7月10日は大きな記念になる日。それは、選挙権を持つ年齢が20歳から18歳に引き下げられて初めての選挙の日だから。投票券が届いたみんなはもう投票する候補者・政党は決められたかな? 正直選挙のこと、政治のことをどう考えていいかわからないなら、今からでも遅くないよ! ここで紹介する本を読めば、ヒントが見つかるはず。

「何がわかんないかわかんない」だったらココから

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政治とか選挙とか聞くだけで「ムリムリムリ!!」ってなっちゃうなら、まずこの本で♡ 選挙でよく聞く「政策」ってどういう意味?「政党」って結局何のためにある? 候補者はどうやって選ぶ? 政治に詳しい新聞記者さんたちが、そんなキホンからわかりやすく、おもしろく解説してくれます。
『18歳からの政治入門』日本経済新聞政治部(編) ¥1400/日本経済新聞出版社

同世代だから、伝わることもあるよね

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中3のときに会社を作って社長になった椎木里佳さんも、現在18歳で今回選挙デビューするひとり。そんな里佳さんが、蓮舫さんなど現役の国会議員さんに政治についての疑問をインタビューしちゃいます。同世代の里佳さんだから、大人どうしのムズカシイ話じゃなく、うちらが気になることをズバリ聞いてくれるよ。
『大人たちには任せておけない!政治のこと-18歳社長が斬る、政治の疑問』椎木里佳 ¥1300/マガジンハウス

あなたの知らない日本が、見えてくるかもしれない

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「なんだかんだ言ったって、日本は平和な国でしょ?」「このままいけばどうにかなるんじゃない?」本当にそうなのかな? ちょっとでも疑問に思うなら、この本を開いてみてほしい。元新聞記者でアフロの稲垣えみ子さん、20歳の映画監督・仲村颯悟さん、脳科学者の茂木健一郎さんなど30名から寄せられた「今の日本」についての本気のメッセージが読めるから。監修は、ST7月号の『18歳からの選挙権』特集にも登場してくれた津田大介さんだよ。
『はじめて投票するあなたへ、どうしても伝えておきたいことがあります。』津田大介(監修) ¥1400/ブルーシープ
文/古川はる香