やっぱ「アイドル」っていいよね♡【アイドルにハマる本】
突然ですが好きなアイドルはいますか? ステージで歌ったり踊ったり演技したり頑張ってるアイドルって男のコも女のコもキラキラしてる☆ 応援したくなっちゃうんだよね~。そんな気持ちのわかりみがすごい人も、そーじゃない人も、アイドルの世界のオモテ&ウラがのぞけるマンガや小説を読めば、キラキラしてる理由や、ハマってドルオタになる人がいる理由がわかるはず♡
宇宙人がトップアイドルを本気で目指す!
「アイドルになったら地球征服できんじゃね?」と本気でアイドルを目指すことにしたのは、実は宇宙人な隊長・イチイ・ニイ・サイ。『ジャノン・スーパーボーイ・コンテスト』に応募してみたり、『力士の貴公子ミュージカル(通称リキミュ)』オーディションを受けてみたりして、じわじわステップアップしていくことに。「応援してるアイドルも、こんなことで悩んでるのかも!?」と思っちゃうほど裏側がリアル!! 全4巻読み終わる頃にはアイドル愛が増しそう。ただいま志尊淳くんが隊長役で実写版ドラマ放送中。夏には映画も公開されるよ。
『ドルメンX』1巻 高木ユーナ ¥630/小学館
アイドルが見せる「生き方」に心がつかまれる!
朝井リョウさんが描くアイドルがテーマの小説。主人公は「武道館ライブ」を合言葉に活動する女性アイドルグループ「NEXT YOU」。ほかのグループとはちがうスタイルの握手会をやったり、ひとつの曲に振り付けを2パターンつけたり、いろんなやり方で人気と知名度をアップして、一歩ずつ目標に近づいていく彼女たち。でも、知名度がアップすることで増えるのは応援の声だけじゃなくて……。「アイドル」がキラキラしてるのは、真剣な「生き方」を見せてくれてるからなのかも。
『武道館』朝井リョウ ¥670/文藝春秋
誰もが自分だけの「ステージ」を持ってる
テレビにはあんまり出ないで、小さい会場でのライブ活動を続けるのが「地下アイドル」。地下アイドルの「自分だけ知ってる」感がたまんないって人も結構いるみたい。40代女子の夏美もそのひとり。そんな夏美が地下アイドルのプロデュースを担当することに! 集まったメンバーは、所属してたグループが解散しちゃったカエデ、女装してライブに通う翼、いじめられっ子の瑞穂、自分に自信が持てない愛梨。っていうある意味キャラ立ちした4人。それぞれが自分の居場所を探していく姿に共感できる青春連作小説。
『地下にうごめく星』渡辺優 ¥1400/集英社
構成/古川はる香