話題のあの映画、原作本もマストでチェック☆【映画原作本】
春休みは終わったけど、気になる映画がゾクゾク公開中&公開間近。やっぱ原作がある映画って、原作も読んでみて、映画も観てみて、それぞれのいいとこ比べたくなるよね。注目作品の原作マンガと小説はこちら!!
怪物系男子と出会って冷血女子の日常が変わる!
雫の隣の席は、入学式の日に上級生3人と流血事件を起こして、停学になった吉田くん。自分の成績と将来のことにしか興味がなかった雫がいろいろあってプリントを届けに行くと、なぜか「友達」認定されることに。最初は「コワイ!」「ヤバイ!」と思ってた雫も、吉田くんの純粋さや誠実さを知って気持ちが変わって……。ピュア&不器用な2人の恋にムズムズ!! コミックスは全13巻。映画は吉田=菅田将暉くん、雫=土屋太鳳ちゃんで、4/27公開だよ。
『となりの怪物くん』1巻 ろびこ ¥429/講談社
フツウのおじいちゃんが世界を救う
このマンガの主人公は妻と子ども2人がいる58歳のサラリーマン・犬屋敷さん。家にも会社にも居場所がなくて悲しい感じ……。そんな犬屋敷さんがある出来事をきっかけに機械の体に生まれ変わった! 同じ機械の体になって、思うままに人を殺していく高校生・獅子神を止められるのは犬屋敷さんだけ!! 見た目フツウのおじいちゃんが空を飛んで戦う姿、ギャップあってカッコいい。犬屋敷さんを応援しながらコミックス全10巻読み切っちゃう。映画は4/20公開。犬屋敷さんは木梨憲武さんが、獅子神は佐藤健さんが演じてるよ。
『いぬやしき』1巻 奥浩哉 ¥590/講談社
親友の2人が奏でるハーモニーのゆくえは!?
4/21公開のアニメーション映画『リズと青い鳥』の原作小説。吹部が舞台の人気シリーズだよ。映画ではオーボエ担当のみぞれと、フルートを担当する希美の関係をクローズアップ。3年生にとっては高校生活最後のコンクール、自由曲にはオーボエとフルートが掛け合うソロパートがあるけど、親友のはずのみぞれと希美の掛け合いがなぜかかみあわず。何か理由があるの? 吹部のコはもちろん、そうじゃないコも共感できる部分が。小説は前後編発売中。
『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏学部、波乱の第二楽章 前編』 武田綾乃 ¥630/宝島社
人は「週刊誌」でサバイバルできるのか
いきなり無人島に取り残された男。砂浜で見つけたのは一冊の週刊誌。週刊誌っていうのは、芸能人とか政治家のスキャンダルがいっぱい載ってるオジサンがよく読む雑誌。男は週刊誌を読んで妄想をしながら助けを待つことに。って、妄想して助け待つだけでやっていけんの!? シュールすぎる! 公開中の映画で主人公を演じてるのはピースの又吉さん。ひたすら「何も起きない」感じを楽しんで。
『海辺の週刊大衆』せきしろ ¥583/双葉文庫
構成/古川はる香