩田陸 ¥1700/KADOKAWA

高校生が謎を解く!人気シリーズ最新作

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米澤穂信さんといえば学校が舞台のミステリー小説も多く書いてるから「読んでる!」ってコも多いかも。そんな米澤さんの<小市民>シリーズで11年ぶりの新作登場。推理なんてしたくないのに、普通の高校生でいたいのに、なぜか事件に巻き込まれがちな小鳩くんと小佐内さんコンビは、今回も「ここにあるべきでない四番目のマカロンの謎」「マスタードが入った当たりのあげパンの行方」などスイーツがらみの問題を解決!
『巴里マカロンの謎』米澤穂信 ¥620/東京創元社

すべてを失った人が向かった先は…?

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竹宮ゆゆこさんはラノベ作家としてデビュー。その作品はアニメ化されて大ヒットも。ラノベ以外の作品を次々書いてて、最新作は大学を卒業したばかりの女性・富士が主人公。大学卒業したら結婚するはずだった相手から婚約破棄されて、結婚するつもりだったから当然就職先なんかない。どん底状態で偶然見つけたチラシにひかれて小さな劇団に向かうことに。劇団員を中心にキャラ立ちしすぎな人たちが登場。「生き方」とか「人生」について考えるきっかけに。
『いいからしばらく黙ってろ!』竹宮ゆゆこ ¥1700/KADOKAWA
構成/古川はる香