
先輩がご案内~♪ 理系大学生の高校時代と今
理系の学部は文系よりも必修科目が多めで、実験など実習授業もたくさん。4年生からは研究室に入って、その後大学院に進学する人が多いんだって! リケジョの先輩が、高校時代にしたことと今の生活について教えてくれたよ。
理工学部4年の理紗さんが教えてくれたよ

慶應義塾大学理工学部4年生。中高時代は附属校に在籍。「理系の学部のいいところは、考える力や組み立てる力が身につくところ。1年や2年で習う計算方法が、3年で設計をするときに役立ったりするんです。この楽しさは、理系の学部ならではだと思います」
[高校時代]♦研究室にアポを入れて見学

高1のときに担任の先生の紹介で、附属大の研究室を見学しました。オープンキャンパスではなく、自主的に。自分に合う研究室を見つけて、附属大への学部推薦を受けたいと決心できました。
[高校時代]♦自分のニガテを整理する
数学は問題集をといて、わからなかった公式だけをルーズリーフに書きうつしていました。試験前はそのメモを見返すだけでいいので、ラクでした。
[現在]♦課題の模型作りは家でも!
設計授業で、模型と図面を作製。どんな建物に誰が暮らすのか条件はありますが、正解はない。講義では完成したものを見せるので、模型作りは家での作業が多く……大変です(笑)。
[現在]♦就活を考えて授業を組み立て

先輩から"大学院に進まないなら3年の後期は就活するために時間が必要"と言われていて。3年の前期までにかなりの単位をとれるように講義を組みました。結果、3年の秋以降は就活に集中。
[現在]♦美術館の近くでアルバイト中!
『国立新美術館』や『森アーツセンターギャラリー』など、好きな展示をやる施設が多い六本木をバイト先にチョイス。この4年でかなりの展示を観に行くことができました!
理系は課題が多くて大変だけど、毎日が充実してそう!
撮影/齊藤晴香 構成/上村祐子