卒業、クラス替え、引っ越し……、いろいろな別れが詰まっている3月。4月の新生活に向け、"サヨナラ"したいこともたくさん。"サヨナラ"嫌いなまりえが、まとめてアドバイスするよ!

1年間限定で学校にいた先生が、いなくなってしまうんです。先生のために何かしたいけど思いつきません!

飯豊まりえちゃんに「サヨナラ」に関するおの画像_1
お手紙! 「言葉を伝える」っていうのが、いちばんの贈り物だと思う。手紙にすれば、モノとして形も残るし、ばっちりだよ。サプライズ感を出したいなら、みんなからお手紙を集めて、ひとつのアルバムにすればいい。今からでもその先生の授業中に写真を撮って、いっしょにまとめるといいね。先生が学校にいるうちにしか撮れないものだから、すごくいいと思うよ。サプライズで飾りつけをしたりはそのあとかな。だって、飾りは終わったら捨てちゃうものだもん。あと、お手紙を書くときには自分の写真を添えること。先生は、これからもたくさんの生徒に会うと思う。何年か先に、先生がお手紙を読み返したときに「このコからもらった手紙」ってはっきり思い出してもらうために、写真はマストだと思うな。お手紙を書くときは「自分だったらどんなことを言われたらうれしいか」って考えながら書いてね。ステキなお手紙になると思います!
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部屋がすごく散らかってる! でも、思い出深いものだけじゃなく、そうでないものも捨てられないんです。

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捨てるのがもったいないと思っちゃう気持ち、わかる。まずね、思い出があるわけじゃないのに、「いつか使うかも」と思ってとってあるものは、1か月使わなかったら捨てること。とっておいてみても、やっぱり使わないんだったらそれは必要のないものだから。そして思い出深いものは、大きな箱に入れてしまいましょう。外に出てると、整理されてない感じに見えちゃうから、目につかないようにするといいよ! 家に帰ってきたときに、部屋がスッキリしてて気持ちいい状態なら、捨てなくてもいいんだから。それでもダメなら……親の部屋に置いてもらっちゃおう(笑)。

失敗や後悔をずっと引きずってしまうタイプです。どうやったら前向きに進んでいくことができますか?

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「引きずらないようにしよう」なんて思わなくていいんじゃない? 私は、失敗したことは絶対忘れないけどな。「また失敗したらどうしよう」じゃなくて、「失敗から学んだことを生かせば、そのときより悪い結果になることはない!」って思えば、失敗を忘れなくても前向きに進めるんじゃないかな。何事も"場数"がすごく大事だと思うの。経験って、自然と染みついていくものだから、何回もやっているとできるようになってくるんだよね。私も、昔は「台本覚えなきゃ!」って必死にならないとダメだったけど、最近は前ほど読まなくても覚えられるようになったよ。悔しいって思う気持ちは成長の証だと思って、またがんばればいい。いつかはできるようになるから、焦らない。部活みたいな、大会や本番があるものなら練習も大事だよ。「こんなにたくさん練習したから、本番は絶対に大丈夫」って余裕を持てるまでとことん練習すること。きっとこれで、うまくいきます。がんばってね。
撮影/花盛友里 スタイリスト/高野麻子 ヘア&メイク/長坂賢 モデル/飯豊まりえ(STモデル) 文/東美希 撮影協力/AWABEES