友達の前ではムリしてる。学校や家では親ウケを大事にしてる。正直「生きる」とか「自分らしく」って何なのかなあ…って病み気味なコ。そんなコに読んでほしい本を見つけたよ。新しい考え方を知ることで、生きるのがぐっとラクになるかも。素の「自分らしく」のまま生きていく方法は必ずあるはず!

「これが私!」って堂々としちゃっていいよね

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BTSファンから話題になった韓国のイラストレーター・作家さんが描いた本。自分はみじめで無力だと思ってたキムさんはたくさん本を読んだ結果「まわりからは価値のない人間だと思われても、自分を大切にして、自分らしく堂々と生きていけばいい」ってことに気づいたんだって。そんなキムさんによる「自分らしく生きていくため」に覚えておきたいヒントがいっぱい。「うまくまわりと合わせられない」って悩んでるコもラクになりそう。
『私は私のままで生きることにした』キム・スヒョン(著)、吉川南(訳) ¥1300/ワニブックス

「死ぬこと」と「生きること」は実はとっても近くにある

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34歳で血液のがんだと診断された写真家の幡野さんが、同じようにがんと闘った人、家族をがんで亡くした人、自殺願望のあった人に取材。「死ぬこと」を考えると、必ず「生きること」も考えることになる。自分もまわりの大切な人たちもいつ人生が終わってしまうかは正直わからないけど、いつか来る「別れ」を考えて、そのときに後悔がないように生きていきたいよね。
『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』幡野広志 ¥1500/ポプラ社

うまく「キレる」人が一番トクをする?

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自分がキレやすくて困ってるコもいるだろうし、家族や友達、先生がすぐキレるのがしんどいってコもいるはず。どうして人は「キレ」ちゃうのか、キレる人、キレる自分とはどうつきあっていったらいいのかを、脳科学から分析してる本。いつでも穏やかにニコニコしてるほうがいいような気もするけど、「キレる」のが絶対NGってわけじゃない。自分が生きやすくなるために上手にキレるコツもわかるよ!
『キレる! 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」』中野信子 ¥780/小学館
構成/古川はる香