今年の夏こそ、恋がしたい♡ KISSがしたい♡って思ってるコ、集合! ST読者の体験談を紹介するよ。ドキドキが止まらない!

初恋の相手と8年越しのキスに 感動の涙♡

うちらのKISSストーリー part2の画像_1
ある日学校に行くと、同じクラスでバスケ部の橋本と康二が、ニヤニヤしながら「二ノ宮、今日すごいことが起こるぞ! 死ぬなよ」と言ってきたの。「なに???」って聞いても、ニヤけるだけで教えてくれない……。どうせたいしたことじゃないだろうと気にしないようにしてたの。でも昼休みになって、新展開が。橋本から「渡り廊下へ行くように」って指示があって、あやしく思いながらも行ってみたら……別のクラスで、バスケ部の藤田がいた! 彼とは小学校1年からのつきあいで、仲も良かったけど、いつもとちがう空気を感じて、急に緊張する私。藤田も緊張してて、なかなか話しはじめない……。やっと口を開いたと思ったら、「つきあってほしい」と! ちょっと待って! 藤田といえば、バスケ部のエースで、同級生はもちろん、先輩からも後輩からもモテモテの、東中イチのモテ男。そんな彼が、私と??? 急すぎて、返事ができないでいると、「返事は橋もっちゃんに伝えてくれればいいから」って言って走り去っちゃった。
ボウゼンとしながら教室へ戻ると、例の2人が、「なんですぐOKしないんだよ。こんなチャンス二度とないぞ!」とか、「藤田は、小1のときから二ノ宮のことが好きだったんだってよ」と。そんな話を聞いているうちに、私も自分の中にあった藤田への気持ちに、目を向ける勇気がわいてきた。っていうか、確かに私もずっと藤田のことが好きだったんだ。でも「つきあう」なんて、私にはまだ早いと思ってたから、わざわざその気持ちに注目することがなかっただけ。カンのいい橋本は、私を見て「オレから、OKだって伝えていいな?」って♡ その日から、目にうつる景色が急にキラキラしだしたの。バスケ部の藤田と、バレー部の私は、体育館でとなり同士で練習する日も多く、部活の時間が超ハッピーだった♪ 目が合うだけで、2人の間では、すごい"気持ち"のやりとりがあって、胸がいっぱいになった。初めていっしょに帰った日は、緊張してほとんどしゃべれなかったな。でも2か月くらいたって、いっしょに帰るのが"自然"になった頃、裏通りで信号待ちをしているときに、彼からキスを。あまりに自然な流れでそうなったものの、うれしさとはずかしさで、泣くつもりはないのに、涙があふれてきて……頭をなでながら心配してくれる彼に、私からぎゅーって抱きついちゃった♡ そんな初々しい初キスから2年……彼とは別れちゃったけど、心の中の"大切な思い出"です。
他にもST8月号にはキスの体験談やキスデータを掲載中。今すぐチェック!
イラスト/tim 構成/上野涼子