子どもじゃなくてもハマっちゃう!【絵本の世界】
「絵本」ってゆーと、赤ちゃんとか子ども向けって思うけど、大人や中高校生が読んでもハマっちゃうようなおもしろい絵本が最近増えてマス。シンプルで短い言葉で書かれてるはずが、笑いのツボにヒットする絵本。見た目もオシャレ感あってインスタ映えにも役立ちそう⁉
あなたは「おしたい」誘惑に勝てるか!?
この絵本にはとっても重要なひとつのルールが。それは「このボタンを押しちゃダメ」ってこと。学校の非常ボタンを必ず押す人がいるように「押しちゃダメ」って言われたら押したくなるのが人の心理ってモノ。謎のモンスターが「おしちゃおうか?」って誘惑してくるけど、ここはコドモに戻って欲望のままに押しちゃえ(笑)。押した結果何が起きるかは読んでのオタノシミ。
『ぜったいに おしちゃダメ?』ビル・コッター ¥980/サンクチュアリ出版
文字しかないのに、なぜか笑っちゃう!
タイトルの通り「絵」がひとつもないのがこの絵本の特徴。「字ばっかりの本なんてつまんないでしょ?」ってコは、だまされたと思って読んでみて!! 本当に文字しか書いてない本なのに、声に出して読んでみると、最後まで笑わないとかムリ!!! なんでそうなるのかは読んだ人にしかわからない。これ超気になるでしょ⁉
『えがない えほん』B・J・ノヴァク(著)、大友剛(翻訳) ¥1300/早川書房
1歳半の行動、かわいすぎるぅ♡
1歳半くらいの赤ちゃんのやりがちなことをひたすら紹介した絵本。「赤ちゃん」っていっても、もう立ったり歩いたりできる「いっさいはん」の行動は「どうしてこうなった⁉」の連続。表紙にもなってる食事中にもまさかの事件が発生しがち。年の離れた弟・妹とかいとことか、身近に赤ちゃんがいるコには「あるある」が止まらないはず。将来ママになったときにも役に立つかも。
『いっさいはん』minchi ¥1200/岩崎書店
構成/古川はる香