9月になって、学校で避難訓練をしたコもいるのでは。というのも、9月は防災月間なんです! 地震や台風などの自然災害、できることならあいたくないけど、起こったときのための対策をしておくことが運命を分けることも。コワイから知らんぷりじゃなくて、コワイからこそしっかり学んでおきたいよね。対策に役立つ本を紹介するよ!

いざというとき「生き残る人」がとる行動って!?

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災害にあったとき人がどんな心理になるかというと……不安から逃げるために「あきらめる」気持ちになることがあるんだって! その雰囲気にまきこまれてしまったら、助かるものも助からない!! 災害が起きたときに起こりがちな心理・行動、危険を避けるための家具の配置のしかたなど、防災のプロが伝えたい「大切な人を守るため&自分が生き延びるため」の知識がたくさん。家族みんなで読んでおくとよさそう!
『いつ大災害が起きても家族で生き延びる』小川光一 ¥1300/ワニブックス

災害時こそ、おいしいご飯を食べなくちゃ!

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みんなの家でも、災害に備えて食料を置いてたりするかな? 缶詰とかレトルトの「非常食」は、実際に食べてみるといつもの食事と違いすぎて、食べ続けるのが辛いというのは、被災した方からよく聞く話。この本では、ポリ袋で材料を混ぜるなど、料理ができない環境でも作れるおいしいごはんのレシピが紹介されてるよ。災害時だけじゃなく、料理するのが面倒なときにも使えるレシピなんだって!
『災害時に役立つ かんたん時短、「即食」レシピ もしもごはん』今泉マユ子 ¥1500/清流出版

自分が被災しない=「関係ない」ではないから

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こちらは被災地や被災者の支援について書かれた本。2011年の東日本大震災や今年の熊本地震など、どこかで大きな災害があると、自分とは直接関係がなくても「何かしたい!」って気持ちになるよね。現地に行く以外にも、募金したり、物資を送ったり、支援の形はいろいろ。どんなことができるのか、どんなふうに行動を起こせばいいのかを知ることで、自分ひとりだけじゃなく、友達と一緒にだったり、学校全体だったり、大きなパワーを生み出せるかも。
『災害支援手帖』荻上チキ ¥1200/木楽舎
構成/古川はる香